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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
車両が坂にある場合でも同じように誤差が生じます。
車両前方に立体物があるとき
車両前端線は水平な路面を基準に表示されているため、 画面に映っている立体物との距離
は実際とは異なります。
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画質調整
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サイドモニターの画質調整は必ず車両停止中に行う。
運転中にサイドモニターの画質を調整しないでください。車両走行中に、 明
るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 および色合いなどサイドモニターの画質調
整を行うと、 車両操作の妨げになり思わぬ事故につながるおそれがあります。
モニタースイッチを押したときに、 画質調整をすることができます。
調整項目には、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合い、 の 4 種類があります。調整
するときは車両の周囲を十分に確認してください。
1. 画面のを選択して、 タブを表示します。
2. 目的の項目のタブを選択します。
3. スライダを使用して明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合いを調整します。
リセットする場合は、 リセットボタンを押します。
4. 画面のを選択して、 タブを閉じます。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
バックガイドモニター
バックガイドモニターは、 車両後方の映像上に映し出したガイド線で、 車の後退を補助す
るシステムです。
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必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転する。
バックガイドモニターはあくまでも車の後退操作を行なうための補助装置で
す。画面に映し出されている映像は実際の状況とは異なることがあります。
バックガイドモニターを過信して後退すると障害物に接触したり、 思わぬ事
故につながるおそれがあります。
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次のような状況では危険ですので、 バックガイドモニターを使用しないでく
ださい。
●凍結した滑りやすい路面や雪道
●タイヤチェーン・応急用タイヤを使用しているとき
●リアゲートが完全に閉まっていないとき
●坂道などの平坦でない道路
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ディスプレイが冷えているとき、 映像が尾を引いたり、 画面が通常よりも暗
くなり、 車両周辺の状況を確認しにくくなる場合があります。必ず後方およ
び周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
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カメラ部に強い衝撃を与えないでください。カメラの位置や取り付け角度が
ずれるおそれがあります。
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カメラ部は防水構造となっていますので、 分解、 改造、 取りはずしをしない
でください。
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カメラのカバーは樹脂ですので、 油膜取り剤、 有機溶剤、 ワックス、 ガラスコー
ト剤などを付着させないでください。付着したときは、 すぐにやわらかい布
等でふき取ってください。
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カメラのカバーを強くこすったり、 研磨剤や硬いブラシなどでみがいたりし
ないでください。カバーまたはレンズが傷つき、 映像に悪影響をおよぼすお
それがあります。
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●カメラのレンズに水滴や雪、 泥などがついているときは、 やわらかい布等でふき
取ってください。よごれがひどい場合は、 中性洗剤で洗い流してください。
●車両後部を接触したときは、 カメラ( 位置、 取り付け角度 )がずれているおそれ
があります。必ずマツダ販売店で確認を行なってください。
●寒いときにお湯をかけるなど、 カメラ部に急激な温度変化をあたえるとバックガ
イドモニターが正常に作動しなくなるおそれがあります。
●バッテリーの電圧が低いときや、 アイドリングストップが再始動するときに画面
が見えにくくなることがありますが、 異常ではありません。
●ディスプレイに「映像信号を受信できません。」と表示されたときは、 カメラ等
の故障が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
バックガイドモニター表示位置
センターディスプレイに表示します。
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モニターの明るさは自動で調整されます。
バックガイドモニターに切り替えるには
電源ポジションが ON のとき、 セレクトレバーを R に入れるとバックガイドモニターに
切り替わります。
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バックガイドモニター作動前にサイドモニターを表示していた場合、 セレクトレバー
を R 以外の位置に入れると、 サイドモニター画面にもどります。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
画面に映し出される範囲
車両後方の映像を映し出して駐・停車時に障害物や車間距離を確認するときの補助として
ご使用ください。
車両後部に設置されたカメラから、 ほぼ水平に映し出します。
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快適装備の
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お手入れの
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●自車の状況や路面状況により、 映し出される範囲は異なります。
●カメラが映す範囲には限界があります。バンパーの下にあるものやバンパーの両
端付近は映りません。
●バックガイドモニターのカメラは特殊なレンズを使用しているため、 画面に映る
映像の距離間隔は実際の距離とは異なります。
●バックガイドモニターは鏡面画像になっています。
●装備によってはカメラに写りこむ場合があります。カメラの視野に影響をおよぼ
すもの(視野を遮るもの、 光を発するもの、 光沢素材でできたものなど ) は取り
付けないでください。
●次のような状況では、 画面が見づらくなることがありますが、 故障ではありませ
ん。
•夜間など暗いところ
•レンズ付近の温度が高い / 低いとき
•雨天時など、 カメラに水滴がついたときや湿度が高いとき
•カメラ付近に泥などの異物がついたとき
•太陽やヘッドランプなどの光がカメラのレンズに直接当たったとき
画面の見方
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車幅延長線( 黄色 )
●車幅の延長の目安を示すライン
距離目安線
●車両後方の距離( バンパー後端から )を示すライン
•赤色のラインは約 0.5m 先を示します。
•黄色のラインは約 1m 先を示します。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
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バックガイドモニターを使って駐車する方法は、駐車時の道路事情、路面状況、
自車の状況によって違います。ハンドル操作のタイミング、 操作量は状況に
よって異なりますので、 周囲を直接確認しながら状況に合わせた操作を行なっ
てください。また、 操作を行なう前は、 必ず駐車スペースに車両が駐車でき
るかを確認してください。
ŒÝ
次に示す状況は、 ハンドルを右側にまわして後退し、 駐車する例を示しています。逆
方向から後退し駐車するときは、 左右が逆になります。
1. セレクトレバーを R の位置にし、 バックガイドモニターを表示します。
2. 車両が駐車スペースの中に入るようにハンドル操作を行ない後退します。
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CX-5_Kス_初版.indb 3422016/11/08 18:48:39
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前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
3.
車両が駐車スペース内にはいったら、 車幅延長線と駐車スペース左右の間隔が、 車両
付近の位置で同じくらいになるようにハンドルを操作して、 ゆっくり後退します。
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4. 車幅延長線と駐車スペースが平行になるようにハンドルを操作します。
5. 平行になったら、 ハンドルを直進状態にして、 ゆっくり後退します。周囲の状況を十
分に確認し、 最適な位置で停止します。
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CX-5_Kス_初版.indb 3432016/11/08 18:48:40
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
ŒÝ
●駐車スペースに区画線がある場合は、 区画線と車幅延長線が平行になったら、 ハ
ンドルを直進状態にしてください。
●駐車するときは、 次のように画面に映し出される映像と実際の状況は異なること
がありますので、 必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転してくださ
い。
•画面に映し出される駐車スペース(車庫など ) の後端と距離目安線が平行に見
えていても、 実際には平行ではないことがあります。
•駐車場の区画線が片側しかないときは、 区画線と車幅延長線が平行に見えてい
ても、 実際には平行ではないことがあります。
実際の画面と路面の誤差
実際の路面と画面上の路面とでは距離に誤差が生じます。距離感の誤差は事故につながる
おそれがありますので、 次のような誤差の起こりやすい状況を確認しておいてください。
人や荷物の重みで車が傾いているとき
車両が傾いて後部が下がっているときは、 カメラに映る障害物は車体後部からの距離が実
際よりも遠くにあるように見えます。
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