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万一のとき/電球切れ
7-23
フォグランプ
交換作業のスペースを確保します。
エンジンをかけ、交換する電球の
側と同じ側にハンドルをいっぱい
にまわします。
エンジンを停止します。
フェンダー内のカバーを一部外しま
す。
フェンダー内のカバーにあるク
リップ 2 個(1)は、マイナスド
ライバー(市販品)でこじって外
します。
64P70140
フェンダー内のカバー(2)をめ
くって内側から交換します。
64P70150
カ プ ラ ー(3)は、つ めを押しな
がら外します。
カプラーを外したあとに電球(ソ
ケット一体式)(4)を、反 時 計
方向にまわして外します。
64P70160
交換後は、外したときと逆の手順で
もとにもどします。
フェンダー内のカバーは、バン
パーの内側に入れます。
非分解式ランプ
次のランプは非分解式のため、電球のみ
の交換はできません。ランプ本体の交換
となります。点検・交換の際は、マツダ
販売店にご相談ください。
乗用車の制動灯/尾灯
方向指示器/非常点滅表示灯
(ドアミラー)
ハイマウントストップランプ
タイプ別装備
1
2
3
(1)
4
(2)
(4)
(3)
5
000-取扱説明書.book 23 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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万一のとき/電球切れ
7-24
そのほかの一般的な電球
電球ソケットおよび電球の取り外し/取
り付けは、次の方法で行ないます。
■ 電球ソケットの取り外し/取
り付け
ソケットをランプ本体から取り外すと
きは、ソケットを反時計方向にまわし
て引き抜きます。
取り付けるときは、ソケットをランプ
本体の切り欠きにあわせて差し込み、
時計方向にまわします。
72M2038
■ 電球の取り外し/取り付け
2つのタイプがあります。
Aタイプは、図のように抜き差しする
だけです。
72M2014
Bタイプは、次のようになります。
・取り外すときは、電球を押しながら
反時計方向にまわします。
・取り付けるときは、電球を押しなが
ら時計方向にまわします。
72M2015
■ 車幅灯、方向指示器/非常点
滅表示灯(前面)
「フォグランプ」(7-23ページ参照)の手
順 ~ を参考にしてフェンダー内の
カバーをめくって内側から交換します。
64P70330
※ディスチャージ仕様車の方向指示器/
非常点滅表示灯はBタイプです。
上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。
X]ö*
X]G$
例
Aタイプ
取り外し
取り付け
(1) 車幅灯(Aタイプ)
(2) 方向指示器/非常点滅表示灯
(前面、Aタイプ)※
Bタイプ
X]ö*
X]G$
± ´
(1) (2)
000-取扱説明書.book 24 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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万一のとき/電球切れ
7-25
■ リヤコンビネーションランプ
リヤコンビネーションランプの裏側から
交換します。
64P70170
リヤバンパー内のカバーを外しま
す。
クリップ 4 個(1)は、マイナス
ドライバー(市販品)でこじって
外します。
64P70180
リヤコンビネーションランプの裏側
から交換します。
64P70190
交換後は、外したときと逆の手順で
もとにもどします。
■ 番号灯(Aタイプ)
レンズ(1)を反時計方向にまわして外
してから交換します。
64P70200
(1) 方向指示器/非常点滅表示灯
(Aタイプ)
(2) 後退灯(Aタイプ)
タイプ1
(1) (2)
タイプ2
1
y´
(1)
¨ ² © ¤æM,M%Aタイプ)
(3) 方向指示器/非常点滅表示灯
(Bタイプ)
(4) 後退灯(Aタイプ)
2
(3)
(4)
(2)
3
(1)
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万一のとき/オーバーヒート
7-26
次のようなときは、オーバーヒートです。
メーター内の水温警告灯が赤色に点灯
エンジンルームから蒸気が立ちのぼっ
ている
水温警告灯
65P70300
メーターパネル内にあります。
エンジン回転中に、エンジン冷却水温
が高くなると赤色に点滅します。ま
た、エンジン冷却水温が異常に高く
なったときは赤色に点灯します。
→ 1-12ページ(警告灯・表示灯)車を安全な場所に止めます。
エンジンをかけたままでドア、エン
ジンルームおよびボンネットを開け
て、エンジンルーム内の風通しをよ
くします。
エンジンルームから蒸気が立ちの
ぼっているときは、エンジンルー
ムおよびボンネットを開けずに次
の手順を行なってください。
→ 5-3ページ(ボンネット)
→ 5-5ページ
(エンジンルーム)
冷却ファンの作動を確認し、水温警
告灯が消灯するのを待ってエンジン
を止めます。
冷却ファンが作動していないとき
や、水温警告灯が消灯しないとき
は、ただちにエンジンを止め、マ
ツダ販売店にご連絡ください。
エンジンが十分に冷えてから、冷却
水の量やホースなどからの水漏れを
点検します。
オーバーヒート
オーバーヒートとは
エンジンルームまたはボンネットから
蒸気が立ちのぼっているときは、エン
ジンルームおよびボンネットを開けな
いでください。蒸気や熱湯が吹き出し
て、やけどのおそれがあります。
オーバーヒートしたときは
1
2
3
4
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万一のとき/そのほか
7-27
冷却水の量が不足しているときは補
充します。
水漏れなどの異常があるときは、
マツダ販売店にご連絡ください。
冷却水がなく、やむをえず水だけ
を補充したときは、できるだけ早
くマツダ販売店で冷却水の点検ま
たは交換をしてください。
