Page 361 of 676
321
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4.
車幅延長線と駐車スペースが平行になるようにハンドルを操作します。
5. 平行になったら、 ハンドルを直進状態にして、 ゆっくり後退します。周囲の状況を十
分に確認し、 最適な位置で停止します。
( 駐車スペースに区画線がある場合は区画線
と車幅延長線が平行になったら )
¢hØw ݯ£ ¢îMw ݯ£
ŒÝ
駐車するときは、 以下のように画面に映し出される映像と実際の状況は異なることが
ありますので、 必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
●画面に映し出される駐車スペース( 車庫など )の後端と距離目安線が平行に見え
ていても、 実際には平行ではないことがあります。
●駐車場の区画線が片側しかないときは、 区画線と車幅延長線が平行に見えていて
も、 実際には平行ではないことがあります。
ATENZA_Qテ_初校.indb 3212016/06/24 18:12:15
Page 362 of 676
322
2. 運転するときに
駐車支援システムについて
実際の画面と路面の誤差
実際の路面と画面上の路面とでは誤差が生じます。距離感の誤差は事故につながるおそれ
がありますので、 次のような誤差の起こりやすい状況を確認しておいてください。
人や荷物の重みで車が傾いているとき
車両が傾いて後部が下がっているときは、 カメラに映る障害物は車体後部からの距離が実
際よりも遠くにあるように見えます。
障害物
誤差
車両後方に勾配の急な上り坂や下り坂があるとき
車両後方に勾配の急な上り坂( 下り坂 )があるときは、 カメラに映る障害物は車体後部か
らの距離が実際よりも遠く ( 近く ) にあるように見えます。
A
AB
B
A: 画面で見え る車体から障害物の距離
B: 車 体からの障害物の実際の距離 実際の障害物
画面上での障害物
実際よりも遠
くに 見え る
画面上での障害物 実際の障害物
実際よりも
近く に見 える
ATENZA_Qテ_初校.indb 3222016/06/24 18:12:16
Page 363 of 676
323
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車両後方に立体物があるとき
距離目安線は水平な路面を基準に表示されているため、 画面に映っている立体物との距離
は実際とは異なります。
hØw ݯ
hØ Íw‘mò " # $ îMw‘m # $ "
îMw ݯ
立体物が近くにあるところを後退するとき
張り出しのある立体物( 車や障害物 )の近くを後退するとき、 予想進路線では立体物に当
たらないように見えても、 実際にはぶつかることがあります。画面上の予想進路線は水
平な路面を基準に表示されているため画面に映っている立体物の位置は実際とは異なりま
す。張り出しのある立体物の近くを通るときは、後方および周辺を直接確認してください。
¢hØw ݯ£ ¢îMw ݯ£
ATENZA_Qテ_初校.indb 3232016/06/24 18:12:16
Page 364 of 676
324
2. 運転するときに
駐車支援システムについて
画質調整
/
žc ”
バックガイドモニターの画質調整は必ず車両停止中に行う。
運転中にバックガイドモニターの画質を調整しないでください。車両走行中
に、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 および色合いなどバックガイドモニター
の画質調整を行うと、 車両操作の妨げになり思わぬ事故につながるおそれが
あります。
マニュアル車はチェンジレバーが R のとき、 オートマチック車はセレクトレバーが R の
位置のときに、 画質調整をすることができます。
調整項目には、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合い、 の 4 種類があります。調整
するときは車両の周囲を十分に確認してください。
1. 画面のを選択して、 タブを表示します。
2. 目的の項目のタブを選択します。
3. スライダを使用して明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合いを調整します。
リセットする場合は、 リセットボタンを押します。
4. 画面のを選択して、 タブを閉じます。
パーキングセンサー¬è”Å “7
÷
‹
パーキングセンサーは、 車庫入れや縦列駐車など低速走行時に、 超音波センサーで検出し
た車両周辺の障害物とのおおよその距離を、 ブザーおよび検知表示により運転者に知らせ
ます。
/
žc ”
必ず前方 / 後方および周囲の安全を直接確認しながら運転する。
パーキングセンサーはあくまでも後退するときの補助装置です。また、 セン
サーの検出範囲は限られていますので、 システムを過信して前進 / 後退する
と障害物に接触したり、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ATENZA_Qテ_初校.indb 3242016/06/24 18:12:17
Page 365 of 676