Page 145 of 586
121
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯( 橙 )/
i-stop 表示灯(緑 )によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
マツダコネクト装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示に表示
します。
→129ページ「i-stop/i-ELOOP 状態表示」
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうと i-stop 警告灯( 橙 ) が点灯します。こ
の場合、 安全確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを
始動してください。
•ボンネットを開けたとき
•( マニュアル車 )
•チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして
運転席ドアを開けたとき
•( オートマチック車 )
•セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジで 、 運転席シートベ
ルトをはずして運転席ドアを開けたとき
ŒÝ
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
●電源ポジションを ON にしても点灯しないとき
●エンジンがかかっている状態で、 i-stopOFF スイッチを操作しても点灯し続け
るとき
ROADSTER_Rニ_初版.indb 1212016/09/21 16:47:28
Page 146 of 586
122
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。
i-stop 表示灯 ( 緑 )
点灯するとき
●アイドリングストップ中に点灯し、 エンジンが再始動すると消灯します。
●走行中にアイドリングストップする条件を満たすと点灯します。
点滅するとき
●( マニュアル車 )
•アイドリングストップ中、 チェンジレバーをニュートラル以外の位置にしたとき点
滅し、 アイドリングストップ中であることをお知らせします。
クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動し消灯します。
●( オートマチック車 )
•ブレーキペダルを強く踏まずに停車させたとき点滅します。ブレーキペダルの踏力
が不足している可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。
i-stop 警告チャイム
●アイドリングストップ中に運転席ドアを開けるとチャイムが鳴り、 アイドリングス
トップ中であることをお知らせします。運転席ドアを閉めると鳴り止みます。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうとチャイムが鳴ります。この場合、 安全
確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを始動してくだ
さい。
•( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で運転席シートベルトをはずして運転席
ドアを開けたとき
•( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジで運転席シートベルト
をはずして運転席ドアを開けたとき
ROADSTER_Rニ_初版.indb 1222016/09/21 16:47:28
Page 147 of 586
123
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
i-stop OFF スイッチ
スイッチをチャイムが鳴るまで押しつづけると、 i-
stop の作動が解除され、 メーター内の i-stop 警告灯
( 橙 )が点灯します 。もう一度チャイムが鳴るまで押
しつづけると i-stop が作動可能な状態になり、 i-stop
警告灯( 橙 )が消灯します。
ŒÝ
i-stop を解除した状態でエンジンを停止した場合、 次にエンジンを始動すると
i-stop は作動可能な状態にもどります。
ROADSTER_Rニ_初版.indb 1232016/09/21 16:47:29
Page 148 of 586
124
2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
発進補助装置について ( オートマチック車 )
i-stop 装備車には発進補助機能が装備されています。これは次のような状態でブレーキ
ペダルから足を放したときに、 坂道などで車両が動き出すことを防ぐ機能です。
●アイドリングストップ中( 車両の後退防止 )
●再始動時( 急なクリープ現象発生による車両の飛び出し防止 )
ブレーキペダルを放してエンジンが再始動したときに、 ブレーキまたはオートマチッ
クトランスミッションの制御により車両が急に動き出すことを防止しています。
Ò蔩 Ö¼çT’
›L b ›-
Ë
¤ï´ï 6
C
ROADSTER_Rニ_初版.indb 1242016/09/21 16:47:29
Page 149 of 586
125
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
システムを過信しない
発進補助機能は、あくまでアイドリングストップ状態から車両を発進させる
際に、 ブレーキから足を放したあと最長 4 秒間作動する補助装置です。シス
テムを過信して操作すると、意図せず車両が動き出し思わぬ事故につながる
おそれがあるため非常に危険です。発進時は周囲の安全を確認してセレクト
レバーやブレーキペダル、 アクセルペダルを適切に操作してください。道路
の勾配や積載、 けん引の状態によって、 車両が意図せず動き出す可能性があ
りますのでご注意ください。
žc ”
発進時はセレクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを
再始動させたあとに、 ブレーキペダルから足を放す
アイドリングストップ中にセレクトレバーを N レンジに操作し、 ブレーキペ
ダルから足を放したときは、 ブレーキ力が徐々に解除されます。発進時はセ
レクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを再始動させたあとに、
ブレーキペダルから足を放してください。セレクトレバーが N レンジの状態
では、 発進補助機能が解除されたあとに意図せず車両が動き出す可能性があ
りますのでご注意ください。
ŒÝ
●急な坂道で停車したときは、 アイドリングストップしないため発進補助機能は作
動しません。
●発進補助機能の作動により、 ブレーキペダルの踏み応えが変わったり、 ブレーキ
から音が発生したり、 ブレーキペダルが振動したりすることがありますが、 異常
ではありません。
ROADSTER_Rニ_初版.indb 1252016/09/21 16:47:29
Page 150 of 586