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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
¯Ôn ©”
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µ» ”Ä
4. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅中
に、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れ
ます。
5. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点灯に変わったら、 プッシュボタンスター
トを押します。
ŒÝ
●マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルをいっぱい
に踏み込まないとエンジンが始動しないようになっています。
●プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、 プッシュボタンスタートの表
示灯 ( 橙 ) が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、
ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。
●キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、 ロックスイッチ側を上に
して、 ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタン
を押してしまうとエンジンが始動することがあります。
●プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点灯しない場合は、 最初から操作を行
なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
●電源ポジションの切り替えを行なう場合は、 プッシュボタンスタートの表示灯
(
緑 ) が点灯に変わったあと、 マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック
車はブレーキペダルを放してからプッシュボタンスタートを押してください。電
源ポジションが ACC、 ON、 OFF の順に切り替わります。なお、 電源ポジショ
ンが OFF になると、 それ以降は電源ポジションの切り替えができませんので、
エンジンを始動する場合は最初から操作を行なってください。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
エンジンの停止
1. マニュアル車はチェンジレバーをニュートラルの位置、 オートマチック車はセレクト
レバーを P の位置にします。
2. プッシュボタンスタートを押します。エンジンが停止し、 電源ポジションが OFF に
なります。
«™
Ð 緊急時以外は、 走行中にエンジンを停止しないでください。
žc ”
車から離れるときは、 電源ポジションが OFF になっていることを確認して
ください。
ŒÝ
●キーの電池容量について
電源ポジションを ON から ACC または OFF にしたとき、 キーの電池容量が少
なくなっていることを感知したら、 KEY 表示
( 緑 ) が点滅します。新しい電池と
交換してください。
→ 535ページ「キー」
●電源ポジションについて
オートマチック車はセレクトレバーが P 以外の位置のときに、 プッシュボタンス
タートを押してエンジンを停止させると、 電源ポジションは ACC になります。
●電源ポジションを OFF にせずに車から離れると
KEY 警告表示( 赤 )が点滅し、 警告チャイムが鳴ります。
→ 596ページ「チャイムがなったときは」
(SKYACTIV-G
2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
●エンジンルームの冷却について
エンジンルームを早期に冷却するため、電源ポジションを ON から OFF にしても、
エアコンの ON/OFF にかかわらずクーリングファンが数分間回転することがあ
ります。
緊急エンジン停止
車両が停止していなくてもプッシュボタンスタートを押し続ける、 または素早く何度も押
すとエンジンが停止します。電源ポジションは ACC になります。
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快適装備の
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しかた
トラブルが
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車両
スペック
さく
いん
i-stop について
i-stop( アイ ・ ストップ )は、 燃費向上 ・ 排気ガスの低減 ・ アイドリング騒音低下のため、
信 号待ちや渋滞などで車両を停止させたとき、 自動でエンジンを停止 ・ 再始動させる機能
です。
アイドリングストップ ・ 再始動
ŒÝ
●次の条件のときに、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯します。
•
走行中にアイドリングストップする条件を満たしたとき
•
アイドリングストップ中のとき
●エンジンが再始動すると、 i-stop 表示灯( 緑 )が消灯します。
マニュアル車
1. ブレーキペダル、 次にクラッチペダルを踏み込んで、 車両を停車させます。
2. クラッチペダルを踏み込んだまま、 チェンジレバーをニュートラルの位置にします。
クラッチペダルから足を放したあと、 アイドリングストップします。
3. クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動します。
オートマチック車
1. 走行状態(R レンジ、 M レンジの 2 速固定モード時以外 )か らブレーキペダルを踏ん
で停車すると、 アイドリングストップします。
2. D/M(2 速固定モードではない )レンジ でブレーキペダルから足を放すと、 自動でエ
ンジンが再始動します。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
3. セレクトレバーが N または P レンジでは、 ブレーキペダルから足を放しても自動で
エンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、 セレクトレバーを D/
M
(
2 速固定モードではない )
または
R レンジへ操作すると再始動します。
(
安全の
ため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必ずブレーキペ
ダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
作動条件
作動するとき
次の条件のとき i-stop 表示灯( 緑 )が点灯して、 アイドリングストップします。
●(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
エンジン暖機後
●(SKYACTIV-D 2.2)
•
エンジン冷間以外
•
定期的に自動で実施される燃料噴射量学習が行われていないとき
●エンジンを始動し、 一度走行したあと
●ボンネットを閉めて、 エンジンを始動したとき
●バッテリーの状態が良好のとき
●すべてのドア、 リヤゲート / トランク、 ボンネットが閉まっているとき
●運転席シートベルトを着用しているとき
●曇り取りスイッチが OFF の状態のとき
●エアコンの温度設定ダイヤルが最大暖房または最大冷房(A/CON)以外の位置になっ
ているとき
●車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致しているとき
●i-stop 警告灯( 橙 )が点灯 / 点滅していないとき
●キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの機能が正常なとき
●ブレーキ負圧が十分に高いとき
●ハンドルを操作していないとき
●( マニュアル車 )
•
車速が
3km/h 以下のとき
•
チェンジレバーがニュートラルの位置のとき
•
クラッチペダルを踏んでいないとき
