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必読! 安全なドライブのために
2-23
無鉛ガソリン以外は使用しない
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-17ページの「オー
トマチック車 」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。
※本書で「オートマチック車」と記載さ れている場合、 「CVT車」を示してい
ます。
クリープ現象に注意して
エンジンをかけて停車しているとき、
セレクトレバーが 以外に入って
いると、アクセルペダルを踏まなくて
も車がゆっくり動きます。これをク
リープ現象といいます。
給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
出るおそれがあります。
80J1005
※ 給油機によっては、早期に自動停
止機能が作動して給油できない
場合があります。スタンド従業員
の指示にしたがってください。
燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。
給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをしっかりと閉めてください。
キャップが確実に閉まっていない
と、燃料が漏れたり、火災が発生し
たりするおそれがあります。
燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。
そのほか、スタンドに掲示されてい
る注意事項をお守りください。
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有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、その
ほかの燃料(アルコール系、軽油な
ど)を使用すると、エンジンや燃料
配管系などに悪影響をおよぼします。
セレクトレバーを 以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
エンジン始動直後やエアコン作動時
など、クリープ現象が強くなること
があります。とくにしっかりブレー
キペダルを踏んでください。
オートマチック車を 運転するときは
PN
PN
000.book 23 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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必読! 安全なドライブのために
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(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が に入っていることを運転者に知
らせます。
ペダルの踏み間違いに注意
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
ブレーキペダルは右足で踏む
64L20140
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
セレクトレバーを操作すると
きは
前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを に入れたこと
を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに から
に入れる習慣をつけてください。
切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
CVT車もクリープ現象があります。 (リバース)ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
R
R
R
R
(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
(1)
(2)
R
RN
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必読! 安全なドライブのために
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セレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は 、前進時は 、
後退時は に入っていることを目で
確認してください。
車から離れるときは
74P20010
SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、3-41 ペ ー ジの「SRS
エアバッグ 」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
シートベルトは必ず着用
51K0007
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレ
バーが 以外に入っていると、車
がひとりでに動き出すおそれがあり
ます。また、車に乗り込むときに
誤ってセレクトレバーを動かしたり
アクセルペダルを踏み込んだりし
て、思わぬ急発進のおそれがありま
す。
PD
R
P
SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトと併用すること
で、その効果を発揮するシートベル
トの補助拘束装置です。したがって
SRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルト
を必ず着用してください。
SRSエアバッグ車を 運転するときは
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必読! 安全なドライブのために
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着座姿勢
瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
れがあるため、運転者および助手席の
同乗者は、シートに奥深くすわり、背も
たれに背中を軽くつけてください。ま
た、シートを前方に出しすぎないよう
にシートの位置を調節してください。
80J014
SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために
66K20540
ハンドルやインパネに、顔や胸など
を近づけたり、足を置いたりしない
でください。SRS エアバッグが作動
したときの強い衝撃で、重大な傷害
を受けるおそれがあります。
ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。
エアバッグ収納部およびその周辺に
は、ステッカーを貼ったり色をぬっ
たりしないでください。また、アク
セサリーや芳香剤、ETC 車載器や
ポータブルカーナビなどを取り付け
たり置いたり、傘などを立てかけた
りしないでください。
フロントガラスやルームミラーにア
クセサリーなどを取り付けないでく
ださい。
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必読! 安全なドライブのために
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助手席 SRS エアバッグに関
する警告ラベル
助手席サンバイザーの両面には、次の
警告ラベルが貼られています。このラ
ベルは、助手席 SRS エアバッグが作動
したときにお子さま用シートにあたえ
る影響と、お子さま用シートの取り付
けに関する禁止事項を示しています。
この車の助手席にお子さま用シートを
取り付ける場合は、警告ラベルの説明
および参照先の項目をよくお読みにな
り、適切に取り付けてください。
72M00150
警告ラベルの説明
シンボルマークシンボルマークの意味
助手席 SRS エアバッグ
装備車の助手席に、後
ろ向きのお子さま用
シートを取り付けて、
お子さまを乗せること
を禁止
助手席 SRS エアバッグ
がふくらむと、後ろ向
きお子さま用シートお
よびお子さまに強い衝
撃が加わることを表示
詳しくは、取扱書(本
書)を読むことを指示
→ 2-8 ページ(お子 さま用シートの使
用について)
→ 3-49 ペ ー ジ(お 子さま用シートの
選択について)
助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バッグがふくらむと、お子さま用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命に関わる重大な傷害を受けるお
それがあります。
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必読! 安全なドライブのために
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4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。
路面の状況に注意して走行する
80J042
マッチ、タバコの火は確実に
消す
80J067
4WD 車 は、雪 道、急 坂 路、砂 地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整地)、ラリー
専用車ではありません。次のことを
お守りください。
砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。
ブレーキ性能は 2WD 車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやすい
路面での走行には十分車間距離を
とってください。アクセル、ハンド
ル、ブレーキの操作も、2WD 車と
同様に慎重に行なってください。
渡河走行や水中走行をしないでく
ださい。
4WD車を運転するときは
マッチ、タバコの火は確実に消し、
吸いがらを入れた灰皿(別売り)は
完全に閉めてください。
灰皿(別売り)の中に吸いがらをた
めすぎたり、紙など燃えやすいもの
を入れたりしないでください。
こんなことにも注意して
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必読! 安全なドライブのために
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車検を受けるときの注意
DSC&TCS 装備車をテスターに乗せる
場合は、DSC&TCS OFF スイッチを操
作して、次の機能を作動停止(OFF)
の状態にしてください。
→ 4-33ページ(DSC&TCS OFFスイッチ)
TCS(トラクションコントロールシステム)およびDSC(ダイナミック・
スタビリティ・コントロール)
レーダーブレーキサポート(RBS)
誤発進抑制機能
詳細については、マツダ販売店にご相
談ください。
外装部品に力をかけすぎない
段差などに注意して
RBS OFF スイッチを操作しても、
DSC&TCSは作動停止(OFF)しま
せん。
スポイラー、リヤバンパー、サイドス
カートなどに強い力をかけないでく
ださい。破損するおそれがあります。
次のような場合は、バンパーまたは
車両下部が破損するおそれがありま
す。十分注意してください。
路肩など段差がある場所への乗り
入れ
わだちやくぼみなどがある道路の
走行
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必読! 安全なドライブのために
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植込み型心臓ペースメーカーなどをご使用の方へ
74P20020
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)を使用している方
は、アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステ
ム装備車の各発信機(下図参照)から約22 cm以内の範囲に、植込み型心臓ペー
スメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)が近づかないようにしてください。
電波が植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)の作動に影
響をあたえるおそれがあります。
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)以外の医療用電気
機器を使用している方は、アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュ
ボタンスタートシステム装備車の電波が医療用電気機器の作動に影響をあたえる
場合があるため、医療用電気機器製造業者などへ影響を確認してください。
詳しくは、マツダ販売店にお問い合わせください。
(1) 前席ドア車外発信機 (3) 荷室発信機
(2) 車室内発信機 (4) バックドア車外発信機
アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステム装備車
(4)
(1) (3)
(2)
(1)
000.book 30 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分