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落下防止機構
リヤゲートを電動で開けたとき、積雪などの
重みを感知すると落下防止機構が作動しま
す。リヤゲートが全開後、ブザーが鳴り自動
で閉まります。
lリヤゲートに積雪があるときは、パ
ワーリヤゲートを作動させる前に雪を
取り除いてください。
l自動で全開した直後に、手動でパワー
リヤゲートを閉めようとすると、落下
防止機構が作動することがありますが
故障ではありません。
パワーウインドー
電源ポジションがONのとき、パワーウイン
ドースイッチを操作すると窓ガラスの開閉
ができます。
¢窓ガラスを閉めるときは、同乗者
の手や顔などをはさまないように
注意してください。
また、特にお子さまには十分気をつけてく
ださい。
万一、手や顔などをはさむと重大な傷害に
つながるおそれがあります。
¢お子さまにパワーウインドース
イッチの操作をさせないでくださ
い。
万一、手や顔などをはさむと重大な傷害に
つながるおそれがあります。
運転席窓ガラスの開閉
スイッチを押している間は開き、引き上げて
いる間は閉まります。
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Form No.Lチ
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クイックリフレッシュ機能
全閉しているとき、スイッチを軽くワンタッ
チするだけで、窓枠から約3cm開くことがで
きます。車内を換気したいときなどに便利
です。
全閉しているとき、スイッチを軽く押して
いると、窓枠から約3cm開いたところで一
旦止まります。そのまま押し続けると、再
び開き始めます。
クイックリフレッシュ機能の解除
電源ポジションをONにして、5秒以内に
次の操作を完了させます。
運転席側スイッチを強く2回押し、強く
2回引き上げます。
電源ポジションをOFFにします。
電源ポジションをOFFにしてから40秒以
内に、電源ポジションをONにして、5秒以
内に次の操作を完了させます。
運転席側スイッチを強く2回押し、強く
2回引き上げます。
l時間内に操作が完了しなかったり、途
中で他の操作をすると解除できませ
ん。一度電源ポジションをOFFにし
て、始めからやり直してください。
l操作しても解除できないときは、マツ
ダ販売店にご相談ください。
クイックリフレッシュ機能の復帰
クイックリフレッシュ機能が解除されてい
る状態で、もう一度クイックリフレッシュ機
能の解除の操作をすると、復帰します。
操作しても復帰できないときは、マツダ販
売店にご相談ください。
自動開閉機構
スイッチを強く押すと自動で全開し、強く引
き上げると自動で全閉します。
途中で止めるときは、スイッチを逆方向に軽
く操作します。
車両整備などでバッテリーとの接続が断
たれたとき、または全開/全閉したあとも、
スイッチを操作し続けたときは、自動で全
開/全閉できなくなります。
次の操作で復帰させてください。
電源ポジションをONにします。
スイッチを押して窓ガラスを全開に
します。
スイッチを引き上げて窓ガラスを全
閉にし、そのまま約2秒間引き上げ続
けます。
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Form No.Lチ
各部の開閉
3.操作と取り扱い
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はさみ込み防止機構
閉めるときに、窓ガラスと窓枠との間に異物
のはさみ込みを感知すると、窓ガラスが閉ま
るのを停止し、自動的に途中まで開きます。
次の場合には、はさみ込み防止機構が作動
しないため、指などをはさまないように注
意してください。万一、指などをはさむと、
けがをするおそれがあります。
l窓ガラスが閉まりきる直前
lスイッチを引き続けたままの状態
lはさみ込み防止機構は次のようなとき
に作動します。
l電源ポジションがONで窓ガラスを
自動で閉めているとき。
l電源ポジションをOFFまたはACC
にしてから約40秒の間に窓ガラス
を閉めているとき。
l走行条件や環境により、窓ガラスに異
物をはさんだときと同じ衝撃または荷
重が加わると、はさみ込み防止機構が
作動することがあります。
万一、はさみ込み防止機構が作動し、窓
ガラスを自動で閉めることができない
ときは、スイッチを引き続けてくださ
い。窓ガラスを閉めることができま
す。
キーOFF後作動機構
電源ポジションをACCまたはOFFにしたあ
とでも、約40秒間は開閉することができま
す。
クイックリフレッシュ機能は作動しませ
ん。
助手席/後席窓ガラスの開閉
運転席ドアにあるパワーウインドーロック
スイッチをアンロックの位置にしていると
き開閉できます。
運転席ドアにある助手席/後席側スイッチ
からも操作できます。
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助手席側
スイッチを押している間は開き、引き上げて
いる間は閉まります。
後席側
パワーウインドーロックスイッチ
■ロックの位置のとき
運転席窓ガラスのみ開閉できます。
■アンロックの位置のとき
全ての窓ガラスの開閉ができます。
¢お子さまが同乗しているときは、
パワーウインドーロックスイッチ
をロックの位置にしておいてくだ
さい。
お子さまが誤って操作したとき、手や顔な
どをはさむと重大な傷害につながるおそれ
があります。
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Form No.Lチ
各部の開閉
3.操作と取り扱い
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燃料補給口
