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お車との上手なつきあいかた
6-1
6. お車との上手なつきあいかた
● お手入れ
外装のお手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-2
内装のお手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-4
タイヤの交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-5
リモコンキーの電池交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-6
● 寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6-9
出発の前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-10
雪道を走行するとき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-11
駐車するとき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-12
タイヤチェーンを装着するとき ・・・・・・・・・・・・・・・ 6-14
000- 取扱説明書 .book 1 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-2
塗装面を美しく保つために
お車をいつまでも美しく保つためには、
日頃のお手入れが大切です。
駐車、車の保管は風通しの良い車庫や
屋根のある場所をおすすめします。
次のようなときはサビや塗装の変色などの原因となります。すみやかに洗車
をしてください。
・海岸地帯や凍結防止剤を散布した道 を走行したとき。とくに車体の下ま
わり、足まわりを洗車してください。
・鳥 の ふ ん、虫 の 死 が い、樹 液、鉄 粉、ばい煙、コールタールなどが付
着したり、酸性雨に濡れたりしたと
き。
・ ほこりや泥でひどく汚れたとき。
ワックスがけは月に 1 回程度、または
水のはじきが悪くなったら行なってく ださい。ワックスがけのしかたは、
ワックス(別売り)の容器に書かれて
いる取扱説明にしたがってください。
80J302
飛び石の傷や、ひっかき傷などはサビ
の原因となります。見つけたら早めに
補修してください。
洗車のときのご注意
お手入れ
外装のお手入れ
塗装面の傷を補修するときは、マツダ
販売店にご相談ください。不適切な塗
料を使用すると、塗装がはがれる原因
となります。
車体の下まわりや足まわりを洗うと
きは、けがをしないように気をつけ
てください。
洗車したあとはブレーキの効きが悪
くなることがあります。
→ 2-16 ページ(水たまりを走行し たあとや洗車後はブレーキの効
きを確認)
エンジンルームに水などをかけないで
ください。エンジンの始動不良や電気
部品が故障する原因となります。
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-3
手洗い洗車をするときは
十分に水をかけながら、スポンジや
セーム皮のような柔らかいものを
使って汚れを洗い落とします。
汚れがひどいところは中性洗剤を
使って洗い、さらに真水で洗って洗
剤を落とします。
柔らかい布で水をよくふき取り、水
滴のあとが残らないようにします。
80J303
自動洗車機を使うときは
高圧洗浄機を使うときは
洗車ノズルを車体から十分に離してください。
フロントウインドーガラスの
手入れ
油膜などが付着してワイパーのふき残しが出たときは、ガラスクリーナー(別売
り)で汚れを取ってください。
ドアミラーを格納し、アンテナを収
納してください。洗車機にひっかか
り、ドアミラーやアンテナを損傷す
るおそれがあります。
自動洗車機によっては、ブラシで傷
がついて塗装面の光沢が失われた
り、塗装の劣化が早まったりするこ
とがあります。
1
2
3
洗車ノズルを車体に近づけすぎた
り、バンパーなどの開口部に向けた
りすると、車体や部品の変形や損傷
の原因となります。
洗車ノズルをドアガラスやドアまわ
りなどの開閉部分に向けると、車内
に水が入るおそれがあります。
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-4
砂、ほこりなどは掃除機などで吸い取るか、水またはぬるま湯を固くしぼっ
たやわらかい布でふき取ってくださ
い。そのまま放置すると、傷つきの原
因となります。
液体芳香剤やジュースなど液体類が付
着したときは、すみやかにティッシュ ペーパーややわらかい布でふき取って
ください。こぼしたままにしておく
と、しみ、変色、ひび割れの原因とな
ります。
布地、ビニールレザー、樹脂
部品などの手入れ
中性洗剤の水溶液をやわらかい布に
軽く含ませ、汚れをふき取ります。
真水を含ませたやわらかい布で、
残った洗剤分をふき取ります。
残った水分をふき取り、風通しの良
い日陰で乾燥させます。
バックウインドーガラスの室
内側の手入れ
熱線や端子を傷つけないように、水を含ませたやわらかい布で熱線に沿ってふい
てください。
車内に水などをかけないでくださ
い。オーディオやスイッチ類、フロ
ア下の配線や電気部品などにかかる
と、火災や故障につながったり、
SRS エアバッグシステムが正常に作
動しなくなったりするおそれがあり
ます。
エネチャージ装備車の助手席下には、
リチウムイオンバッテリーがありま
す。 バッテリーを水などで濡らさない
でください。火災や感電などを起こし
たり、故障の原因となったりするおそ
れがあります。
次のような成分が含まれているケミ
カル用品は使用しないでください。
し み、変 色、変 形、強 度 低 下 な ど の
原因となります。
・ベ ン ジ ン、ガ ソ リ ン、シ ン ナ ー、
ステッカーはがし剤などの溶剤
・酸性、アルカリ性の洗剤
・漂白剤や染料
色物の革製品・毛皮・ビニールなど
を長時間、放置しないでください。
内装の変色や変質の原因となります。
内装のお手入れ
液体芳香剤はこぼさないように容器を