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快適装備の
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お手入れの
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トラブルが
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スペック
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いん
●( オートマチック車 )
•
車両が停車しているとき
•
セレクトレバーが
D/M (2 速固定モードではない ) レンジのとき
•
オートマチックトランスミッションフルードが十分に暖まっているとき
•
オートマチックトランスミッションフルードの温度が異常に高くないとき
•
ハンドルがほぼ直進状態のとき
( 直進状態にしていてもハンドルに力をかけている
とアイドリングストップしない場合があります。アイドリングストップさせたいと
きは、 ハンドルにかけている力をゆるめてください。)
•
ブレーキペダルを踏んで停車させたとき
•
急制動ではないとき
作動しないとき
次の条件のとき、 アイドリングストップしません。
●走行せずにアイドリングを続けていているとき
●曇り取りスイッチが ON の状態で作動しているとき
●エアコンの温度設定ダイヤルが最大暖房または最大冷房(A/CON)の位置になってい
るとき
●車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れているとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
●気圧が低いとき( 標高が高いところを走行しているとき )
●( オートマチック車 )
•
急な坂道で停車したとき
•
停車時のハンドルが直進状態でないとき
●(SKYACTIV-D 2.2)
•
ディーゼルパティキュレートフィルター
(DPF) による PM (Particulate Matter:
粒子状物質
) の除去が行われているとき
•
燃料噴射量学習が行われているとき
( 停車前の車速約 10 km/h 以下で i-stop 表
示灯
( 緑 ) が消灯し、 停車時に燃料噴射学習が行なわれます。)
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
アイドリングストップするまでに時間がかかるとき
●車両を長時間使用しなかったときなどでバッテリーが放電したとき
●外気温が高いとき、 または低いとき
●バッテリー交換などによりバッテリー端子をはずしたあと
●(SKYACTIV-D 2.2)
ディーゼルパティキュレートフィルター (DPF) による PM の除去が行われたあ
と
エンジンが再始動しないとき
アイドリングストップ中に次の操作を行なうと安全確保のため自動でエンジンは再始
動しません。通常の操作でエンジンを始動してください。
●ボンネットを開けたとき
●( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運
転席ドアを開けたとき
●( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M (2 速固定モードではない ) レンジで、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
エンジンの停止時間が短くなる、または次のアイドリングストップが可能になるまで
の時間が長くなるとき
●外気温が高いとき、 または、 低いとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●車両電装品の消費電力が多いとき
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ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
アイドリングストップ中にエンジンが自動で再始動するとき
次のようなときは自動でエンジンを再始動します。
●i-stopOFF スイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
●曇り取りスイッチを ON にしたとき
●エアコンの温度設定ダイヤルを最大暖房または最大冷房(A/CON)の位置にし
たとき
●車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
●坂道でブレーキをゆるめ、 車両が動きだしたとき
●アイドリングストップしてから 2 分経過したとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラルの位置で、 運転席シートベルトをはずして運転席
ドアを開けたとき
●( オートマチック車 )
•
セレクトレバーが
D/M (2 速固定モードではない ) レンジで、 アクセルペダ
ルを踏んだとき
•
セレクトレバーを
R レンジにしたとき
•
セレクトレバーを
N または P レンジから D/M (2 速固定モードではない ) レ
ンジにしたとき
•
セレクトレバーが
D/M (2 速固定モードではない ) レンジのまま、 ハンドル
操作をしたとき
•
セレクトレバーが
M レンジで、 2 速固定モードにしたとき
•
セレクトレバーが
N または P レンジで、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作したとき
( オートマチック車 )
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2 速固定モードではない )レ
ンジから N または P レンジへ操作するとブレーキペダルから足を放しても自動
でエンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、セレクトレバー
を D/M
(2 速固定モードではない ) または R レンジへ操作すると再始動します。
(
安全のため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必
ずブレーキペダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2 速固定モードではない )レ
ンジから N または P レンジへ操作し、 運転席シートベルトをはずして運転席ド
アを開けたとき、 自動でエンジンが再始動します。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
バッテリー端子をはずしたとき
バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングストップしないことがあります。また、
バッテリーを交換したときは、 i-stop の機能を確認する必要がありますので、 マツ
ダ販売店にご相談ください。
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯 ( 橙 )/
i-stop 表示灯
( 緑 ) によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
マツダコネクト装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示に表示
します。
→ 145ページ「i-stop/i-ELOOP 状態表示」
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうと i-stop 警告灯( 橙 ) が点灯します。こ
の場合 、 安全確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを
始動してください。
•
ボンネットを開けたとき
•
(
マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
•
(
オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M
(
2 速固定モードではない )
レンジで
、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
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