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3-91
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セッティングモード
セッティングモードでは、次の設定切替え(カスタマイズ)ができます。
お車のタイプにより、設定できる項目は異なります。
※初期状態(工場出荷時)
設定の切替えは、エンジンスイッチが で安全な場所に停車しているときに、次の
手順で行ないます。
セッティングモードへ切り替えます。
表示切替えノブを短押ししてオドメーター表示に切り替えます。
→ 3-87ページ(マルチインフォメーションディスプレイ)
オドメーター表示中に、セッティングモードの表示に切り替わるまで、ノブを
長押しします。
設定を切り替えたい表示を選択します。
表示切替えノブを短押しして表示を切り替えます。項目 設定切替え 参照先
エコスコア3-90ページ
表示(※) 非表示
オートドア
ロック/
アンロックオートドア
ロック3-20ページ 無効モード車速連動
モード(※)シフト連動
モード
オートドア
アンロック
無効モードエンジンスイッチ
連動モードシフト連動
モード(※)
エンジンオイル交換
インジケーター3-93ページ
走行距離および時間をリセットする
設定の初期化ー
すべての設定を初期状態にもどす
ON
1
2
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3
設定切替え表示に移動します。
表示切替えノブを長押しします。室内ブザーが“ピッ ”と鳴り、下図(表示例)
のON設定表示(1)に切り替わります。
64P30850
設定を切り替えます。
設定を切り替えるときは、表示切替えノブを短押しして ON または OFF を選択し
ます。そのあとノブを長押しします。室内ブザーが“ピッ ”と鳴り、「」
と表示されると設定が切り替わり、手順 の表示にもどります。
設定切替えを行なわずに手順 にもどるときは、BACK 表示(3)を選択して
から、室内ブザーが“ピッ ”と鳴るまでノブを長押しします。
続けて設定の切替えをしたいときは、手順 ~ を繰り返します。
セッティングモードを終了する場合は、手順 に進みます。
セッティングモードを終了します。次のいずれかの操作で終了できます。
手順 の表示のときに「 」を選択してから、オドメーター表示に切り替
わるまで表示切替えノブを長押しする
エンジンスイッチを ま た は (OFF)にする
走行を開始する (1) ON設定表示(現在設定中) (2) OFF設定表示 (3) BACK表示
上図の(1)のように、 が表示されている状態が、現在設定中であることを示
します。
3
表示例(エコスコア)の場合
(1) (2) (3)
Á Â
4
2
2
524
6
6
2
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3
エンジンオイル交換のお知ら
せ機能
設定された走行距離または時間のどちら
か一方をみたすと、メーター内のエンジ
ンオイル交換インジケーター(1)とマ
ルチインフォメーションディスプレイ
(2)の「OIL」表示が点灯して、エンジ
ンオイルが交換時期であることをお知ら
せします。
→ 2-40ページ
(エンジンオイルを交換するときは)
64P30290
64P30300
エンジンオイルを交換したときは、走
行距離および時間をリセットしてくだ
さい。(自動でリセットされる機能は
ありません。)
→ 3-91ページ
(セッティングモード)
・エンジンオイル交換インジケーター
が点灯中のときは、次の「リセット
のしかた(エンジンオイル交換イン
ジケーターが点灯中)」の手順でも
リセットすることができます。
エンジンスイッチを にしたとき、
表示灯が点滅した場合はマツダ販売店
にご相談ください。
・設定された走行距離または時間をみ
たしていない場合、エンジンスイッ
チを にしたとき、2秒間点灯す
るのは正常です。(初期点灯)
タコメーターなし車
(1)
(2)
タコメーター装備車
(1)
(2)
エンジンオイルの交換時期を守ってく
ださい。劣化したオイルや目詰まりし
たフィルターは、エンジン故障や異音
の原因となります。交換については、
マツダ販売店へお申し付けください。
次回の交換時期までの走行距離や時間
を途中で確認することはできません。
ON
ON
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3
■ リセットのしかた(エンジン
オイル交換インジケーターが
点灯中)
メーターのセッティングモードでもリ
セットできます。
エンジンオイル交換インジケーターが
点灯していないときは、セッティング
モードでしかリセットできません。
→ 3-91ページ
(セッティングモード)
エンジンスイッチを にします。
エンジンオイル交換インジケーター
とマルチインフォメーションディス
プレイが次のように表示されている
状 態で、「OIL」表示 の点 滅が 終 わ
るまで表示切替えノブ(3)を長押
しします。
64P30310
64P30320
ノブを押し続けると、次のように
表示が切り替わります。オドメー
ターが表示され、エンジンオイル
交換インジケーターが消灯すると
リセットが完了します。
64P30330
64P30340
1ON
2
タコメーターなし車
(3)
タコメーター装備車
(3)
タコメーターなし車
t“«Â‰Â
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3
次に示す警告灯・表示灯のメーター内の位置については、1-12ページをご覧ください。
警告灯
次のような状況になると、エンジンスイッチが のときに点灯します。
・ブレーキ液が不足している
・パーキングブレーキをかけている
・ブレーキシステムに異常がある
システムが正常で、パーキングブレーキを完全に解除しているときは、エンジンス
イッチを にすると約2秒間点灯したあと消灯します。
走行中に一時的に点灯しても、そのあと消灯し再点灯しなければ正常です。
(1)ブレーキ警告灯(赤色)
82K170
次のようなときはただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店にご連絡ください。
・パーキングブレーキを完全に解除しても消灯しないときや、走行中に点灯したと
き。ブレーキの効きが悪くなっていることがあります。ブレーキペダルを強く踏
