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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム (HBC) とは
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ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム( HBC)は 、 フォワードセンシングカメラ( FSC)
を使用することにより夜間走行時に前方の状況を判断し、 ヘッドランプの上向き( ハイ
ビーム )と下向き( ロービーム )を自動的に切り替えるシステムです。
→219ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å “7
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車速約 30km/h 以上で走行中に、 前方に前方車や対向車がいないときは、 ヘッドランプ
は上向き( ハイビーム )に切り替わります。
次のときは、 ヘッドランプは下向き( ロービーム )に切り替わります。
●前方に前方車や対向車のランプ類を検知したとき
●街灯が並んでいるエリアや、 路面の明るい街中を走行しているとき
●車速が約 20km/h 未満のとき
ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム( HBC)が対象物を認識できる距離は 、 周囲の状況
により異なります。
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サスペンションの改造、 ヘッドランプユニットの改造、 カメラの取りはずし
を行わないでください。ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム ( HBC) が正
常に作動しなくなるおそれがあります。
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システムを過信せず、 常に周囲の状況に注意を払い、 必要に応じて上向き ( ハ
イビーム ) と 下向き ( ロービーム ) を 手動で切り替えるなど、 安全運転に心
がけてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
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次のような状況では、 ヘッドランプの切り替わるタイミングが変化することがありま
す。適切に切り替わらない場合は、 視界や道路状況、 交通状況に応じて、 上向き(ハ
イビーム )と下向き( ロービーム )を手動で切り替えてください。
●周囲に街灯、 電光掲示、 信号機などの光源があるとき
●周囲に反射板や標識などの反射物があるとき
●雨、 雪、 霧などで視界が悪いとき
●カーブの多い道、 起伏の激しい道を走行しているとき
●前方車や対向車のランプが暗いときや電球切れしているとき
●薄暗い早朝や夕暮れなどの暗さが不十分なとき
●荷室に重い荷物をのせたとき
●前方車が水をまき上げて走行するなど前方の視界状況が悪いとき
作動させるとき
電源ポジションが ON の状態でランプスイッチがの位置のときにヘッドランプを上
向き( ハイビーム )にします。
周囲の明るさからハイ ・ ビーム ・ コントロールシステ
ム(HBC)が夜と判断すると作動します。同時にメー
ター内のハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム(HBC)
表示灯( 緑 )が点灯します。
ランプスイッチをの位置以外にするか、 下向き(ロービーム )またはパッシングに
すると解除します。
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●車速約 30km/h 以上で走行中に、 前方に前方車や対向車がいないときは、ヘッ
ドランプは上向き( ハイビーム )に切り替わります 。車速が 20k m/h 未満のと
きは、 ヘッドランプは下向き( ロービーム )に切り替わります。
●カーブを走行しているときは、 下向き(ロービーム )から上向き( ハイビーム )
に切り替わらないことがあります。
●ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム(HBC)を作動しないように変更できます。
→547ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
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車線逸脱警報システムとは¬è”Å “7
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車線逸脱警報システムは自車が車線から逸脱する可能性があることを知らせる装置です。
走行中にフォワードセンシングカメラ( FSC)で車線の白線( 黄線 )を検知して 、 自車が
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、 車線逸脱警報により運転者
に知らせます。白線( 黄線 )の整備された道路でご使用ください。
→219ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å “7
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次のような状況のときは、 車線逸脱警報システムを使わない。
実際の走行状況にあわせた適切な作動ができず、 思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
●急カーブのある道
●悪天候のとき ( 雨、 霧、 雪のときなど )
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車線逸脱警報システムを過信しない。
車線逸脱警報システムの機能には限界があります。常にハンドルの操作で進
路を修正し、 安全運転に心がけてください。車線逸脱警報システムは、 前方
不注意を補助するものではないため、 車線逸脱警報システムを過信しすぎる
と、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
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