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必読! 安全なドライブのために
2-23
→ 5-2ページ(燃料給油口)
火気に気をつけて
64P0027
セルフスタンドで給油すると
きは
必ず次のことをお守りください。
エンジンを止めてください。
給油中はドアや窓を閉めてくださ
い。
ガソリンは引火性が高いため、タ
バコなどの火気は厳禁です。
給油するときは
セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。
フューエルキャップを開ける前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気(※)
を除去してください。身体に静電
気を帯びていると、放電による火
花で燃料に引火し、やけどのおそ
れがあります。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ
があります。
給油口には、静電気除去を行なっ
た方以外の人を近づけないでくだ
さい。
※ 空気が乾燥すると、身体に多く
の静電気が帯電します。また、
かさね着をすると、繊維の摩擦
により静電気が発生します。と
くに乾燥する季節は注意してく
ださい。
フューエルキャップはゆっくりと
ゆるめ、空気が抜ける音が止まっ
たらキャップを開けます。急に開
けると燃料タンク内の圧力が急激
に抜け、燃料が吹き出すおそれが
あります。
給油口に給油ノズルを止まるとこ
ろまで確実に差し込んでくださ
い。ノズルを確実に差し込まない
と、燃料が吹きこぼれるおそれが
あります。
000-取扱説明書.book 23 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-24
無鉛ガソリン以外は使用しない
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-17ページの「オー
トマチック車」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。
クリープ現象に注意して
エンジンをかけて停車しているとき、
セレクトレバーが 以外に入って
いると、アクセルペダルを踏まなくて
も車がゆっくり動きます。これをク
リープ現象といいます。
給油ノズルのレバーを止まるところ
まで確実に引いてください。
給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
出るおそれがあります。
80J1005
※給油機によっては、早期に自動停
止機能が作動して給油できない場
合があります。スタンド従業員の
指示にしたがってください。
燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。
給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをカチッという音が 2 回以上する
まで閉めてください。キャップが確
実に閉まっていないと、燃料が漏れ
たり、火災が発生したりするおそれ
があります。
燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。
そのほか、スタンドに掲示されてい
る注意事項をお守りください。
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有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、その
ほかの燃料(アルコール系、軽油な
ど)を使用すると、エンジンや燃料
配管系などに悪影響をおよぼします。
セレクトレバーを 以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
エンジン始動直後やエアコン作動時
などは、クリープ現象が強くなるこ
とがあります。とくにしっかりブ
レーキペダルを踏んでください。
オートマチック車を
運転するときは
PN
PN
000-取扱説明書.book 24 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-25
(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が に入っていることを運転者に知
らせます。
ペダルの踏み間違いに注意
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
ブレーキペダルは右足で踏む
80P0135
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。 (リバース)ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
R
R
R
R
(1) パーキングブレーキ
(2) ブレーキペダル
(3) アクセルペダル
(1)
(2)
(3)
000-取扱説明書.book 25 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-26
セレクトレバーを操作すると
きは
前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを に入れたこと
を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに から
に入れる習慣をつけてください。
切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
セレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は 、前進時は 、
後退時は に入っていることを目で
確認してください。
車から離れるときは
64P0161
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
R
RN
PD
R
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー
が 以外に入っていると、車がひ
とりでに動き出すおそれがありま
す。また、車に乗り込むときに誤っ
てセレクトレバーを動かしたりアク
セルペダルを踏み込んだりして、思
わぬ急発進のおそれがあります。
P
000-取扱説明書.book 26 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-27
オートギヤシフト車には特有の操作上
の注意があります。4-28ページの「オー
トギヤシフト車」もあわせてお読みい
ただき、正しい取扱いをしてください。
クリープ機能に注意して
エンジンをかけて停車していると
き、セレクトレバーが 以外に
入っていて、ブレーキペダルを離す
と同時に、アクセルペダルを踏まな
くても車がゆっくり動きます。これ
をクリープ機能といいます。
次のようなとき、クリープ機能は働
きません。
・運転席ドアが開いている
・ブレーキペダルを踏んでいる
・パーキングブレーキをかけている
クリープ機能を再開するには、次の
確認および操作をすべて行なってく
ださい。
・運転席ドアが閉まっていることを
確認
・トランスミッション警告灯が点滅
していないことを確認
・パーキングブレーキを解除し、ブ
レーキペダルを踏んでからブレー
キペダルを離す
(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が に入っていることを運転者に知
らせます。
ペダルの踏み間違いに注意
