Page 217 of 596
185
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●低速時は速度によりシフトアップできないことがあります。
●マニュアルモードではタコメーターの指針がレッドゾーンにはいらないように運
転してください。なお、 エンジン回転数が高いとき、 エンジン保護のため自動的
にシフトアップする場合があります。
●ステアリングシフトスイッチは、 走行中セレクトレバーが D レンジでも、 一時的
に使用することができます。また、 UP スイッチ(/OFF)を一定時間以上手前
に引いたときは自動変速に戻ります。
シフトダウン (M6 → M5 → M4 → M3 → M2 → M1)
·è «ÄèÌ ”
µÂžæï¬ ³Ñĵ ¿½
% 0 8 / µ ¿½¢µ£
¹x ¬è”Å 7srt‘“
÷
‹wÁ UŸs“‡b {
( セレクトレバーでの操作 )
セレクトレバーを側に動かすとシフトダウン( 低速
ギヤに変速 )します。
( ステアリングシフトスイッチでの操作 )
ステアリング左裏側の DOWN スイッチ()を手前
に引くとシフトダウン( 低速ギヤに変速 )します。
/
高速走行中、 またはぬれた路面や積雪路、 凍結路を走行している
ときは、 急激なエンジンブレーキの使用 ( シフトダウン ) は避け
る。
タイヤがスリップし、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1852015/05/07 15:29:37
Page 218 of 596
186
2. 運転するときに
トランスミッションの使いかた
ŒÝ
●高速走行中は、 速度によりシフトダウンできないことがあります。
●減速中は、 速度により自動的にシフトダウンします。
●マニュアルモードでも、 アクセルペダルをいっぱいに踏み込むとキックダウンし
ます。
→180ページ「オートマチック車の特性」
2 速固定モード
車速が約 10k m/h 以下のときにセレクトレバーを側に動かして 2 速にすると 2 速固
定モードになり、 ギヤ位置は 2 速に固定されます。雪道などすべりやすい路面での発進
や走行がしやすくなります。
2 速固定モードのときに、 セレクトレバーを
側または側に動かして 2 速以外にすると
2 速固定モードは解除されます。
シフトチェンジ ( 変速 ) 制限速度
マニュアルモードでは、 各ギヤ位置において次の表のような制限速度を設けています。制
限速度範囲内のときにセレクトレバーを操作すると変速します。
シフトアップ
制限速度より低いときはシフトアップしません。
シフトダウン
制限速度を超えているときはシフトダウンしません。
制限速度を超えていてシフトダウンしなかった場合には、 ギヤ位置表示が 2 回点滅し、
変速できないことを運転者に知らせます。
キックダウン
走行中にアクセルペダルをいっぱいに踏み込むと、 シフトダウンします。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1862015/05/07 15:29:37
Page 219 of 596
187
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
2 速固定モード時も、 キックダウンでシフトダウンします。
オートシフトダウン
減速中は、 速度により自動的にシフトダウンします。
ŒÝ
2 速固定モード時は、 2 速のまま停車します。
ダイレクトモード¬è”Å “7
÷
‹
¼ è«ÄÞ ”Å
¯Ô
ªà
セレクトレバーを D の位置で走行中、 ステアリング
シフトスイッチを操作すると一時的にギヤ位置を切り
替えることができます。
ダイレクトモードのときは、 表示灯に D と M が点灯
し、 使用しているギヤ位置が表示されます。
ダイレクトモードは、次の状態になると解除されます。
●UP スイッチ(/OFF)を一定時間以上手前に引
いたとき
●一定時間以上走行したとき( 操作時の走行状態に
より時間は異なります )
●停車したとき、 または、 低速走行になったとき
オートマチック車を運転するときに
発進または後退するとき
/
アクセルペダルを踏んだままセレクトレバーを操作しない。
車が急発進し思わぬ事故につながるおそれがあります。
マニュアル車では発進時の速度をクラッチ操作とアクセル操作を併用して調節しますが、
オートマチック車ではアクセル操作のみで行いますので、 アクセル操作は慎重に行ってく
ださい。
1. ブレーキペダルを踏んだまま、 セレクトレバーを操作します。
前進 ···D、 M
後退 ···R
2. セレクトレバーの位置を確認します。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1872015/05/07 15:29:38
Page 220 of 596
188
2. 運転するときに
トランスミッションの使いかた
3. パーキングブレーキを解除します。
4. ブレーキペダルを徐々にゆるめ、 アクセルペダルをゆっくり踏み発進します。
«™
後退時は身体を後ろにひねった姿勢になります。ブレーキペダルを確実に踏
めるよう注意してください。
ŒÝ
●セレクトレバーを R にいれるとチャイムが鳴り、 セレクトレバーが R にはいっ
ていることを運転者に知らせます。
●少し後退したときなどはセレクトレバーを R にいれたことを忘れてしまうことが
あります。後退したあとは、 すぐにセレクトレバーを N にもどし、 発進時にはセ
レクトレバーの位置を確認してください。
急な坂道での発進
パーキングブレーキをかけたまま、 アクセルペダルをゆっくり踏み、 車が動く感触を確認
しながらパーキングブレーキを解除します。
走行するとき
通常走行
セレクトレバーを D にいれて走行します。アクセルとブレーキの操作で加速 / 減速します。
ギヤは 1 速から 6 速の間で、 自動的に変速されます。
マニュアルモード走行
停車中または走行中にセレクトレバーを D から M にいれると、 マニュアルモードにセッ
トされ、 マニュアルトランスミッションのような操作ができます。
→183ページ「マニュアルモード」
急加速
セレクトレバーが D または M のとき、 アクセルペダルをいっぱいに踏み込むと、 キック
