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窓から手や顔を出させない
走行中はお子さまが窓から手や顔を出さな
いよう注意してください。車外の物に当
たったり、急ブレーキを踏んだとき、重大な
傷害につながるおそれがあります。
車から離れるときはお子
さまも一緒に連れていく
車から離れるときはお子さまだけを車内に
残さないでください。
lお子さまのいたずらにより、装置の作動、
車の発進、火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。
l炎天下の車内はたいへん高温になり、お子
さまが脱水症状を起こすおそれがありま
す。症状がひどくなると脳に障害が残っ
たり、最悪の場合死に至るなどお子さまの
命にかかわる重大な傷害につながるおそ
れがあり危険です。
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SRSエアバッグシステム
の注意
80ページの「SRSエアバッグシステム」を
よくお読みください。
お車に乗る前に
SRSエアバッグシステムはシートベルトの
働きに加えて乗員を保護する装置であり、
シートベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトは必ず着用してくださ
い。
用品の交換、取り付けなどにつ
いて
lハンドルを交換しないでください。また、
パッド部にステッカーなどを貼り付けた
りしないでください。万一の場合エア
バッグが正常に作動しなくなり、重大な傷
害につながるおそれがあります。
lインストルメントパネル上部にステッ
カーを貼り付けたり、芳香剤、アクセサ
リー用品、手荷物などの物を置いたりしな
いでください。また、ルームミラーにワイ
ドミラーを取り付けたりしないでくださ
い。エアバッグが正常に作動しなくなっ
たり、エアバッグが膨らむときにこれらの
物が飛散し、重大な傷害につながるおそれ
があります。
サイドエアバッグについて
lフロントシート背もたれの外側部分に手、
足、顔を近づけた姿勢で座らないでくださ
い。フロントシートに座ったときは、フロ
ントドアにもたれかかったり、窓から腕を
出したりしないでください。また、リヤ
シートに座ったときはフロントシートの
背もたれを抱えないでください。サイド
エアバッグが作動したときに強い衝撃を
受け、重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
lフロントシートにシートカバーを使用す
るときは、この車専用のサイドエアバッグ
対応純正品を使用してください。純正品
以外のものを使用するとサイドエアバッ
グが正常に作動しなくなり、重大な傷害に
つながるおそれがあります。ご購入の際
は、マツダ販売店にご相談ください。
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安全装備について
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lフロントドアやフロントシート付近に
カップホルダーなどのアクセサリー用品
を取り付けないでください。サイドエア
バッグが膨らむときにこれらの物が飛散
し、重大な傷害につながるおそれがありま
す。カーテンエアバッグについて
lドアにもたれかかったり、フロントピ
ラー、リヤピラー、ルーフサイド部などに
近づかないようにして座ってください。
カーテンエアバッグが作動したときに強
い衝撃を受け、重大な傷害につながるおそ
れがあります。
lフロント窓ガラス、リヤ窓ガラス、フロン
トピラー、サイドピラー、リヤピラー、ルー
フサイド部、アシストグリップなどカーテ
ンエアバッグ展開部周辺にアクセサリー、
ハンズフリーマイクなどを取り付けたり
しないでください。カーテンエアバッグ
が膨らむときにこれらのものが飛散し、重
大な傷害につながるおそれがあります。
lアシストグリップやコートフックなどに
は重たいものやとがったものをかけない
でください。服などをかけるときはハン
ガーを使わないでください。カーテンエ
アバッグが膨らむときにこれらのものが
飛散し、重大な傷害につながるおそれがあ
ります。
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メンテナンスについて
次のような作業が必要なときは、必ずマツダ
販売店にご相談ください。これらの作業を
行なうとエアバッグが正常に作動しなく
なったり、誤って作動し、重大な傷害につな
がるおそれがあります。
lSRSエアバッグの取りはずし、取り付け、
分解、修理
lハンドルまたは周辺部品の取りはずし、取
り付け、分解、修理
lインストルメントパネルまたは周辺部品
の取りはずし、取り付け、分解、修理
lフロントシートの交換、取りはずし、取り
付け、分解、修理
l車両前部または側部の修理
lフロントピラー、サイドピラー、リヤピ
ラー、ルーフサイド部の修理
lオーディオなど用品の取りはずし、取り付
け
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安全装備について
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走行中はエンジンを止め
ない
走行中にエンジンを止めると、ブレーキの効
きが悪くなり、ハンドルも重くなるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
坂道ではエンジンブレー
キを使う
ブレーキペダルを踏み続けると、ブレーキが
過熱し、効きが悪くなることがあります。
下り坂ではフットブレーキとエンジンブ
レーキを併用してください。また、ぬれた路
面や積雪路、凍結路では急激なエンジンブ
レーキの使用(シフトダウン)は避けてくだ