クリープ機能はパーキングブレーキ
を解除するだけでは再開しません。
次に記載されている操作を行なって
ください。
オートギヤシフト車を
運転するときは
PN
セレクトレバーを 以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ機能が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
トランスミッション警告灯が点灯し
たり、点滅したりしているときはク
リープ機能が働かない場合がありま
す。
→ 3-102ページ
(トランスミッション警告灯)
(リバース)ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
PN
R
R
R
R
000-取扱説明書.book 27 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-28
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
ブレーキペダルは右足で踏む
64L20140
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
セレクトレバーを操作すると
きは
前進と後退を繰り返すときなどは、セ
レクトレバーを 、 または
に入れたことを忘れることがありま
す。車を前進させたあとは、すぐに
または から に入れ、後退
させたあとはすぐに から に
入れ、メーター内のセレクトレバー
位置表示が N になっていることを確
認する習慣をつけてください。
切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、ブレーキペダルを踏んで
完全に停車してから、セレクトレ
バーを操作し、メーター内の表示
(セレクトレバー位置表示またはギ
ヤポジション表示)が前進のときは
1(2 速発進モードインジケーターが
点灯しているときは 2)、後退のと
きには R になっていることを確認し
てください。
→ 4-34ページ
(2速発進モード選択機能)
セレクトレバーを操作したときに、
セレクトレバー位置表示が点滅し、
警告ブザーが鳴った場合、セレクト
レバーの位置とメーター内の表示
(セレクトレバー位置表示またはギ
ヤポジション表示)にずれが生じて
います。そのまま少し(2 ~ 3 秒)
待っても切り替わらないときは、ブ
レーキペダルを踏んでセレクトレ
バーの操作をやり直してください。
セレクトレバーの位置とメーター内
の表示が異なる場合、メーター内の
表示が正しいギヤの位置を示してい
ます。
アクセルペダルとブレーキペダルの
両方を同時に踏まないでください。
クラッチが損傷したり、発熱したり
する原因になります。
(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル
(1)
(2)
DMR
DMN
RN
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
000-取扱説明書.book 28 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-29
セレクトレバーの位置とメー
ター内の表示を目で確認
始動時や降車時は 、前進時は
または 、後退時は に入れたと
き、メーター内の表示(セレクトレ
バー位置表示またはギヤポジション表
示)が P、1(2 速発進モードインジ
ケーターが点灯しているときは 2)ま
たは R になっていることを目で確認し
てください。
→ 4-34ページ
(2速発進モード選択機能)
車から離れるときは
64P1001
そのほかのオートギヤシフト
車の記載
前記以外にも、オートギヤシフト車に
は特有の機能・操作方法があります。下
記の参照先もしっかりお読みください。
警告ブザーが鳴ったときは
→ 1-20ページ
(オートギヤシフト車のみ)
警告灯・表示灯
→ 1-12ページ(警告灯・表示灯)
→ 3-102ページ
(トランスミッション警告灯)
→ 3-104ページ
(ブレーキシステム警告灯)
→ 3-106 ページ(ブレーキリクエ
ストインジケーター)
→ 3-107ページ(表示灯)
セレクトレバーの操作
→ 4-28 ページ(セレクトレバーの
各位置のはたらき)
→ 4-29ページ
(セレクトレバーの動かしかた)
2速発進モード選択機能
→ 4-34ページ
(2速発進モード選択機能)
オートギヤシフト車の特性
→ 4-35ページ
(オートギヤシフト車の特性)
オートギヤシフト車の運転のしかた
→ 4-38 ページ(オートギヤシフト
車の運転のしかた) エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー
が 以外に入っていると、車がひ
とりでに動き出すおそれがありま
す。また、車に乗り込むときに誤っ
てセレクトレバーを動かしたりアク
セルペダルを踏み込んだりして、思
わぬ急発進のおそれがあります。
PD
MR
P
走行中は発進モード切替えスイッチ
の操作をしないでください。操作に
気を取られて、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
000-取扱説明書.book 29 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-30
3-28ページの「オートステップ」もあ
わせてお読みいただき、オートステッ
プ装備車の特性や操作上の注意を十分
理解して正しい取扱いをしてください。
オートステップとは
オートステップは、高齢のかたや小さ
いお子さまが助手席側のスライドドア
から乗り降りするときの補助装置です。
オートステップは、車体の左側面か
ら約 15 cm、地上から約 17 cm の高
さまで張り出します。ただし、次の
ような場合には、地上からの高さが
変わります。
・車に人やものを乗せている
・オートステップに人が乗っている
・路面に凹凸がある
オートステップの張り出しおよび格
納動作は、スライドドアの開閉から
それぞれ約2秒間かかります。
オートステップの許容荷重は 150 kg
までとなっています。
64P0029
助手席側のスライドドアから
乗り降りするときは
オートステップの手入れ
→ 3-105ページ
(オートステップ警告灯)
→ 6-18 ページ(オートステップ装備
車の手入れ)
→ 7-20 ページ(オートステップ用
ヒューズが切れたとき)
→ 7-33 ページ(オートステップが
格納されないときは)
オートステップ装備車の
正しい使いかた
オートステップ張り出し時の長さ・高さ
約17cm 約15cm
オートステップと車体のすきまに、
手や足などを入れないでください。
とくに次のような場合は、周囲の安
全を十分に確認してから、助手席側
のスライドドアを開閉してくださ
い。オートステップの作動により、
人にけがをさせたり、ものが破損し
たりするおそれがあります。
・縁石や壁などがある狭い場所
・スライドドアの近くに人がいたり
ものがあったりする
・オートステップの上に人が乗って
いる
助手席側のスライドドアを完全に閉
めないと、オートステップは格納さ
れません。半ドアの状態で走行した
場合、一定の速度になるとオートス
テップは自動的に格納されますが、
人が歩くような遅い速度のときは格
納されないことがあります。張り出
したオートステップが人やものに当
たるおそれがありますので、ドアが
完全に閉まっているか確認してくだ
さい。
000-取扱説明書.book 30 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分