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減光解除機能
ランプスイッチをまたはの位置にすると、RVM接近表示灯が点灯したときの明るさは
減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態では RVM接近表示灯が見えにくい場合には、
減光解除ボタンを押すと減光が解除され RVM接近表示灯が点灯したときの明るさが明るくな
ります。
→138ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
警報チャイム
RVM接近表示灯の点滅と同時に吹鳴し、 ドライバーに危険を知らせます。
RVM 警告灯 ( 橙 )/RVM 表示灯 ( 緑 )
RVM 警告灯(橙)
点灯するとき
.●電源ポジションを ONにすると点灯し、 リアビークル
モニタリングシステムが作動可能なときは RVM表示灯
(緑)に切り替わります。リアビークルモニタリングシ
ステムが解除されているときは消灯します。
.●システムに異常があるときは点灯し続けます。マツダ販
売店で点検を受けてください。
悪天候、 バンパーの汚れ等によりレーダー感度が一時的に低下し点灯することがありますが、
故障ではありません。
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2. 運転するときに
リアビークルモニタリングシステムについて
RVM 表示灯(緑)
点灯するとき
リアビークルモニタリングシステムが作動可能なとき点灯します。
RVM スイッチ
スイッチを押すとメーター内のRVM表示灯(緑)が点灯し、
リアビークルモニタリングシステムが作動可能な状態にな
ります。
もう一度押すとリアビークルモニタリングシステムが解除
され、 RVM表示灯(緑)が消灯します。
.●電源ポジションを OFFにしたときは、 OFFにする前の状態が保持されます。たとえば、
リアビークルモニタリングシステムが作動可能な状態で電源ポジションを OFFにすると、
次に電源ポジションを ONにしたときはリアビークルモニタリングシステムは作動可能な
状態のままです。
.●バッテリーのターミナルやヒューズの脱着などにより、 バッテリーとの接続が断たれると
リアビークルモニタリングシステムは OFFになります。リアビークルモニタリングシス
テムを作動させる場合は、 RVMスイッチを押して ONにしてください。
レーダーセンサーの取り扱い
レーダーセンサーリアビークルモニタリングシステムのセンサーはリヤバン
パーの内側に左右 1つずつ設置されています。
リアビークルモニタリングシステムの正しい作動のため、
レーダーセンサー付近のバンパー表面は、 いつもきれいに
しておいてください。またステッカー等も貼り付けないで
ください。
→311ページ「外装の手入れ」
レーダーセンサーの修理、 交換およびレーダーセンサー付近のバンパーの修理、 塗装、 交換
をするときは、 マツダ販売店にご相談ください。
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2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
クルーズコントロールとは.
アクセルペダルを踏まなくても車速を約30~100km/h の間に設定できる装置です。
高速道路、 加速 /減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。
次のような場所では使用しない。
思わぬ事故につながるおそれがあります。
●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分にとれない道路(道路状況に合わせた走
行はできません)
●急な下り坂(エンジンブレーキが十分に効かず、 セット速度をこえることがありま
す)
●凍結路や積雪路などのすべりやすい路面(タイヤが空転して、 車のコントロールを
失うおそれがあります)
表示灯
クルーズメイン表示灯(橙)
点灯するとき
ON スイッチを押すと点灯します。
OFF スイッチを押すと消灯します。
クルーズコントロール表示灯(緑)
点灯するとき
速度が設定されると点灯します。
OFFスイッチを押すと消灯します。
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2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
設定するとき
1. ONスイッチを押すと速度の設定ができる状態になりま
す。同時にメーター内のクルーズメイン表示灯が点灯し
ます。
2.アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
3. SET+ またはSET-スイッチを押すと定速走行をはじめ
ます。同時にメーター内のクルーズコントロール表示灯
が点灯します。クルーズコントロール表示灯が点灯した
ら、 すぐにスイッチから手を離します。
クルーズコントロールを使用しないときは、 必ず OFF にする。
常に使用できる状態にしておくと、 誤ってクルーズコントロールを作動させ、 思わぬ
事故につながるおそれがあります。
.●急な上り坂または下り坂など、 走行条件によっては設定速度を一定に保てない場合があり
