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3. 運転装置の取扱い/各部の開閉
3-22
uBARP
ボンネットを固定します。
ボンネット側にあるステー(1)
を ホ ルダ ー(2)か ら 外 し、車体
側の固定穴(3)に差し込みます。
70K2031
閉めかた
ボンネットを片手でささえながら、
ステーを外して、もとのホルダーに
固定します。 ボンネットを閉めます。
ボンネットを20 cmぐらいの高さ
までゆっくりと下げて、手をはな
します。
70K2032
2-19 ページ
の「給油するときは 」もあ
わせてお読みください。
フューエルリッド
助手席側の車両後方にあります。
開けるときは、運転席足元のフューエ
ルリッドオープナー(1)を引き上げ
ます。
閉めるときは、フューエルリッドを手
で押しつけます。
エンジン回転中や停止直後は、ス
テーが熱くなっていることがありま
す。やけどのおそれがありますの
で、ステーを持つ前に必ず確認して
ください。
ステーは固定穴に確実に差し込んで
ください。ステーが外れると、ボン
ネットに身体がはさまれることがあ
ります。
ボンネットが風にあおられて、ス
テーが外れることがあります。とく
に風の強い日は注意してください。
ステーをホルダーから外すときは、
ステーが曲がらないように、ステー
の先端から7cm以内のところを持っ
てください。
3
(3)
(1)
(2)
1
ボンネットを閉めるときは、手など
をはさまないように気をつけてくだ
さ い。ま た、強 く 押 さ え る と、ボ ン
ネットがへこむおそれがあります。
ボンネットが完全に閉まっているか
確認してください。完全に閉まって
いないと、走行中に開くおそれがあ
ります。
2
燃料給油口
000-AZ 取扱説明書 .book 22 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/各部の開閉
3-23
uBARP
70K182
フューエルキャップ
フューエルキャップを開けるときは、
ゆっくり反時計方向にまわします。
閉めるときは時計方向にまわし、カ
チッという音が 2 回以上するまで締め
ます。
70K033
キャップホルダー
フ ュ ー エ ル リ ッ ド(1)の 裏 側 に、
キャップホルダー(2)がついていま
す。給油中は、外したキャップが車体に
あたらないように、ひもの部分をかけて
ください。
70K120
ガソリンは引火性が高いため、給油す
るときはタバコなどの火気は厳禁で
す。また、エンジンは必ず止めてくだ
さい。
(1)
R
P
フューエルキャップはゆっくりとゆ
るめ、空気の抜ける音が止まったら
キャップを開けます。急に開けると
燃料タンク内の圧力が急激に抜け、
燃料が吹き出すおそれがあります。
燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちに柔ら
かい布などでふき取ってください。
火災など思わぬ事故につながるおそ
れがあります。また、そのまま放置
す る と、塗 装 の し み、変 色、ひ び 割
れの原因となります。
給油後は、フューエルキャップを
しっかりと閉めてください。キャッ
プが確実に閉まっていないと、燃料
が漏れたり、火災が発生したりする
おそれがあります。
指定のマツダ純正フューエルキャッ
プ以外は使用しないでください。燃
料漏れを起こすおそれがあります。
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 23 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-24
→ 5-51ページ(前席アームレスト)
正しい運転姿勢
正しい運転姿勢がとれるように、次のこと
に注意してシートを調節してください。
背もたれと腰の間にすき間のないよう
にシートに深くすわります。
ペダル類を踏み込んだときに、ひざが
伸びきらないで余裕があるようにシー
トを前後に調節します。
背中を背もたれに軽くつけ、ハンドル
を握ったときにひじが軽く曲がる程度
に背もたれの角度を調節します。
82K183
前後位置の調節
スライドレバーを引き上げたまま、シー
トを前後に動かします。
70K30250
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。
→ 2-9 ページ(ハンドル、シート、 ミラーの調節は走行前に)
シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。
シートの調節
前席シート
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背もたれと背中の間にクッションなど
を入れないでください。正しい運転姿
勢がとれないばかりか、シートベルト
やヘッドレストの効果が十分に発揮さ
れないおそれがあります。
シートの下に物を置かないでくださ
い。物がはさまって、シートが固定さ
れないおそれがあります。(シートア
ンダーボックス内を除く)
000-AZ 取扱説明書 .book 24 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-25
背もたれの角度調節
後方に倒すときは、リクライニングレ
バーを引き上げたまま、背中で軽く押
します。
前方に起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。
70K30260
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
運転席シートの高さ調節
運転席シート右横のレバーをくりかえし
操作します。
レバーを引き上げると、シート全体が
高くなるとともに前方に動きます。
レバーを押し下げると、シート全体が
低くなるとともに後方に動きます。
70K30270
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
せん。
背もたれからはなれてリクライニング
レバーを操作すると、背もたれが急に
起きあがって前方に倒れることがあり
ます。手などをそえて操作してくださ
い。
タイプ別装備
000-AZ 取扱説明書 .book 25 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-26
ヘッドレストの高さ調節と
取外し・取付け
■ 高さの調節