さい。スリップするおそれがあります。
エンジンブレーキとは、走行中アクセルペダ
ルから足を離したときにかかるブレーキ力
で低速ギヤほどよく効きます。
すべりやすい路面では慎
重に運転する
ぬれた路面や凍結路、積雪路などのすべりや
すい路面では、急加速や急ブレーキ、急ハン
ドル、急激なエンジンブレーキを避け、ス
ピードをひかえめにして運転してくださ
い。ぬれた路面を高速で走行すると、タイヤ
と路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた
状態(ハイドロプレーニング現象)になるお
それがあります。
冠水した道路を走行しない
冠水した道路を走行しないでください。冠
水した道路を走行すると、エンストするだけ
でなく、電気部品や電子部品のショート、水
を吸い込んでのエンジン破損など、車両に悪
影響をおよぼします。万一、水中に浸ってし
まったときは、必ずマツダ販売店へご相談く
ださい。
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運転するとき
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水たまり走行後や洗車後は
ブレーキの効きを確認する
水たまりを走行したあとや洗車後は、ブレー
キパッドがぬれているため、ブレーキの効き
が悪くなったり、ぬれていない片方のブレー
キだけが効いて、ハンドルをとられるおそれ
があり危険です。ブレーキの効きが悪いと
きは、低速で走りながら、効きが回復するま
でブレーキペダルを軽く数回踏んでブレー
キを乾かしてください。
横風が強いときは慎重に
運転する
横風が強く、車が横に流されるようなとき
は、ハンドルをしっかり握り、スピードを
徐々に落としてください。トンネルの出口、
橋の上、山を削った切り通しなどは特に横風
が発生しやすいので注意してください。走
行安定性を失い、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
ブレーキペダルに足をの
せたまま走行しない
ブレーキペダルに足をのせたまま走行しな
いでください。
lブレーキの部品が早く摩耗します。
lブレーキが過熱し、効きが悪くなるおそれ
があります。
ブレーキ操作は右足で
lブレーキペダルは必ず右足で踏んでくだ
さい。慣れない左足でのブレーキ操作は、
緊急時の反応が遅れるなど、適切な操作が
できないおそれがあります。
lアクセルペダルの操作でブレーキペダル
に靴が接触することがないように、運転に
適した靴で運転してください。
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運転するとき
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警告灯が点灯/
点滅したら車を止める
走行中に警告灯が点灯/点滅したときは、た
だちに安全な場所に停車し、適切な処置を行
なってください。警告灯の点灯/点滅を無視
して運転を続けるとエンジンなどを損傷し
たり、思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
→162ページ「警告灯、表示灯」
パンクやバースト(破裂)
してもあわてない
走行中タイヤがパンクやバースト(破裂)し
たときは、ハンドルをしっかり持ち、徐々に
ブレーキをかけスピードを落としてくださ
い。
急ブレーキをかけるとハンドルをとられる
おそれがあります。
次のようなときはパンクやバースト(破裂)
が考えられます。
lハンドルがとられるとき。
l異常な振動があるとき。
l車両が異常に傾いたとき。
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スタックした状態から脱
出するときは注意する
ぬかるみ、砂地、深雪路などで駆動輪が空転
したり、埋まり込んで動けなくなることをス
タックといいます。
l周囲の安全を十分に確認してください。
脱出直後に車両が突然動き出し、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
lタイヤ前後の土や雪を取り除くか、タイヤ
の下に木や石をあてがい、セレクトレバー
をDまたはRにいれて、アクセルペダルを
軽く踏みます。セレクトレバー操作中は
アクセルペダルを踏まないでください。
トランスミッションなどを損傷するおそ
れがあります。また、車両の周辺に人がい
ないことを確認してください。あてがっ
た木や石が飛散し、重大な傷害につながる
おそれがあります。
lタイヤを高速で回転させないでくださ
い。夕イヤがバースト(破裂)したり、異
常過熱するため思わぬ事故につながるお
それがあります。
lアクセルを過度に空ぶかししたり、タイヤ
を空転させないでください。トランス
ミッションなどを損傷するおそれがあり
ます。
床下に衝撃を受けたら下
まわりを点検する
安全な場所に停車して、車の下にブレーキ液
や燃料の漏れがないか、また各部に損傷がな
いか確認してください。
異常があったときは、マツダ販売店に連絡し
てください。
そのまま走行すると故障や思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
異常を感じたときはマツ
ダ販売店で点検を受ける
次のようなときは、車が故障しているおそれ
があります。そのまま走行すると、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
マツダ販売店で点検を受けてください。
l普段と違う音や臭い、振動がするとき。
lハンドル操作に異常を感じるとき。
lブレーキ液が不足しているとき。
l車の下に油のあとが残っているとき。
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運転するとき