固定するか、固形タイプのもののご使
用をおすすめします。
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2
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-5
タイヤのローテーション
タイヤのかたよった摩耗を防止して寿命
をのばすために、約5,000 km走行ごと
に行なってください。(次の図参照)
車載ジャッキでタイヤのローテーショ
ンを行なうときは、応急用スペアタイ
ヤなどを使用して 1 輪ずつ交換しま
す。
→ 7-6ページ(ジャッキアップ)
80J305
タイヤ交換するときは
指定タイヤのサイズと空気圧は、お車
のタイプにより異なります。運転席ド
アの開口部に貼付してある「 空気圧ラ
ベル 」で確認してください。
走行中にハンドルや車体に振動が出る
場合は、タイヤのバランスを点検して
ください。
取り付ける前にタイヤの摩耗状態を点
検してください。ウェアインジケー
ター(溝の深さが 1.6 mm 浅い部分)
が現れて溝の一部が消えていたら、ほ
かのタイヤと交換してください。
82K135
応急用スペアタイヤは、通常の走行
には使用しないでください。
回転方向指定のあるタイヤをロー
テーションするときは、回転方向を
逆にしないでください。走行に悪影
響をおよぼすおそれがあります。
回転方向指定のあるタイヤは、タイヤ
の側面に回転方向を示すマークがあり
ます。
タイヤの交換
°°
H† =‰n® H†
^‰n®
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。 (冬 用 タ
イヤも同様です)
ABS(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって、正常に作動しない場合があ
ります。
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
ウェアインジケーター
(摩耗限度表示)
ウェアインジ
ケーター位置
を示すマーク
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-6
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
キーカバー(2)を外します。
スクリュー(1)は、サイズの合っ
たプラスドライバー(市販品)で
外します。
64L60010
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマイナスドライバー(市販品)を使
用します。
70K60010
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
濡れた手で電池交換をしない
電池以外の端子や電子部品に触れな い
端子を曲げない
油や異物を付着させない
電池交換の際、リモコンキーを破損
するおそれがありますので、マツダ
販売店での交換(有料)をおすすめ します。
電池は、マツダ販売店や家電量販
店・ホームセンターなどでご購入ください。
使用電池 リチウム電池CR1216
リモコンキーの電池交換
1
スクリューのサイズ・形状に合わない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
(1)
(2)
2
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-7
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60030
キーカバーを組み付けます。
図のようにカバーの先端を合わせ
てから取り付けます。
64L60040
スクリューを確実に締め付けま
す。
リモコンキーが正常に作動するか確
認します。
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
リモコンキー(携帯リモコン)から
キーを取り出します。
→ 3-2ページ(キー)
携帯リモコンのケースを分割しま
す。
ケースは、ロック解除レバー (1)側を上にします。(内 部 ユ
ニットの落下防止のため)
傷つき防止のため、マイナスドラ
イバー(市販品)に布などをかぶ
せます。キー格納穴の両側にある
溝(2)へ差し込み、ケースを分
割します。
70K60020
3
4
使用電池 リチウム電池CR2032
ケースを分割するときは、ロック解
除レバー(1)側を下にしないでく
ださい。内部ユニットが落下して破
損するおそれがあります。
ドライバーで、内部ユニットを破損
しないよう注意してください。
1
2
(2)(1)
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-8
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
82K383
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60070
ケースを組み付けます。
ケースのあわせ部分のすきまが均
等になるように確実にはめ込みま
す。
万一部品がばらけてしまった場合
は、次の図を参考に組み付けてく
ださい。
70K60030
キーを格納します。
携帯リモコンが正常に作動するか確
認します。
■ 携帯リモコン電池消耗警告灯のリセットのしかた
電池交換前に携帯リモコン電池消耗警告
灯が点灯していた場合は、電池交換後に
次の操作を行なって警告灯をリセットし
てください。
キーレスエントリーによるドアの施
錠・解錠を2回以上繰り返す
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-13ページ (携帯リモコン電池消耗警告灯)
3
4
(3)内部ユニット (4) スイッチ
(5) アッパーケース(6) ロアケース
所有している予備の携帯リモコンの電
池が正常な場合、予備の携帯リモコン で上記の操作を行なっても警告灯をリ
セットできます。
(6)
(3)
(5)
(4)
5
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