ます。
.●SET+ スイッチを押したままにすると加速をはじめます。 SET-スイッチを押したままに
すると減速をはじめます。
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設定速度を上げるとき
次の操作で設定速度を上げることができます。
スイッチで加速するとき
SET+スイッチを押したまま、 希望の速度になったところ
で手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度の調節(約
1km/h)ができます。たとえば、 スイッチを 4回押すと、
設定速度が約 4km/h上がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏み、 希望の速度になったところで
SET+または SET-スイッチを押します。
スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を離す
と、 もとの設定速度にもどります。
設定速度を下げるとき
SET- スイッチを押し続け、 希望の速度になったところで手
を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度の調節(約
1km/h)ができます。たとえば、 スイッチを 4回押すと、
設定速度が約 4km/h下がります。
Kサ.indb 2252013/09/02 13:34:44
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2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
解除するとき
OFFスイッチを押すと、 クルーズコントロールが解除され、
クルーズコントロール表示灯とクルーズメイン表示灯が消
灯します。
次のようなときは、 クルーズコントロールが解除されク
ルーズコントロール表示灯が消灯しますが、 クルーズメイ
ン表示灯は点灯したままです。車速が 30km/h以上であれ
ば、RESUME スイッチを押すと、 もとの設定速度にもどり
ます。
.●CANCELスイッチを押したとき。
.●ブレーキペダルを踏んだとき。
.●設定速度より、 約 15km/h以上下がったとき、 クルーズコントロールが解除されることが
あります。
.●車速が30km/h 未満になると、 クルーズコントロールが解除されます。この場合、 車速を
30km/h 以上にして RESUMEスイッチを押しても、 もとの設定速度にはもどりません。
クルーズコントロールを設定しなおしてください。
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2. 運転するときに
タイヤ空気圧警報システムについて
タイヤ空気圧警報システムとは
タイヤ空気圧警報システムは、 タイヤ空気圧をモニターし、 空気圧が規定値以下になったとき、
メーター内のタイヤ空気圧警告灯を点灯させると同時に、 警報チャイムで運転者に警告するシ
ステムです。
タイヤ空気圧警報システムは、ABSホイールスピードセンサーからのデータを使って、 タイヤ
空気圧を間接的にモニターしています。正常に機能させるためには、 指定空気圧(タイヤ空気
圧ラベルの値)で、 初期化する必要があります。手順に従って、 必ず初期化を行ってください。
マルチディスプレイ(ドット液晶タイプ)装備車
メーター内のディスプレイにメッセージが表示されます。表示されたメッセージの内容によっ
て、 車両の状態を確認するかマツダ販売店での点検を受けてください。
→143ページ「警告灯、 表示灯」
→350ページ「警報チャイム」
ABSホイールスピードセンサー
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2. 運転するときに
タイヤ空気圧警報システムについて
タイヤの空気圧は徐々に(自然に)低下します。月に一度は空気圧計を使用して空気
圧が適正であることを点検してください。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
空気圧を規定値に調整しても低下する場合は、 亀裂の有無やバルブ(空気口)などを
点検してください。詳しくはマツダ販売店へご相談ください。
タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合は、 空気圧を確認し、 できるだけ早く空気圧を適
正にしてください。空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、 タ
イヤが偏摩耗します。また、 空気圧が不足したままで高速走行すると、 タイヤがバー
スト(破裂)するなどして、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤ空気圧警報システムを適切に使用するため、 タイヤやホイールを交換した場合
はシステムの初期化を行い、 警告灯を確認してください。
タイヤ空気圧警報システムを過信しないでください。急激な空気の抜けのときなどは、
システムが空気圧の低下を検知できない場合があります。
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