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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
●スターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、 なかなかエンジンがかから
ない。
●ホーンの音が小さい、 または鳴らない。
●ランプ類がいつもより極端に暗い。
/
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、 バッテリー使用前または点
検前には必ず次の注意事項をお読みください。
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必ず保護メガネを着用する。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目に入ると失
明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、 バッテリーから発生
する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
žc ”
バッテリーの近くでお子さまを遊ばせない。また、 バッテリー液
をこぼさない。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目や皮膚に付
着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着し
たときは、 すぐに多量の水で洗浄し、 応急処置が済んだら、 医師の診察を受
けてください。
žc ”
絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火気の発生を防ぐため、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子同士やボディーに触れないように十分注意してください。
žc ”
換気の悪い場所では、 バッテリーの充電を行なわない。また、 充
電中はバッテリーに近づかない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
/
žc ”
ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッ
テリー液の量を点検する。
バッテリー液の量が下限 (LOWER LEVEL) より不足している状態でエン
ジンを始動すると、 破裂 ( 爆発 ) につながるおそれがあり危険です。バッテ
リー液が不足しているときは、 エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を
補充してください。
処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、 救援車 ( 他の車 ) のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ 12V バッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
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žc ”
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースター
ケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
1. 自車のバッテリーと救援車のバッテリーが一番近
い位置になるように、 車を移動させます。
2. ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってある
ことを確認します。
3. バッテリーカバーを取りはずします。
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4. 救援車のエンジンを止めて、 ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子
(
、)の位置を確認して
ください。
•
1
本目
自車のバッテリーの端子
救援車のバッテリーの端子
•
2
本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所( アースを取る )
自車 のバッテリー
救護車の バッテリ ー
/
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バッテリーを取り扱うときは、 絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。また、 火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
●の接続は自車バッテリーの端子に接続しないでください。
●ブースターケーブルの接続、 取りはずしのときは、端子がボディーや
端子に触れないように十分注意してください。
5. 救援車のエンジンをかけ、 エンジン回転数を高めにします。
6. 自車のエンジンをかけます。約 3 分間エンジンを回転させて、 応急的に自車のバッテ
リーを充電します。
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