んで停車してください。
・ブレーキ警告灯がABS警告灯と同時に点灯したままのとき。ブレーキペダルを強
く踏むと車両が不安定になるおそれがあります。ハンドルをしっかり握り、ブ
レーキペダルを慎重に踏んで徐々にスピードを落とし、停車してください。
パーキングブレーキの解除忘れにご注意ください。パーキングブレーキをかけたま
ま走行すると、ブレーキ装置が過熱して、ブレーキが効かなくなるおそれがありま
す。また、室内ブザーが“ピピピッ、ピピピッ”と鳴り続けます。
→ 4-16ページ(パーキングブレーキ解除忘れ警告ブザー)
警告灯・表示灯の見かた
ON
ON
000-取扱説明書.book 95 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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運転する前に/メーター
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運転者がシートベルトを着用していないと、エンジンスイッチが のときに点灯し
ます。
また、エンジンをかけて走行を開始してから、最初に車速が約 15 km/h 以上になった
ときに運転者がシートベルトを着用していない場合、シートベルト警告ブザーが断続的
に鳴るとともに、警告灯が点灯から点滅に切り替わります。
運転者がシートベルトを着用しても、点灯または点滅したままのときは、システムの
異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
次のような場合、エンジンスイッチを にしたときに点灯します。
・SRSエアバッグ、シートベルトプリテンショナーが作動
・SRSエアバッグ、シートベルトプリテンショナーの電子制御システムに異常がある
システムが正常な場合はエンジンスイッチを にしたときに、約 6 秒間点灯した
あと消灯します。
(2)シートベルト警告灯
80J221
運転者がシートベルトを着用すると消灯します。また、警告ブザーが鳴っていると
きは、ブザーも止まります。
警告ブザーは運転者がシートベルトを着用しなくても、約 95 秒間鳴り続けたあとに
止まります。ただし、警告灯は点滅から点灯に切り替わったまま、エンジンスイッ
チを または (OFF)にするまで消灯しません。
(3)SRSエアバッグ警告灯
80J111
次のような場合、ただちに使用を止め、マツダ販売店にご連絡ください。万一、衝
突したとき SRS エアバッグまたはシートベルトプリテンショナーが正常に作動せ
ず、重大な傷害を受けるおそれがあります。
エンジンスイッチを にしても点灯しない
エンジンスイッチを にしたあと、約6秒間たっても消灯しない
運転中に点灯
ON
ACCLOCK
ON
ON
ON
ON
000-取扱説明書.book 96 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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燃料の残量が少なくなると、エンジンスイッチが のときに点灯します。すみや
かに給油してください。
・点灯すると、警告ブザーが“ポーン”と1回鳴ります。また、そのまま給油しない
でいると、エンジンスイッチを にするごとに警告ブザーが鳴ります。
システムに異常があると、エンジンスイッチが のときに点滅します。マツダ販
売店で点検を受けてください。
→ 3-86ページ(燃料計)
ABS(アンチロックブレーキシステム)の電子制御システムに異常があると、エンジ
ンスイッチが のときに点灯します。点灯中はABSが作動しません。マツダ販売店
で点検を受けてください。
システムが正常な場合はエンジンスイッチを にしたときに、約 2 秒間点灯した
あと消灯します。
(4)燃料残量警告灯
80J225
坂道やカーブなどではタンク内の燃料が移動するため、早めに点灯することがあり
ます。
走りかたによって、点灯・消灯が繰り返されることがあります。
(5)ABS警告灯
80J127
ABS 警告灯がブレーキ警告灯と同時に点灯したままのときは、ただちに安全な場所
に停車し、マツダ販売店にご連絡ください。ブレーキペダルを強く踏むと車両が不
安定になるおそれがあります。ハンドルをしっかり握り、ブレーキペダルを慎重に
踏んで徐々にスピードを落とし、停車してください。
点灯中はABSは作動しませんが、通常のブレーキとして使用することができます。
ON
ON
ON
ABS装備車
ON
ON
000-取扱説明書.book 97 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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エンジン回転中に、エンジン冷却水温が高くなると赤色に点滅します。また、エンジン
冷却水温が異常に高くなったときは赤色に点灯します。
システムが正常な場合は、エンジンスイッチを にしたときに約 2 秒間赤色に点
灯したあと消灯します。(※)
※エンジン冷却水温が低いときは、赤色に点灯したあと青色に点灯します。
赤色に点灯したときは、オーバーヒートのおそれがあります。ただちに安全な場所に
停車してください。
→ 7-26ページ(オーバーヒートしたときは)
赤色に点滅したときは、システムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受け
てください。
ディスチャージヘッドライト装備車では、オートレベリング(自動光軸調整)システム
に異常があると、エンジンスイッチが のときに点灯します。
システムが正常な場合は、エンジンスイッチを にしたときに約 2 秒間点灯した
あと消灯します。
走行中に点灯した場合は、安全な場所に停車し、エンジンを止めてください。
再びエンジンスイッチを にしたときに、約 2 秒間点灯したあと消灯すれば、そ
のまま使用できます。
消灯せず再び点灯する場合は、システムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検
を受けてください。
(6)水温警告灯(赤色)
65P30800
(7)オートレベリング警告灯
80J217
ON
タイプ別装備
ON
ON
ON
000-取扱説明書.book 98 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分