Page 177 of 702
137
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
¯Ôn ©”
Ó¿
³áØ »ï
µ» ”Ä
3. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅中
に、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れ
ます。
4. プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が点灯に変わったら 、 プッシュボタンスター
トを押します。
ŒÝ
●ブレーキペダルをいっぱいに踏み込まないとエンジンが始動しないようになって
います。
●プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、 プッシュボタンスタートの表
示灯( 橙 )が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、
ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。
●キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、 ロックスイッチ側を上に
して、 ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタン
を押してしまうとエンジンが始動することがあります。
●プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が 点灯しない場合は、 最初から操作を行
なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
●電源ポジションの切り替えを行なう場合は、 プッシュボタンスタートの表示灯
( 緑 )が点灯に変わったあと、 ブレーキペダルを放してからプッシュボタンスター
トを押してください。電源ポジションが ACC、 ON、 OFF の順に切り替わります。
なお、 電源ポジションが OFF になると、 それ以降は電源ポジションの切り替え
ができませんので、 エンジンを始動する場合は最初から操作を行なってください。
CX-5_Kス_初版.indb 1372016/11/08 18:46:06
Page 178 of 702
138
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
エンジンの停止
1. セレクトレバーを P の位置にします。
2. プッシュボタンスタートを押します。エンジンが停止し、 電源ポジションが OFF に
なります。
«™
Ð 緊急時以外は、 走行中にエンジンを停止しないでください。
žc ”
車から離れるときは、 電源ポジションが OFF になっていることを確認して
ください。
ŒÝ
●キーの電池容量について
電源ポジションを ON から ACC または OFF にしたとき、 キーの電池容量が少
なくなっていることを感知したら、 メーター内の KEY 表示灯( 緑 )が点滅 、ま
たはマルチインフォメーションディスプレイに KEY 警告表示が表示されます。
新しい電池と交換してください。
→555ページ「キー」
●電源ポジションについて
セレクトレバーが P 以外の位置のときに、 プッシュボタンスタートを押してエン
ジンを停止させると、 電源ポジションは ACC になります。
●電源ポジションを OFF にせずに車から離れると
メーター内の KEY 警告表示灯( 赤 )が点滅 、またはマルチインフォメーション
ディスプレイに KEY 警告表示が表示され、 警告チャイムが鳴ります。
→620ページ「チャイムがなったときは」
(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
●エンジンルームの冷却について
エンジンルームを早期に冷却するため、電源ポジションを ON から OFF にしても、
エアコンの ON/OFF にかかわらずクーリングファンが数分間回転することがあ
ります。
緊急エンジン停止
車両が停止していなくてもプッシュボタンスタートを押し続ける、 または素早く何度も押
すとエンジンが停止します。電源ポジションは ACC になります。
CX-5_Kス_初版.indb 1382016/11/08 18:46:06
Page 179 of 702
139
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
i-stop について
i-stop( アイ ・ ストップ )は、 燃費向上 ・ 排気ガスの低減 ・ アイドリング騒音低下のため、
信号待ちや渋滞などで車両を停止させたとき、 自動でエンジンを停止 ・ 再始動させる機能
です。
アイドリングストップ ・ 再始動
ŒÝ
●次の条件のときに、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯します。
•走行中にアイドリングストップする条件を満たしたとき
•アイドリングストップ中のとき
●エンジンが再始動すると、 i-stop 表示灯( 緑 )が消灯します。
( オートホールドおよびマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール ( 全車
速追従機能付 ) (MRCC ( 全車速追従機能付 )) を使用していないとき )
1. 走行状態(R レンジ、 M レンジの 2 速固定モード時以外 )からブレーキペダルを踏ん
で停車すると、 アイドリングストップします。
2. セレクトレバーが D/M(2速固定モードではない ) レンジでブレーキペダルから足を
放すと、 自動でエンジンが再始動します。
3. セレクトレバーが N または P レンジでは、 ブレーキペダルから足を放しても自動で
エンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、 セレクトレバーを D/
M(2 速固定モードではない )またはR レンジへ操作すると再始動します。( 安全の
ため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必ずブレーキペ
ダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
CX-5_Kス_初版.indb 1392016/11/08 18:46:07
Page 180 of 702
140
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
( オートホールドによって停車したとき )
1. 走行状態(R レンジ、 M レンジの 2 速固定モード時以外 )からブレーキペダルを踏
んで停車するとアイドリングストップし、ブレーキから足を放してもアイドリングス
トップが継続します。
2. セレクトレバーが D/M(2速固定モードではない ) レンジでアクセルを踏むと、自動
でエンジンが再始動します。
3. セレクトレバーが N または P レンジでは、 ブレーキペダルから足を放しても自動で
エンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、 セレクトレバーを D/
M(2 速固定モードではない )またはR レンジへ操作すると再始動します。( 安全の
ため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必ずブレーキペ
ダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
( マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール ( 全車速追従機能付 ) (MRCC
( 全車速追従機能付 )) の停止保持制御によって停車したとき )
1. マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付 )( MRCC( 全車速
追従機能付 ))の停止保持制御によって停車すると、アイドリングストップします。
2. マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付 )( MRCC( 全車速
