Page 257 of 596
225
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●チェンジレバー( マニュアル車 )またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、リアクロストラフィックアラート(RCTA)に切り替わります。
→233ページ「リアクロストラフィックアラート(RCTA)とは
¬è”Å “7
÷
‹ 」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインドスポッ
トモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング( BSM)またはリアクロ ストラフィックアラート
(RCTA)作動中は、ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯や警報チャイム
で、 隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。電
源ポジションを ONにすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
前進時 ( ブラインドスポットモニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブラインド
スポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯します。また、 ブラインドスポットモニ
タリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器のレバーを
操作すると、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点滅します。
後退時 ( リアクロストラフィックアラート (RCTA) 作動 )
自車後方の左右に接近する車両を検知して、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接
近表示灯が点滅します。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2252015/05/07 15:29:50
Page 258 of 596
226
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
減光解除機能
ランプスイッチをまたはの位置にすると、ブラインドスポットモニタリング(BSM)
接近表示灯が点灯したときの明るさは減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態ではブラインドスポットモニタリング
(BSM)接近表示灯が見えにくい場合には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除されブラ
インドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯したときの明るさが明るくなりま
す。
→152ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯の点滅と同時に鳴ります。
ŒÝ
ブラインドスポットモニタリング(BSM)警報チャイムの音量を変更できます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) スイッチ
スイッチを押すとブラインドスポットモニタリン
グ(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が停止され、 メーター内のブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示が点灯します。
もう一度押すとブラインドスポットモニタリング
(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が作動可能な状態になり、 ブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示が消灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) およびリアクロストラフィックアラー
ト(RCTA)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次に電源ポジショ
ンを ON にしたときはブラインドスポットモニタリング(BSM) およびリアクロスト
ラフィックアラート(RCTA)は作動可能な状態のままです。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2262015/05/07 15:29:50
Page 259 of 596

227
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間認知支援システム (DRSS) とは¬è”Å “7
÷
‹
車間認知支援システム(DRSS)は、車速が約 30km/h 以上のとき、レーダーセンサー( フ
ロント )が前方車との車間距離を計測し、 アクティブドライビングディスプレイ、 または
マルチインフォメーションディスプレイに表示します。さらに、 車速に応じた適正な車間
距離よりも前方車に近づきすぎた場合に、 ディスプレイにお知らせを表示して、 適正な車
間距離を保って運転ができるようアドバイスします。
/
車間認知支援システム (DRSS) を過信しない
車間認知支援システム (DRSS) は前方車との安全な車間距離の目安をお知
らせし、安全運転のアドバイスを行うシステムです。前方車の種類、天候状況、
道路状況等によっては前方車の検知に限界がありますので、 アクセルやブレー
キの適切な操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。周囲の安
全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前方車や後続車
との車間距離を十分に確保してください。
ŒÝ
●次の条件をすべて満たしているときに車間認知支援システム( DRSS)は 作動し
ます。
•電源ポジションが ON のとき
•車間認知支援システム(DRSS)が ON のとき
•セレクトレバーが R レンジ以外のとき
•車速が約 30km/h 以上のとき
●システムの作動対象は 4 輪車両です。
●バイクや自転車等にも車間認知支援システム(DRSS)が 作動するときがありま
す。
●次の条件のときは、 車間認知支援システム(DRSS)が正常に作動しないときが
あります。
•DSC が故障しているとき
•前方車が極低速のとき
●次の対象物には作動しません。
•対向車
•静止物( 停車車両、 障害物 )
