Page 105 of 356
Black plate (85,1)
運転席エアバッグ
運転席エアバッグはハンドルの中央に格納
されています。
助手席エアバッグ
助手席エアバッグはインストルメントパネ
ルに格納されています。
助手席に同乗者がいなくても運転席エア
バッグと同時に膨らみます。
サイドエアバッグ☆
サイドエアバッグはフロントシート背もた
れの外側部分に格納されています。
乗員の有無に関係なく衝撃を受けた側のサ
イドエアバッグが膨らみます。
カーテンエアバッグ☆
カーテンエアバッグはフロントピラー、リヤ
ピラー、ルーフサイド部に格納されていま
す。
乗員の有無に関係なく衝撃を受けた側の
カーテンエアバッグが膨らみます。
85☆印はグレードや仕様変更などにより装備の有無が異なります。
MPV_Lチ_初版85ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
Page 106 of 356
Black plate (86,1)
作動するとき、しないとき
運転席/助手席エアバッグは正面衝突において、サイド/カーテンエアバッグは側面衝突におい
て、強い衝撃を受けたときに作動します。
車体の衝撃吸収ボディー構造により、乗員への衝撃は大きくならない場合があります。
したがって、車両の損傷が大きくてもエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。
運転席/助手席エアバッグが作動するとき
次のようなときには、衝撃が大きいと作動します。
次のようなときには、路面などから車両下部に強い衝撃を受けると作動することがあります。
86
MPV_Lチ_初版86ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
SRSエアバッグシステム
2.安全装備
Page 107 of 356
Black plate (87,1)
運転席/助手席エアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
運転席/助手席エアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
87
MPV_Lチ_初版87ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
Page 108 of 356
Black plate (88,1)
サイド/カーテンエアバッグが作動するとき
次のようなときには、衝撃が大きいと作動します。
サイド/カーテンエアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
88
MPV_Lチ_初版88ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
SRSエアバッグシステム
2.安全装備
Page 109 of 356
Black plate (89,1)
サイド/カーテンエアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
エアバッグ警告灯/
プリテンショナー警告灯
点灯するとき
l電源ポジションをONにすると点灯し、し
ばらくすると消灯します。
l次のようなときはシステムの異常が考え
られます。マツダ販売店で点検を受けて
ください。
l電源ポジションをONにしても点灯し
ないとき。
l点灯し続けるとき。
点滅するとき
点滅し続けるときはシステムの異常が考え
られます。マツダ販売店で点検を受けてく
ださい。
¢エアバッグ警告灯/プリテンショ
ナー警告灯が点灯または点滅し
たまま走行しないでください。
衝突したときにエアバッグまたはプリテン
ショナー機構が正常に作動せず、重大な傷
害につながるおそれがあります。マツダ販
売店で点検を受けてください。
89
MPV_Lチ_初版89ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
Page 110 of 356
Black plate (90,1)
EDR (イベントデータレコーダー)
本車両は、SRSエアバッグ制御のためのコン
ピュータを搭載しています。そのコン
ピュータは、SRSエアバッグシステムが正常
に作動していることを診断するとともに、衝
突や衝突に近い状態のとき、以下のデータを
記録·蓄積するEDRを装備しています。
記録するデータ
EDRは下記のような情報を記録します。
l車速
l運転席乗員のシートベルト装着有無
l助手席乗員のシートベルト装着有無
lエアバッグ作動に関する情報(加速度波形
等)
lエアバッグシステムの故障診断情報
EDRは会話などの音声や映像は記録しま
せん。
データの開示について
マツダおよびマツダが委託した第三者は、
EDRに記録されたデータを、車両衝突安全性
能の向上などを目的に取得·利用することが
あります。
なお、マツダおよびマツダが委託した第三者
は、取得したデータを以下の場合を除き、第
三者へ開示·提供することはありません。
lお車の使用者の同意がある場合
l裁判所命令などの法的強制力のある要請
に基づく場合
l統計的な処理を行なうなどの使用者や車
が特定できないように加工したデータを
研究機関などに提供する場合
90
MPV_Lチ_初版90ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
SRSエアバッグシステム
2.安全装備
Page 111 of 356
Black plate (91,1)
ABSについて
ABS (アンチロックブレーキシステム)は、す
べりやすい路面での制動時に起こる車輪の
ロックを防いで車の方向安定性を保ち、操縦
性を確保する装置です。
¢ABSを過信せず安全運転に心が
けてください。
ABSが作動した状態でも車の方向安定性
や操縦性には限界があります。また、次の
ようなときには、速度をひかえめにし、車間
距離を十分にとって運転してください。
ABSが装備されていない車に比べて制動
距離が長くなることがあるため、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
lジャリ道、新雪道を走行しているとき。
lタイヤチェーンを装着しているとき。
l道路の継ぎ目などの段差を乗り越える
とき。
l凸凹道や石だたみなどの悪路を走行し
ているとき。
前後輪とも必ず指定されたサイズや種類
のタイヤを装着してください。指定された
サイズや種類以外のタイヤを装着すると、
ABSが正常に作動しないことがあります。
lABSは低速(約10km/h以下)では作動
しませんが通常のブレーキ性能は確保
されています。
lエンジン始動時や発進直後にモーター
音が聞こえることがありますが、異常
ではありません。
ABS装備車の取り扱い
急ブレーキを踏まなくてはいけないような
状況に陥らないよう、安全運転を心がけてく
ださい。
万一の危険な状況では、次のようにしてくだ
さい。
危険を感じ急制動が必要なときは、ため
らわずブレーキペダルをしっかりと踏み
込んでください。
ブレーキペダルを踏んだとき、ペダルか
ら小刻みな振動を感じることがありま
す。これはABSが正常に作動していると
きの現象で異常ではありません。そのま
まブレーキペダルを踏み続けてくださ
い。
障害物を回避するときは、ブレーキペダ
ルを踏みながらハンドルを操作してくだ
さい。
ABS警告灯
点灯するとき
l電源ポジションをONにすると点灯し、し
ばらくすると消灯します。
lシステムに異常があるときは点灯し続け
ます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
91
MPV_Lチ_初版91ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
ABS
2.安全装備
Page 112 of 356
Black plate (92,1)
¢ブレーキ警告灯とABS警告灯が
同時に点灯したときは、ただちに
安全な場所に停車し、マツダ販売
店に連絡してください。
急制動時に後輪が通常より早くロックし
やすくなり、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
lABS警告灯が点灯しているときは、
ABSが作動しないため、急制動時やす
べりやすい路面での制動時には、車輪
がロックすることがあります。
lABS警告灯が点灯しているときは、
ABSは作動しませんが、通常のブレー
キ性能は確保されています。
92
MPV_Lチ_初版92ページ
2014年7月31日10:39 AM
Form No.Lチ
ABS
2.安全装備