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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
速度を設定するとき
1. アクセルペダルの操作で設定したい速度に調節します。
2. SETまたは SETスイッチを押すと定速走行をはじめます。ディスプレイに設定
速度が表示され、 車間表示の白線表示が白色の塗りつぶし表示に変わります。同時に
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)表示灯( 緑 )が点灯し 、 チャイムが
1 回鳴ります。
走行状態ディスプレイ表示
マルチインフォメーションディ スプレイ アクティブドライビングディス
プレイ
定速走行時
追従走行時
ŒÝ
●定速走行中に前方車を検知すると、 ディスプレイに前方車表示が表示され、 追従
走行を行います。また、 前方車を検知しなくなったときは、 ディスプレイの前方
車表示が消灯し、 定速走行に切り替わります。
●設定速度より速い速度で走行している車両を前方車としての追従走行はできませ
ん。アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
●ディスプレイの車間距離表示が白線表示のとき、 SETまたは SETスイッチ
を押すとチャイムが 3 回鳴る場合があります。そのときは速度が設定できないこ
とをお知らせしています。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2412015/05/07 15:29:56
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
追従走行時の車間距離を設定するとき
スイッチを押すことにより車間距離を短く設定します。スイッチを押すことにより車
間距離を長く設定します。車間距離は長、 中、 短、 極短の 4 段階で設定できます。
車間距離の目安
( 約 80km/h 走行時 )
ディスプレイ表示
マルチインフォメーションディ スプレイ アクティブドライビングディス
プレイ
長( 約 50m)
中( 約 40m)
短( 約 30m)
極短( 約 20m)
ŒÝ
●車間距離は速度により異なり、 速度が遅いほど車間距離は短くなります。
●電源ポジションを ACC または OFF にしたときは、 次回エンジン始動時に、 前回
設定した車間距離が自動的に設定されます。
設定速度を変更するとき
スイッチで加速するとき
SETスイッチを押したまま、 設定車速を変更すると 10km/h ずつ調整することができ
ます。
また SET
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度を 5km/h ずつ調節すること
ができます。
たとえば、 SET
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 20km/h 上がります。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
スイッチで減速するとき
SETスイッチを押したまま、 設定車速を変更すると 10km/h ずつ調整することができ
ます。
また SET
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度を 5km/h ずつ調節すること
ができます。
たとえば、 SET
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 20km/h 下がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏んで、 希望の速度になったところで、 SETスイッチまたは SET
スイッチを押し、 手を放します。スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を放
すと、 もとの設定速度にもどります。
«™
アクセルペダルを踏んでいるときは、 警報やブレーキ制御が作動しません。
ŒÝ
●追従走行中に SETスイッチで加速したとき、 設定速度の調節はできますが加
速しません。前方車がいなくなったとき、 設定速度になるまで加速し続けます。
設定速度はディスプレイの設定速度表示で確認してください。
●アクセルペダルを踏んでいるときは、 ディスプレイの車間距離表示は白線表示に
なります。
●設定速度の下限は 30k m/h です。スイッチ操作で設定速度が 30k m/h になっ
たときは、 SETスイッチを押しても約 30km/h の定速走行を行います。この
ときマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は解除されません。
解除するとき
OFF スイッチを押すと、 マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が解除されます。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
一時的に解除されるとき
次のようなときは、 マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が一時的に解除され、
ディスプレイにマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)キャンセル表示が表示さ
れ、 同時に MRCC 表示灯( 緑 )が消灯します。
●CANCEL スイッチを押したとき
●ブレーキペダルを踏んだとき
●パーキングブレーキがかかったとき
●( オートマチック車 )
セレクトレバーが P、 N または R になったとき
●( マニュアル車 )
チェンジレバーが R になったとき
次のようなときは、 マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)キャンセル表示と
チャイムが 1 回鳴ります。
●車速が 25km/h 以下になったとき
●DSC が作動したとき
●TCS が一定時間作動したとき
●スマートブレーキサポート(SBS)が作動したとき
●スマートシティブレーキサポート(SCBS)が作動したとき
●下り坂を長時間走行したとき
●システムに異常が発見されたとき
●( マニュアル車 )
•チェンジレバーが一定時間 N だったとき
•クラッチペダルを一定時間踏んだとき
●エンストしたとき
ŒÝ
●雨 · 霧 · 雪など天候が悪いときやラジエーターグリルの前面が汚れたときもマツ
ダレーダークルーズコントロール(MRCC)が解除される場合があります。
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が一時的に解除されたときは 、
再度作動条件をすべて満たしているとき、 RES スイッチを押すと、 もとの設定
速度にもどります。
●OFF スイッチを押してマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を解除し
たときは、 RES スイッチを押しても、 もとの設定速度にもどりません。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
シフトアップ / シフトダウン要求表示について ( マニュアル車 )