ダウンして急加速できます。
急な上り坂での走行
坂の勾配に応じ、 マニュアルモードで変速してください。エンジン回転の変化が少ないな
めらかな走行ができます。
下り坂での走行
エンジンブレーキが必要なときは、 マニュアルモードにして、 低速ギヤにシフトダウンし
てください。
マニュアルモードのときは、走行速度にあわせて 1 段ずつシフトダウンし、エンジンブレー
キを併用してください。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1882015/05/07 15:29:38
Page 221 of 596
189
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
停車するとき
1. ブレーキペダルをしっかりと踏んでおきます。
2. 必要に応じてパーキングブレーキをかけます。
3. 停車時間が長くなりそうなときは、 セレクトレバーを N または P にいれます。
/
停車中、 むやみにアクセルペダルを踏まない。
セレクトレバーが P、 N 以外にはいっているとき、 誤ってアクセルペダルを
踏むと急発進するため思わぬ事故につながるおそれがあります。
停車後、 再発進するときはセレクトレバーの位置に思い違いがな
いよう確認する。
意に反して車が動き出すと、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
«™
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだり、 上り坂でセレクトレバー
を前進位置にいれ、 アクセルをふかしながら停車しないでください。トラン
スミッションが過熱し、 故障につながるおそれがあります。
駐車するとき
1. 車を完全に止めます。
2. セレクトレバーを P にいれます。
3. ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをかけます。
4. エンジンを止めます。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1892015/05/07 15:29:38
Page 222 of 596
190
2. 運転するときに
トランスミッションの使いかた
/
駐車するときは、 セレクトレバーを P にいれ、 パーキングブレー
キをかける。
パーキングブレーキをかけただけや、 セレクトレバーを P にいれただけで駐
車していると、 車が勝手に動き出し思わぬ事故につながるおそれがあります。
エンジンをかけたまま駐車しない。
万一セレクトレバーが P 以外にはいっていた場合、 クリープ現象で車が勝手
に動き出したり、 乗り込むときに誤ってアクセルペダルを踏み、 急発進する
など、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
«™
セレクトレバーを P にいれるときは、 車を完全に止めてから行なってくださ
い。車が完全に止まる前にセレクトレバーを P にいれると、トランスミッショ
ンに無理な力がかかり故障につながるおそれがあります。
そのほかに気をつけること
/
坂道などで、 セレクトレバーを前進位置に入れたまま後退したり、
後退位置に入れたまま前進しない。
エンジンが停止してブレーキの効きが悪くなったり、 ハンドルが重くなった
りして思わぬ事故につながるおそれがあります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1902015/05/07 15:29:38
Page 223 of 596
191
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2. 運転するときに
ドライブセレクションについて
ドライブセレクションとは
ドライブセレクションとは、 車両の走行モードを切り替えることができるシステムです。
スポーツモードを選択すると、 アクセルペダルを踏み込んだときの車両応答性が高められ
ます。
より安全に高速道路に合流したり、 追い越したりしたいときにご使用ください。
«™
ぬれた路面や積雪路など滑りやすい路面を走行しているときは、 スポーツモー
ドの使用を避けてください。タイヤがスリップするおそれがあります。
ŒÝ
●スポーツモードを選択すると、 高いエンジン回転数での走行が多くなり、 燃費が
悪化することがあります。通常時はスポーツモードを解除して走行することをお
すすめします。
●次のようなときは、 走行モードの切り替えはできません。
•ABS/TCS/DSC が作動しているとき
•クルーズコントロールまたはマツダレーダークルーズコントロール( MRCC)
で定速走行をしているとき
•急激なハンドル操作を行っているとき
ドライブセレクションスイッチ
ドライブセレクションスイッチを側(前方 )
に押すと、 スポーツモードになります。
ドライブセレクションスイッチを
側(手前 )に 引
くと、 スポーツモードが解除されます。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1912015/05/07 15:29:39
Page 224 of 596
192
2. 運転するときに
ドライブセレクションについて
ŒÝ
●電源ポジションを OFF にすると、 スポーツモードは解除されます。
●クルーズコントロールスイッチまたはマツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)スイッチのSET+/SET- ボタンを押すと、 スポーツモードは解除され
ます。
●スポーツモードを選択したときの走行状態によっては、 シフトダウンしたり、 少
し加速したりすることがあります。
セレクトモードインジケーター
スポーツモードを選択しているときに、 メーター内の
セレクトモードインジケーターが点灯します。
ŒÝ
走行モードを切り替えることができないときは、 セレクトモードインジケーターが点
滅してお知らせします。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1922015/05/07 15:29:39