発炎筒は、助手席足元の左側面のホル
ダーに取り付けています。
点火すると約 5 分間発炎します。踏切
や高速道路などの危険な場所で故障し
たときに、非常用信号として使用しま
す。
使用方法は発炎筒に記載されていま
す。あらかじめよく読んでおいてくだ
さい。
発炎筒に表示されている有効期限が切
れる前に、新品と交換してください。
発炎筒はマツダ販売店でご購入くださ
い。
64P70350
デガッシングキャップ(※)は、エン
ジンが十分に冷えてから外してくださ
い。エンジンが熱いときは冷却水に圧
力がかかっているため、蒸気や熱湯が
吹き出してやけどのおそれがありま
す。
※圧力調整機能がついている冷却水リ
ザーバータンクのキャップです。
64P70340
5
(1) ホルダー (2) 発炎筒
お子さまにはさわらせないでくださ
い。やけどや火災などの思いがけな
い事故を起こすおそれがあります。
必ずホルダーに保管してください。
点火するときは、筒先を顔や身体に
向けないでください。やけどのおそ
れがあります。
ガソリンなどの可燃物の近くでは使
用しないでください。火災の原因と
なります。
トンネル内など、換気が悪い場所で
発炎筒を使用すると、煙で視界が悪
くなります。トンネル内での合図は
非常点滅表示灯をご使用ください。
そのほか
発炎筒
(1)(2)
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万一のとき/そのほか
7-28
故障したときの連絡先は
お買い求めのマツダ販売店や JAF などの
ロードサービス事業者にご連絡くださ
い。
停止表示板を常備する
万一のために、停止表示板(別売り)を
車に備えてください。高速道路や自動車
専用道路では、車の後方に停止表示板を
置くことが法令で義務づけられていま
す。
路上で故障したときは
車を路肩などに止め、非常点滅表示灯を
点滅させます。必要に応じて停止表示板
(別売り)や発炎筒で他車に注意をうな
がします。
63J70501
全員車から降り、ガードレールの外など
安全な場所に、すみやかに避難してくだ
さい。
踏切内で動けなくなったときは
脱輪など、踏切内で動けなくなったとき
は、ただちに踏切の非常ボタンを押して
ください。
64L70190
踏切の非常ボタンがわからないときは、
発炎筒で列車に合図してください。
64L70200
故障したときは
000-取扱説明書.book 28 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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万一のとき/そのほか
7-29
エンストした車を少し移動さ
せるときは
踏切や交差点などでエンストして動けな
くなったときは、付近の人に押しても
らって、車を安全な場所まで移動させて
ください。
このとき、次のようにします。
はセレクトレバー
を に入れます。
はエンジンス
イッチを の位置でブレーキを踏
んでから、セレクトレバーを に入
れます。また、メーター内のセレクト
レバー位置表示が N になっていること
を確認します。
はチェンジレバーを N
(ニュートラル)に入れます。
68H70430
けん引してもらうときは
レッカー車でけん引するとき、フルタ
イム4WD車は必ず4輪を持ち上げてく
ださい。それ以外の車は 4 輪または駆
動輪である後輪を持ち上げてくださ
い。
故障車を移動するには、車両運搬車を
利用する方法もあります。
エンジンがかかっていても車が動かな
かったり、いつもと違う音がしたりす
るときは、駆動装置の故障が考えられ
ます。
けん引する前に、マツダ販売店にご連
絡ください。
68H70440
エンジンスイッチを の位置
で保持してスターターをまわすこと
により、車を動かすことはできませ
ん。
の場合、エンジンスイッチを に
してブレーキペダルを踏んだ状態で
もセレクトレバーを からほかの
位置へ動かせないときは、4-19 ペー
ジ(オートマチック車)または4-31
ページ(オートギヤシフト車)の手
順でシフトロックを解除してくださ
い。
オートマチック車
N
オートギヤシフト車
ON
N
マニュアル車
START
オートマチック車・オートギヤシフト車
ON
P
レーザーレーダー装備車をけん引す
るときは、レーダーブレーキサポー
ト(RBS)OFF スイッチを操作して
作動停止(OFF)にしてください。
急に RBS が作動して思いがけない事
故につながるおそれがあります。
フルタイム4WD車は、前輪だけまた
は後輪だけを台車に載せた(車輪が
回転できない)状態で絶対にけん引
しないでください。車が台車から飛
び出すなどの思いがけない事故につ
ながるおそれがあります。また、駆
動装置が破損する原因となります。
000-取扱説明書.book 29 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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万一のとき/そのほか
7-30
■ パートタイム4WD車
後輪だけを持ち上げてけん引するとき
は、安全や駆動装置の保護のため、必ず
けん引の前に 2WD に切り替えてくださ
い。
68H70450
→ 4-45ページ(4WDスイッチ)
ロープをかける位置は
ロープは、けん引フック(1)にかけます。
64P70210
パートタイム4WD車は、4WDのまま
で前輪だけまたは後輪だけを台車に載
せた(車輪が回転できない)状態で絶
対にけん引しないでください。車が台
車から飛び出すなどの思いがけない事
故につながるおそれがあります。また、
駆動装置が破損する原因となります。
この車で他車をけん引することはで
きません。
リヤ側に装備されている ※ 印のフッ
クは、車を輸送するときの固定用
フックです。けん引には使用しない
でください。フックや車体が破損す
るおそれがあります。
64P70220
ロープけん引
(1)
†
000-取扱説明書.book 30 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分