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)作動中に 、 アクティブドライビングディ
スプレイ、 またはマルチインフォメーションディスプレイに、 シフトアップ要求表示、 ま
たはシフトダウン要求表示が表示されることがあります。このときは、 ギアの位置が不適
切であるためシフトチェンジをしてください。
要求ディスプレイ表示
マルチインフォメーションディ スプレイ アクティブドライビングディス
プレイ
シフトアップ
シフトダウン
ŒÝ
●シフトアップ要求表示が表示されてもシフトアップしないときはエンジンに負荷
がかかり、 マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)が自動的に解除され
る、 または、 エンジンを損傷するおそれがあります。
●シフトダウン要求表示が表示されてもシフトダウンしないときはマツダレーダー
クルーズコントロール(MRCC)が自動的に解除される 、 または、 エンストする
ことがあります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) 警報
システムの故障や、 使用上の注意が必要なときはマツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)警報でお知らせします。チャイムによって確認してください。
警報確認すること
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)を設定するときに、 チャイムが
3 回鳴るとき 車速が低すぎるなど、 マツダレーダーク
ルーズコントロール(MRCC)
が作動可能
な条件を満たしていません。
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)作動時に、チャイムが 1 回鳴る
とき
車速が 25km/h 以下になるなどで、
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)が解除されています。
走行中にチャイムが断続的に鳴るとき 前方車との車間距離が近すぎます。周囲
の安全を確認し、 減速してください。
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)作動時に
、 チャイムとメーター
内のマツダレーダークルーズコントロー
ル(MRCC)警告灯( 橙 )が点灯するとき
システムの異常が考えられます。マツダ
販売店で点検を受けてください。
定速走行機能
追従走行を解除し、 定速走行のみを作動するようにする機能です。
車速を約 30 ~ 100km/hの間に設定できます。
高速道路、 加速 / 減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。
/
次のような場所では使用しない。
思わぬ事故につながるおそれがあります。
●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分にとれない道路 ( 道路状況に
合わせた走行はできません )
●急な下り坂 (エンジンブレーキが十分に効かず、 設定速度をこえること
があります )
●凍結路や積雪路などのすべりやすい路面 ( タイヤが空転して、 車のコン
トロールを失うおそれがあります )
安全運転に心がける
定速走行機能使用中は追従走行を行わないため、 警報やブレーキ制御が作動
しません。周囲の状況に応じてブレーキペダルを踏んで減速するなど、 前方
車との車間距離を十分に確保し、 安全運転を心がけてください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
定速走行機能に切り替えるとき
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC) を ON にした状態で、 ON スイッチを約
2 秒押し続けると、 定速走行機能に切り替わります。
同時にメーター内のマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)表 示灯( 緑 )が 消灯
し、 マルチインフォメーションディスプレイにメッセージを表示します。
/
定速走行機能を使用しないときは、 必ず OFF にする。
常に使用できる状態にしておくと、 誤って定速走行機能を作動させ、 思わぬ
事故につながるおそれがあります。
速度を設定するとき
アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
SET
または SETスイッチを押すと定速走行をはじめます。
ŒÝ
●急な上り坂または下り坂など、 走行条件によっては設定速度を一定に保てない場
合があります。
●SETスイッチを押したままにすると加速をはじめます。SETスイッチを押
したままにすると減速をはじめます。
設定速度をあげるとき
次の操作で設定速度を上げることができます。
スイッチで加速するとき
SETスイッチを押したまま、 希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節( 約 1km/h)ができます。たとえば、
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 4km/h上がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏み、 希望の速度になったところで SETまたは SETスイッチを押
します。
スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を離すと、 もとの設定速度にもどりま
す。
設定速度を下げるとき
SETスイッチを押し続け、 希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節( 約 1km/h)ができます。たとえば、
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 4km/h 下がります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
解除するとき
OFF スイッチで解除するとき
OFF スイッチを押すと、 定速走行機能が解除されます。
ON スイッチで解除するとき
ON スイッチを約 2 秒押し続けると、 定速走行機能が解除され、 追従走行が可能な状態
に切り替わります。
次のようなときは、 定速走行機能が自動的に解除されます。車速が 30km/h以上であれ
ば、 RESUME スイッチを押すと、 もとの設定速度にもどります
●CANCEL スイッチを押したとき。
●ブレーキペダルを踏んだとき。
●パーキングブレーキをかけたとき。
( マニュアル車 )
●クラッチペダルを踏んだとき。
●チェンジレバーをニュートラルの位置にしたとき
( オートマチック車 )
●セレクトレバーを N または P の位置にしたとき
ŒÝ
●設定速度より、 約 15k m/h以上下がったとき 、 定速走行機能が解除されること
があります。
●車速が 30km/h未満になると 、 定速走行機能が解除されます。この場合、 車速
を 30km/h以上にして RESUME スイッチを押しても、 もとの設定速度にはも
どりません。定速走行機能を設定しなおしてください。
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