Page 321 of 676
281
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
自動ブレーキ作動表示
ž« Ÿ
Page 322 of 676
282
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●アドバンスト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート( アドバンスト SCBS)
を作動しないようにすると、
スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ]
(SCBS
R) およびスマート ・ ブレーキ ・ サポート (SBS) も作動しなくなります。
●アドバンスト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート( アドバンスト SCBS)
を停止した状態でエンジンを停止した場合、
次にエンジンを始動するとアドバン
スト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
( アドバンスト SCBS) は作動可
能な状態にもどります。
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] とは ( オートマチック車 )
¬è”Å “7
÷
‹
AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は車両が徐行中( 約 10km/h 以下 )や停車時、 前方に車
や壁などの障害物があるにも関わらず、 必要以上にアクセルペダルが踏み込まれた ( アク
セルペダルを踏み間違えたと判断した )
ときに、 エンジン出力を抑制することで、 衝突時
の被害を軽減します。システム作動中は、 AT 誤発進抑制制御
[ 前進時 ] 表示で作動中を
お知らせすると同時に、 警報音で運転者に警告します。
アクセ ル
踏み間違い
エン ジン 出力抑制
ピ・ピ・ピ・ピ
ATENZA_Qテ_初校.indb 2822016/06/24 18:12:07
Page 323 of 676
283
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] を過信せず安全運転に心がける
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] は、 ペダルの踏み間違いによる事故を回避す
るものではありません。発進時はシフトやペダルの位置を十分に確認して操
作してください。シフト、
アクセルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事
故につながるおそれがあります。
Ð
停車中、 むやみにアクセルペダルを踏まない
停車状態を保ったり、 発進を緩やかにするものではありません。また、 障害
物の近くで故意にアクセルを踏み込まないでください。意に反して車が動き
出し、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
«™
žc ”
踏切内に閉じ込められた場合、 フォワードセンシングカメラ (FSC) および
超音波センサー ( フロント ) が遮断機を障害物と判断し、 AT 誤発進抑制制
御
[ 前進時 ] が作動することがあります。遮断機を押しのけて進む場合、 あ
わてずにアクセルを踏み続ける、 または踏みなおして脱出してください。脱
出の際、 車両が急加速することがありますので注意して運転してください。
ATENZA_Qテ_初校.indb 2832016/06/24 18:12:07
Page 324 of 676
![MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese) 284
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は次の条件のときに作動します。
•
エンジンがかか MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese) 284
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は次の条件のときに作動します。
•
エンジンがかか](/manual-img/28/13716/w960_13716-323.png)
284
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は次の条件のときに作動します。
•
エンジンがかかっているとき
•
アドバンスト
・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート ( アドバンスト
SCBS)/ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
[ 後退時 ] (SCBS R) を停
止していないとき
•
DSC
OFF スイッチを押して DSC を作動停止状態にしていないとき
•
スマート
・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート (SBS/
SCBS)
警告表示 ( 橙 ) が表示されていないとき
•
セレクトレバーが
D/M レンジのとき
●フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー( フロント )の検知
能力には限界があります。次のようなときは、 AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] が
作動しない場合があります。
•
フロントガラスまたはフロントバンパーに氷、
雨滴曇り、 雪、 霜、 汚れ、 ビニー
ル袋等の異物が付着しているとき
•
ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
●次のようなときは、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント ) が障害物を検知できず、 AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] が作動しない
場合があります。
•
障害物の高さが低いとき
( 低い壁、 低いガードレール、 トレーラーなどの後部 )
•
障害物が小さいとき
•
障害物が細いとき
( 標識の支柱や電柱など )
•
障害物が自車の中心から外れた位置にあるとき
•
障害物の面が自車に対して垂直に向いていないとき
]
•
垂れ幕や、
雪が付着した車両など、 障害物がやわらかいとき
•
障害物が凹凸のある形状をしているとき
•
障害物が極端に近いとき
•
フェンス、
ガラスなど均一な模様や模様のない障害物
•
荷台の低いトラック、
極端に車高の低い車両や車高の高い車両
•
キャリアカーなど、
特殊な形状をした車両
ATENZA_Qテ_初校.indb 2842016/06/24 18:12:08
Page 325 of 676

285
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような状況では、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント ) が障害物を正しく検知できず、 AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] が作動
