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運転するときは/運転支援機能
4-56
この車は衝突の回避や衝突時の被害を軽
減するための、次の機能を搭載していま
す。
レーダーブレーキサポート(RBS)
→ 4-56 ページ(レーダーブレーキ
サポート(RBS))
誤発進抑制機能
→ 4-61ページ(誤発進抑制機能)
また、急ブレーキをかけたときに後続車
へ注意をうながすための、次の機能を搭
載しています。
エマージェンシーストップシグナル
(ESS)
→ 4-54 ページ(エマージェンシー
ストップシグナル(ESS))
レーダーブレーキサポート
(RBS)
RBS と は Radar Brake Support(レ ー
ダーブレーキサポート)の略です。RBS
は低速(約5 ~ 30 km/h)で走行中にレー
ザーレーダーが前方車両との衝突を回避
できないと判断したときに、自動で強い
ブレーキをかけて衝突の回避または、衝
突時の被害軽減を図る機能です。
作動したときの速度が15 km/hより低
いときは、追突を回避できる場合があ
ります。
RBS は DSC&TCS が作動停止のときに
は作動しません。
作動中は次の方法でお知らせします。
メーター内のRBS作動表示灯が点滅
→ 3-95ページ
(警告灯・表示灯の見かた)
ブザーが “ ピピピピピ ” と断続的に鳴
る
64P0246
運転支援機能
運転支援機能
タイプ別装備
RBS の性能には限界があり、すべて
の衝突を回避できるわけではありま
せん。RBS にたよった運転はせず、
走行中は常に周囲の状況を確認し、
必要に応じてブレーキペダルを操作
して安全運転に努めてください。
安全のため、お客様自身で RBS の作
動確認を行なわないでください。周
囲の状況によっては、機能が作動し
ないことや車両が止まりきれないこ
とがあり、思わぬ事故につながるお
それがあります。
走行中は、すべての乗員がシートベ
ルトを正しく着用してください。
RBS が作動したときなどに、身体が
投げ出されて重大な傷害を受けるお
それがあります。
次のような場合は、車高や車両の傾
きが変わり、RBS が正常に機能せ
ず、思わぬ事故につながるおそれが
あります。
・サスペンションの改造(車高の変
更など)
・指定サイズ以外のタイヤやホイー
ルの装着
・摩耗したタイヤや摩耗差の激しい
タイヤの装着
・タイヤの空気圧が適正でない
000-取扱説明書.book 56 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分