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万一のとき/電球切れ
7-27
ヘッドライト
ボンネットを開けます。
→ 5-34ページ(ボンネット)
カプラー(1)は、カプラー本体を
しっかり持って車両後方へまっすぐ
引いて外します。
ゴ ム カ バ ー(2 )は、ツ マ ミ(3 )
を引いて外します。
74P70200
止め金(4)を図の矢印のように、
押しながら下方にずらして固定フッ
ク(5)から外します。
74P7021074P70220
電球を外します。交換後は、外した
ときと逆の手順でもとにもどしま
す。
非分解式ランプ
次のランプは非分解式のため、電球のみ
の交換はできません。ランプ本体の交換
となります。点検・交換の際は、マツダ
販売店にご相談ください。
方向指示器/非常点滅表示灯(フェン
ダーまたはドアミラー)
そのほかの一般的な電球
電球ソケットおよび電球の取り外し/取
り付けは、次の方法で行ないます。
止め金の固定状態は、電球近くの穴
(6)を通して車両前方からも確認で
きます。
1
2
(1) (3)
(2)
3
(5)(4)
(6)
4
000.book 27 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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7
万一のとき/電球切れ
7-28
■ 電球ソケットの取り外し/取り付け
ソケットをランプ本体から取り外すと
き(1)は、ソケットを反時計方向に
まわして引き抜きます。
取り付けるとき(2 )は、ソ ケ ッ ト を
ランプ本体の切り欠きにあわせて差し
込み、時計方向にまわします。
65J283
■ 電球の取り外し/取り付け
2つのタイプがあります。
A のタイプは、図のように抜き差しす
るだけです。
B のタイプは、次のようになります。
・取り外すときは、電球を押しながら
反時計方向にまわします。
・取り付けるときは、電球を押しなが ら時計方向にまわします。
82K210
■ 車幅灯、方向指示器/非常点滅 表示灯(前面)
ボンネットを開け、エンジンルーム内か
ら交換します。
74P70230
(1) 取り外し
(2) 取り付け
(1)
(2)
A
B
(1)
(2)
(1)
車幅灯(A タイプ)
(2) 方向指示器/非常点滅表示灯
(前面、 Bタイプ)
(1)
(2)
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万一のとき/オーバーヒート
7-29
■ リヤコンビネーションランプ
ランプ全体を外してから交換します。
バンパー裏側から、ボルト2個、クリッ
プ1個を外します。
・ボルトはプラスドライバー(市販品)などで外します。
・クリップはマイナスドライバー(市 販品)でこじって外します。
ランプ本体は、車両の後方へ引いて外
します。
74P70240
■ 番号灯(Aタイプ)
レンズ(1)を反時計方向にまわして外
してから交換します。
74P70250
■ ハイマウントストップランプ
バックドアを開け、カバー(1)を外し
てから交換します。
カバーは、図の矢印方向へスライドさ
せて外します。
74P70260
次のようなときは、オーバーヒートです。
メーター内の水温警告灯が赤色に点灯
エンジンルームから蒸気が立ちのぼっ
ている
(1)
方向指示器/非常点滅表示灯
(後面、 Aタイプ)
(2) 後退灯( Aタイプ)
(3) 制動灯/尾灯( Aタイプ)
(2) (1)
(3)
(1)
(2) ハイマウントストップランプ
(B タイプ)
カバーを外すときは、図の矢印方向へ
スライドさせてください。矢印方向以
外の場合、カバーのつめが破損するお
それがあります。
(1)
(2)
オーバーヒート
オーバーヒートとは
000.book 29 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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万一のとき/オーバーヒート
7-30
水温警告灯
65P70300
メータパネル内にあります。
エンジン回転中に、エンジン冷却水温
が高くなると赤色に点滅します。ま
た、エンジン冷却水温が異常に高く
なったときは赤色に点灯します。
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)車を安全な場所に止めます。
エンジンをかけたままでボンネット
を開けて、エンジンルーム内の風通
しをよくします。
エンジンルームから蒸気が立ちの
ぼっているときは、ボンネットを
開けずに次の手順を行なってくだ
さい。
→ 5-34ページ(ボンネット)
冷却ファンの作動を確認し、水温警
告灯が消灯するのを待ってエンジン
を止めます。
冷却ファンが作動していないとき
や、水温警告灯が消灯しないとき
は、ただちにエンジンを止め、マ
ツダ販売店にご連絡ください。
エンジンが十分に冷えてから、冷却
水の量やホースなどからの水漏れを
点検します。
80J066
冷却水の量が不足しているときは補
充します。
水漏れなどの異常があるときは、
マツダ販売店にご連絡ください。
冷却水がなく、やむをえず水だけ
を補充したときは、できるだけ早
くマツダ販売店で冷却水の点検ま
たは交換をしてください。
エンジンルームから蒸気が立ちのぼっ
ているときは、ボンネットを開けない
でください。蒸気や熱湯が吹き出し
て、やけどのおそれがあります。
オーバーヒートしたときは
1
2
ラジエーターキャップは、エンジンが
十分に冷えてから外してください。エ
ンジンが熱いときは冷却水に圧力がか
かっているため、蒸気や熱湯が吹き出
してやけどのおそれがあります。
3
4
5