しない場合があります。
•
カーブ、
坂道のとき
•
ハンドルを大きく切っているとき
•
ボンネットの上に雪などの障害物があるとき
•
雨
・ 霧 ・ 雪など天候が悪いとき
•
湿度が低いとき、
高いとき
•
気温が低いとき、
高いとき
•
風が強いとき
•
走行路が平坦ではないとき
•
前方車の排気ガス、
砂や雪、 マンホールやグレーチングなどからの水蒸気など
による煙、 水しぶきが巻きあがっているとき
•
荷室やリヤシートへ重い荷物をのせたとき
•
障害物などと部分的な接触の可能性があるとき
•
カーブが連続する道路やカーブの出入口を走行をしているとき
•
ルーフレールなどを装着してフォワードセンシングカメラ
(FSC) および超音
波センサー
( フロント ) をおおうような長尺物を装着したとき
•
超音波センサー
( フロント ) 付近に無線アンテナ、 フォグランプ、 字光式ナン
バープレートなどを取りつけたとき
•
車、
歩行者、 二輪車、 自転車などが横から割り込んだり、 飛び出してきたとき
•
朝方、
夕方の薄暗いとき、 夜間や屋内駐車場など周囲が暗いとき
•
ヘッドランプが照射されていない場所に障害物があるとき
•
前方に強い光を受けているとき
( 逆光やヘッドランプ上向き ( ハイビーム ) な
ど)
•
自車が進路変更を行い、
障害物のすぐ後ろに接近したとき
•
衝突などで、
超音波センサー ( フロント ) の方向がずれたとき
•
他車のホーン、
エンジン音、 超音波センサーなど、 他の音波の影響を受けたと
き
ATENZA_Qテ_初校.indb 2852016/06/24 18:12:08
Page 326 of 676
286
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のようなときは、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント ) が障害物と判断し、 AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] が作動する場合が
あります。
•
急な登坂路があるとき
•
輪留めがあるとき
•
垂れ幕、
ETC や踏切などバーがあるとき
•
道路沿いの草木、
垣根、 車両、 壁、 フェンスを感知しているとき
•
草の生い茂った場所や、
オフロードなど悪路を走行するとき
•
低いゲート、
狭いゲート、 ETC ゲート、 洗車機、 トンネルなどを通行すると
き
•
路面上に金属物、
段差または突起物があるとき
•
ビニールカーテン、
旗などを潜って通行するとき
•
パイロンなどのプラスチック類
•
完全に開いていない駐車場ゲートや遮断器
•
シャシーダイナモなど使用するとき
•
キャリアカーに積載するとき
•
前方車に接近して走行するとき
•
カーブや交差点の左記に障害物があるとき
•
障害物に接近して通過するとき
●システムが作動しているときは、 運転者にマルチインフォメーションディスプレ
イまたはアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示で知らせます。
●システムが故障しているときは、 スマート ・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シ
ティ ・ ブレーキ ・ サポート (SBS/SCBS) 警告表示 ( 橙 ) が表示されます。
→ 170ページ「警告表示 / 警告灯」
ATENZA_Qテ_初校.indb 2862016/06/24 18:12:08
Page 327 of 676
287
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
AT 誤発進抑制制御表示 [ 前進時 ]
ž« Ÿ
Page 328 of 676
![MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese) 288
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
システムを過信しない。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese) 288
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
システムを過信しない。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R](/manual-img/28/13716/w960_13716-327.png)
288
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
システムを過信しない。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R) は、 あく
までも衝突時の被害を軽減するシステムです。システムを過信してアク
セルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R) の超音波
センサー ( リヤ ) はリヤバンパーに設置され、 AT 誤発進抑制制御 [ 後
退時 ]
と共用しています。スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後
退時 ]
(SCBS R) の正しい作動のため、 次のことをお守りください。
•
超音波センサー
( リヤ ) にステッカー ( 透明なものを含む ) などを貼
り付けないでください。超音波センサー
( リヤ ) が障害物を正しく検
知できず思わぬ事故につながるおそれがあります。
•
超音波センサー
( リヤ ) の分解などを行なわないでください。
•
飛び石などで超音波センサー
( リヤ ) 周辺に傷などが認められるとき
は、ただちにスマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
[ 後退時 ] (SCBS
R)
の使用を停止し、 必ずマツダ販売店で点検を受けてください。超音
波センサー
( リヤ ) の周辺にひび割れや引っかき傷などがあるまま運
転を続けると意に反して作動し、 思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
作動を停止させるときは次のページを参照してください。
→ 615ページ「設定変更
( カスタマイズ機能 )」
•
リヤバンパーを交換する際は、
マツダ販売店に相談してください。
Ð
サスペンションを改造しない。
車高や車の傾きが変わると障害物を正しく検知できないため、 スマート ・ シ
ティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R) が正常に作動しない場合
があります。
Ð
超音波センサー ( リヤ ) に強い衝撃を与えない。
洗車時に超音波センサー ( リヤ ) に強い水圧を与えたり、 強くこすったりし
ないでください。また、 荷物の出し入れなどでリヤバンパーに強い衝撃を与
えないでください。障害物を正しく検知できず、スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・
サポート
[ 後退時 ] (SCBS R) が正常に作動しない場合があります。
ATENZA_Qテ_初校.indb 2882016/06/24 18:12:08