¢燃料補給時には必ずエンジンを止
めてください。
火災につながるおそれがあります。
¢燃料を補給するときは、必ず次の
点を守ってください。
身体に静電気を帯びたまま作業をすると、
放電による火花で燃料に引火、爆発し重大
な傷害につながるおそれがあり危険です。
l燃料補給作業は必ず一人で行ない、補
給口に他の人を近づけないでくださ
い。
l静電気を除去するため、フューエル
キャップを開ける前には、車体または給
油機などの金属部分に触れてくださ
い。
l静電気の放電を防ぐため、フューエル
キャップの開閉は必ずツマミ部分を
持って行なってください。
l再帯電を防ぐため、燃料を補給する人は
給油中に車内のシートに座らないでく
ださい。
¢燃料補給口にはタバコなどの火気
を近づけないでください。
火災につながるおそれがあります。
¢給油ノズルは確実に給油口へ差し
込んでください。
給油ノズルが確実に差し込まれていない
と、オートストップの作動が遅れ、燃料が吹
きこぼれるおそれがあります。
¢給油ノズルのオートストップ作動
後は、追加給油しないでくださ
い。
オートストップ作動後に追加給油すると、
燃料があふれ出るおそれがあります。
¢ドアや窓を必ず閉めて燃料を補給
してください。
火災になった場合、室内に燃え広がるおそ
れがあります。
¢気化した燃料を吸い込まないよう
注意してください。
人体に有害な成分を含んでいる燃料があ
ります。特にアレルギー体質の方は、注意
してください。
l指定燃料以外の燃料を補給したり、純
正以外の燃料添加剤を使用しないでく
ださい。
→318ページ「燃料」
有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、軽油、高
濃度アルコール含有燃料を補給すると
次のような悪影響をおよぼします。
lエンジンや燃料系部品が損傷した
り、最悪の場合車両火災につながる
おそれがあります。
lエンジンの始動性が悪くなるおそれ
があります。
lノッキングが発生したり、エンジン
の出力が低下するおそれがありま
す。
l燃料補給作業中に、燃料を車にこぼさな
いようにしてください。燃料が付着す
ると変色、シミ、塗膜はがれの原因とな
ります。
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l燃料を補給する際には、ガソリンスタン
ド内に掲示されている注意事項を守っ
てください。
バイオ燃料混合ガソリンをお使いになる
こともできます。バイオ燃料混合ガソリ
ンは、日本工業規格(JIS)や「揮発油等の
品質の確保に関する法律」が定めたガソ
リンの規格に合致しており、製品として使
用に問題ないことが確認されています。
バイオ燃料混合ガソリンの商品名として
は「バイオ·ガソリン」、および「いい!
スリー」の2つがあり、いずれの製品も使
用できます(商品マーク参照)。
燃料補給口は車の左側後方にあります。
燃料計の指針が“E”に近づいたら、早めに
燃料を補給してください。
使用燃料とタンク容量は次のとおりです。
駆動方式タンク容量
(参考値)
2WD車68L
4WD車76L使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
フューエルリッドの開閉
運転席右下にあるフューエルリッドオープ
ナーを引くと開きます。
フューエルリッドを開けるときは、左側ス
ライドドアが閉まっていることを確認し
てください。
閉めるときはフューエルリッドが確実に
ロックするまでフューエルリッドを押しつ
けます。
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Form No.Lチ
各部の開閉
3.操作と取り扱い
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フューエルキャップの開閉
¢フューエルキャップを開けるとき
は、ゆっくりとゆるめ、空気の抜け
る音が止まってから取りはずして
ください。
急に開けると、燃料が噴き出すことがある
ため火災につながったり、目や皮膚に付着
すると傷害につながるおそれがあります。
¢フューエルキャップは、確実に閉
めてください。
キャップが確実に閉まっていないと、走行
中に燃料がもれ、火災につながるおそれが
あります。
純正部品以外のフューエルキャップは使
用しないでください。燃料装置や排出ガス
発散抑止装置などの故障につながるおそ
れがあります。
取りはずしたキャップは、フューエルリッド
の内側にかけます。
キャップを閉めるときは、カチッ、カチッと
2回以上音がするまで締め付けてください。
ボンネット
開けるとき
運転席右下にあるボンネットオープナー
を引くと、ボンネットが少し浮き上がり
ます。
ボンネットのすき間に手を入れ、レバー
を押したままボンネットを持ち上げま
す。
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パッド部を持ってステーを起こし、矢印
で示すボンネットのステー穴に差し込ん
で固定します。閉めるとき
エンジンルームに工具などが残されてい
ないことを確認します。
ボンネットを手でささえてステーをはず
し、パッド部を持って、クリップに固定し
ます。
ボンネットをゆっくりおろし、約20 cm
の高さから静かに落として閉めます。
¢ボンネットが確実に閉まっている
ことを確認してください。
走行中にボンネットが開くと視界がさまた
げられ、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
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各部の開閉
3.操作と取り扱い