追従機能付 ))の停止保持制御によって停車しているときに、クルーズコントロールス
イッチの RES スイッチを押す、 またはセレクトレバーが D/M(2 速固定モードでは
ない )レンジでアクセルを踏むと、自動でエンジンが再始動します。
CX-5_Kス_初版.indb 1402016/11/08 18:46:07
Page 181 of 702
141
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
作動条件
作動するとき
次の条件のとき i-stop 表示灯( 緑 )が点灯して、 アイドリングストップします。
●(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
エンジン暖機後
●(SKYACTIV-D 2.2)
•エンジン冷間以外
•定期的に自動で実施される燃料噴射量学習が行われていないとき
●エンジンを始動し、 一度走行したあと
●ボンネットを閉めて、 エンジンを始動したとき
●曇り取りスイッチが OFF の状態のとき
●エアコンの温度設定ダイヤルが最大暖房または最大冷房(A/CON)以外の位置になっ
ているとき
●車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致しているとき
●i-stop 警告灯( 橙 )が点灯 / 点滅していないとき
●キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの機能が正常なとき
●ブレーキ負圧が十分に高いとき
●ハンドルを操作していないとき
●車両が停車しているとき
●セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジのとき
●オートマチックトランスミッションフルードが十分に暖まっているとき
●オートマチックトランスミッションフルードの温度が異常に高くないとき
●ハンドルがほぼ直進状態のとき( 直進状態にしていてもハンドルに力をかけていると
アイドリングストップしない場合があります。アイドリングストップさせたいときは、
ハンドルにかけている力をゆるめてください。)
●ブレーキペダルを踏んで停車させたとき
●マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール( 全車速追従機能付 )( MRCC( 全車速
追従機能付 ))の停止保持制御によって停車したとき(マツダ・レーダー・クルーズ・
コントロール( 全車速追従機能付 )(MRCC( 全車速追従機能付 ))装備車 )
●急制動ではないとき
CX-5_Kス_初版.indb 1412016/11/08 18:46:07
Page 182 of 702
142
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
作動しないとき
次の条件のとき、 アイドリングストップしません。
●走行せずにアイドリングを続けていているとき
●曇り取りスイッチが ON の状態で作動しているとき
●エアコンの温度設定ダイヤルが最大暖房または最大冷房(A/CON)の位置になってい
るとき
●車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れているとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
●気圧が低いとき( 標高が高いところを走行しているとき )
●急な坂道で停車したとき
●停車時のハンドルが直進状態でないとき
●(SKYACTIV-D 2.2)
•ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)による PM (Particulate Matter:
粒子状物質 )の除去が行われているとき
•燃料噴射量学習が行われているとき(停車前の車速約 10k m/h 以下で i-stop 表
示灯( 緑 )が消灯し、 停車時に燃料噴射量学習が行なわれます。)
ŒÝ
アイドリングストップするまでに時間がかかるとき
●車両を長時間使用しなかったときなどでバッテリーが放電したとき
●外気温が高いとき、 または低いとき
●バッテリー交換などによりバッテリー端子をはずしたあと
●(SKYACTIV-D 2.2)
ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)に よる PM の除去が行われたあ
と
エンジンの停止時間が短くなる、または次のアイドリングストップが可能になるまで
の時間が長くなるとき
●外気温が高いとき、 または、 低いとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●車両電装品の消費電力が多いとき
CX-5_Kス_初版.indb 1422016/11/08 18:46:08
Page 183 of 702
143
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
アイドリングストップ中にエンジンが自動で再始動するとき
次のようなときは自動でエンジンを再始動します。
●i-stopOFF スイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
●曇り取りスイッチを ON にしたとき
●エアコンの温度設定ダイヤルを最大暖房または最大冷房( A/CO N)の位置にし
たとき
●車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
●坂道でブレーキをゆるめ、 車両が動きだしたとき
●アイドリングストップしてから 2 分経過したとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●ボンネットを開けたとき
●運転席シートベルトをはずしたとき
●運転席ドアを開けたとき
●セレクトレバーが D/M(2速固定モードではない ) レンジで、 アクセルペダルを
踏んだとき
●セレクトレバーを R レンジにしたとき
●セレクトレバーを N または P レンジから D/M(2 速固定モードではない )レン
ジにしたとき
●セレクトレバーが D/M(2速固定モードではない ) レンジのまま、 ハンドル操作
をしたとき
●セレクトレバーが M レンジで、 2 速固定モードにしたとき
バッテリー端子をはずしたとき
バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングストップしないことがあります。また、
バッテリーを交換したときは、 i-stop の機能を確認する必要がありますので、 マツ
ダ販売店にご相談ください。
CX-5_Kス_初版.indb 1432016/11/08 18:46:08
Page 184 of 702
144
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯(橙 )/
i-stop 表示灯(緑 )によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
マツダコネクト装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示に表示
します。
→149ページ「i-stop 状態表示」
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
ŒÝ
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
●電源ポジションを ON にしても点灯しないとき
●エンジンがかかっている状態で、 i-stopO FF スイッチを操作しても点灯し続け
るとき
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。
i-stop 表示灯 ( 緑 )
点灯するとき
●アイドリングストップ中に点灯し、 エンジンが再始動すると消灯します。
●走行中にアイドリングストップする条件を満たすと点灯します。
点滅するとき
●ブレーキペダルを強く踏まずに停車させたとき点滅します。ブレーキペダルの踏力が
不足している可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。
CX-5_Kス_初版.indb 1442016/11/08 18:46:08