000.book 30 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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万一のとき/そのほか
7-31
発炎筒は、助手席足元の左側面のホル
ダーに取り付けています。
点火すると約 5 分間発炎します。踏切
や高速道路などの危険な場所で故障し
たときに、非常用信号として使用しま
す。
使用方法は発炎筒に記載されていま
す。あらかじめよく読んでおいてくだ
さい。
発炎筒に表示されている有効期限が切
れる前に、新品と交換してください。
発炎筒はマツダ販売店でご購入くださ
い。
74P70270
故障したときの連絡先は
お買い求めのマツダ販売店や JAF などの
ロードサービス事業者にご連絡くださ
い。
停止表示板を常備する
万一のために、停止表示板(別売り)を
車に備えてください。高速道路や自動車
専用道路では、車の後方に停止表示板を
置くことが法令で義務づけられていま
す。
路上で故障したときは
車を路肩などに止め、非常点滅表示灯を
点滅させます。必要に応じて停止表示板
(別売り)や発炎筒で他車に注意をうな
がします。
63J70501
全員車から降り、ガードレールの外など
安全な場所に、すみやかに避難してくだ
さい。
(1) ホルダー (2) 発炎筒
お子さまにはさわらせないでくださ
い。やけどや火災などの思いがけな
い事故を起こすおそれがあります。
必ずホルダーに保管してください。
点火するときは、筒先を顔や身体に
向けないでください。やけどのおそ
れがあります。
ガソリンなどの可燃物の近くでは使
用しないでください。火災の原因と
なります。
トンネル内など、換気が悪い場所で
発炎筒を使用すると、煙で視界が悪
くなります。トンネル内での合図は
非常点滅表示灯をご使用ください。
そのほか
発炎筒
(1)
(2)
故障したときは
000.book 31 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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万一のとき/そのほか
7-32
踏切内で動けなくなったときは
脱輪など、踏切内で動けなくなったとき
は、ただちに踏切の非常ボタンを押して
ください。
64L70190
踏切の非常ボタンがわからないときは、
発炎筒で列車に合図してください。
64L70200
エンストした車を少し移動さ
せるときは
踏切や交差点などでエンストして動けな
くなったときは、付近の人に押しても
らって、車を安全な場所まで移動させて
ください。
このとき、次のようにします。
はセレクトレバー
を に入れます。
はチェンジレバーを N
(ニュートラル)に入れます。
64L70210
エンジンスイッチを の位置
で保持してスターターをまわすことに
より、車を動かすことはできません。
オートマチック車
N
マニュアル車
START
000.book 32 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
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万一のとき/そのほか
7-33
けん引してもらうときは
レッカー車でけん引するとき、4WD
車は必ず 4 輪を持ち上げてください。
2WD車は4輪または駆動輪である前輪 を持ち上げてください。
故障車を移動するには、車両運搬車を
利用する方法もあります。
エンジンがかかっていても車が動かな
かったり、いつもと違う音がしたりす
るときは、駆動装置の故障が考えられ
ます。
けん引する前に、マツダ販売店にご連
絡ください。
80J1265
ロープをかける位置は
ロープは、けん引フックにかけます。
工具(ジャッキバー、ホイールナッ
トレンチ、けん引フック)を取り出
します。
→ 7-2ページ(工具、ジャッキ、タイヤパンク応急修理セットの収納場所)
けん引フックカバー(1)の切り欠
き部に、先端に布(2)をかぶせた
ジャッキバー(3)を差し込み、カ
バーをこじって外します。
74P70280
レーザーレーダー装備車をけん引す
るときは、レーダーブレーキサポー
ト(RBS)OFF スイッチを操作して
作動停止(OFF)にしてください。
急にRBS が作動して思いがけない事
故につながるおそれがあります。
4WD 車は、前輪だけまたは後輪だけ
を台車に載せた(車輪が回転できな
い)状態で絶対にけん引しないでく
ださい。車が台車から飛び出すなど
の思いがけない事故につながるおそ
れがあります。また、駆動装置が破
損する原因となります。
ロープけん引
1
2
(2)
(3)
(1)
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万一のとき/そのほか
7-34
けん引フックを差し込めるように、
けん引フックカバーを下側に引きま
す。
カバーには落下防止のひもがつい
ています。カバーが止まる位置ま
でいっぱいに引いてください。
けん引フック差し込み口(4)にけ
ん引フック(5)を差し込み、手で
まわせなくなる程度まで締め付けま
す。
74P70290
ホイールナットレンチ(6)でけん
引フックをしっかり締め付けます。
74P70300
けん引フックカバーをいっぱいまで引
き下げないと、カバーがバンパーに当
たり、傷つきの原因となります。ま
た、カバーを勢いよく引いたり、ね
じったりすると、落下防止のひもが破
損するおそれがあります。
3
4
(5)
(4)
この車で他車をけん引することはで
きません。
リヤ側に装備されている ※ 印のフッ
クは、船積み専用フックです。けん引
や積載車などで搬送するときには使
用しないでください。フックや車体
が破損するおそれがあります。
74P70310
5
(6)
†
000.book 34 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分