●車間認知支援システム(DRSS)を作動しないようにできます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ATENZA_Qツ_3版.indb 2272015/05/07 15:29:51
Page 260 of 596
228
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ディスプレイ表示
車間認知支援システム(DRSS)の作動状態をアクティブドライビングディスプレイ 、 ま
たはマルチインフォメーションディスプレイに表示します。故障状態については、センター
ディスプレイに表示します。故障の場合は、 表示されたメッセージの方法で処置してくだ
さい。
→162ページ「警告灯、 表示灯」
²M
¯Ô
¯Ô
²M
¯Ô
¯Ô
Úç ½ ïÑ¥Ý ”³ãïßµÓ è
ž« ŸÒÅ å Ïï ¬ÃŸµÓè
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車間認知支援システム( DRSS)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF に
すると、 次に電源ポジションを ON にしたときは車間認知支援システム(DRSS)は
作動可能な状態になります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2282015/05/07 15:29:51
Page 261 of 596
229
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間表示の目安*1
ディスプレイ表示 車間距離の目安
( 約 40km/h 走
行時 )車間距離の目安
( 約 80km/h 走
行時 )
マルチインフォメーショ
ンディスプレイ アクティブドライビング
ディスプレイ
約 25m約 50m
約 20m約 40m
約 15m約 30m
約 10m約 20m
( 前方車表示が点滅 )( 前方車表示が点滅 )
約 10m 以下約 20m 以下
*1車間距離は車速によって異なります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2292015/05/07 15:29:52
Page 262 of 596
230
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
ディスプレイ表示の前方車表示が点滅する車間距離を変更できます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ドライバーアテンションアラート (DAA) とは¬è”Å “7
÷
‹
ドライバーアテンションアラート( DAA)は 、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し、 運
転者に休憩を促すシステムです。
ドライバーアテンションアラート(DAA)は、 車線内を車速が約 65 km/h 以上で走行し
ているとき、 フォワードセンシングカメラ(FSC)や各種車両情報から運転者の疲労増加
や注意力低下を推定して、 マルチインフォメーションディスプレイの表示、 警報チャイム
により運転者へ休憩を促します。
ドライバーアテンションアラート(DAA)は高速道路や自動車専用道路などで使用してく
ださい。
→281
ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å “7
÷
‹ 」
ATENZA_Qツ_3版.indb 2302015/05/07 15:29:52
Page 263 of 596
231
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
ドライバーアテンションアラート (DAA) を過信せず安全運転に
心がける。
ドライバーアテンションアラート (DAA) は 、 運転者の疲労や注意力の低下
を検知し、 運転者へ休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するものでは
ないため、 過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。運転
に集中し、 適切にハンドルを操作してください。
また、 道路状況や走行状況等によっては、 運転者の疲労や注意力の低下を適
切に検知出来ない場合があります。運転者は十分に休憩を取り、 安全運転に
心がけてください。
ŒÝ
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 次の条件をすべて満たしていると
きに作動します。
•車速が約65km/h 以上のとき
•車線の白線( 黄線 )を検知しているとき
•運転者の走行データ学習が完了したとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は、 次のときには作動しません。
•車速が約65km/hを下回ったとき
•車線の白線( 黄線 )を検知できないとき
•急カーブを走行しているとき
•車線変更したとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 次のときには正常に作動しない場
合があります。
•車線の白線( 黄線 )がかすれや汚れなどにより見えにくいとき
•強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき
•スポーティーな走行をしているとき
•頻繁に車線変更を行っているとき
ATENZA_Qツ_3版.indb 2312015/05/07 15:29:52
Page 264 of 596
232
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 車速が約 65k m/h 以上で約 20
分間走行したときの走行データをもとに、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し
ています。次のときは学習した走行データがリセットされます。
•15 分以上停車したとき
•車速が約 65km/h未満で約 30 分間走行したとき
•電源ポジションを OFF にしたとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 一度休憩を促すと、 45 分間は次
回休憩をお知らせしません。
ドライバーアテンションアラート (DAA) 表示
運転者の疲労や注意力の低下を検知すると、 警報チャ
イムが鳴り、 マルチインフォメーションディスプレイ
に表示されます。
ドライバーアテンションアラート (DAA) を停止させるには
ドライバーアテンションアラート(DAA)を作動しないようにできます 。→538ページ
「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ATENZA_Qツ_3版.indb 2322015/05/07 15:29:53