走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
の位置になるように調節し、しっかりと
固定します。背が高い人は、固定できる
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。
高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。
低くするときは、ロックボタンを押し
たままヘッドレストを押し下げます。
■ 取外しかた
ロックボタンを押したまま引き抜きます。
■ 取付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
70K30280
運転席シートヒータースイッチ
エンジンスイッチが のときに使用
できます。
スイッチを押すと、シート内にある
ヒーターが作動して、スイッチ内の表
示灯(1)が点灯します。
もう一度押すとヒーターが切れます。
シートが適温になったら、スイッチを
切ってください。
70K038
ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。
(1) ロックボタン
(1)
ヘッドレストは、しっかりと固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッド
レストが本来の効果を発揮できませ
ん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができま
せん。
タイプ別装備
ON
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 26 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-27
長い荷物を積むとき
(助手席シート)
後席と同時に助手席シートの背もたれを
前に倒すと、より長い荷物が積めます。
→ 3-33ページ
(荷室を広げるとき(後席シート))
長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。
シートの上に重い荷物を置いたり、
針やくぎなどをシートに刺したりし
ないでください。
毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでくださ
い。過熱の原因となります。
シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)
水やジュースなどをこぼしたとき
は、柔らかい布などでふきとり、十
分に乾かしてからご使用ください。
バッテリー保護のため、エンジンが
かかっているときに使用してくださ
い。
ヒーターには、自動的にスイッチが
切れるタイマー機能がありません。
また、スイッチを切らないと、エン
ジンスイッチを にするたびに
ヒーターが自動的に入ります。使用
後はすみやかにスイッチを切ってく
ださい。
ON
前方に倒した背もたれの上に、人を
乗せないでください。ブレーキや加
速、衝突のときなどに投げ出されて
けがをするおそれがあります。また、
シートが破損する原因となります。
背もたれを前方に倒したときは、荷
物を確実に固定してください。ブ
レーキや加速、衝突のときなどに、
荷物が飛び出して身体にあたるおそ
れがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 27 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-28
■ 背もたれの前方への倒しかた
ヘッドレスト(1)を外します。
クッション(2)の後部についてい
るバンド(3)を引き上げて固定を
外し、クッションを車の前方向に起
こします。
バンドを引き上げにくいときは、
背もたれを後ろ方向に倒します。
70K30051
リクライニングレバー(4)を引き
上げ、背もたれ(5)を前方にいっ
ぱいまで倒します。
70K30060
■ もとにもどすときは
「背もたれの前方への倒しかた 」と逆の
手順で行ないます。
前後位置の調節
スライドレバーを引き上げたまま、シー
トを前後に動かします。
ラゲッジフロアボード(1)も連動し
て前後に動きますので、ボード上に荷
物がある場合はいったん降ろしてから
シートを動かしてください。
70K30290
起こしたクッションに、力を加えない
でください。クッション取付部が損傷
するおそれがあります。
1
(3)
(2) (1)
2
(4)
(5)
シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。
シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。
シートの下に物を置かないでくださ
い。物がはさまって、シートが固定さ
れないおそれがあります。
後席シート
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 28 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-29
背もたれの角度調節
片方の手を背もたれにそえ、もう一
方の手で背もたれの上面にあるリク
ライニングレバーを上の方向にいっ
ぱいに引き上げます。
シートからおりて操作してくださ
い。シートにすわったままリクラ
イニングレバーを引き上げると、
背もたれが急に最大角度まで倒れ
込むことがあります。
リクライニングレバーは、いっぱ
いに引き上げてください。ロック
が解除されないうちに背もたれを
倒そうとすると、レバーの動きが
重くなります。
リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを好みの角度の少し
手前まで倒します。
70K30300
リクライニングレバーから手をはな
し、固定される位置まで背もたれを
倒します。
ヘッドレストの高さ調節と
取外し・取付け
■ 使用時の位置
使用するときは、ヘッドレストを手で持 ち上げ、しっかりと固定します。
70K30400
シートを動かすときは、ラゲッジフロ
アボードで指や手をはさまないように
ご注意ください。また、荷物が倒れた
り、はさまれたりすることがあります
のでご注意ください。
(2) リクライニングレバー
1
2
(2)
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトが本来の効果を発
揮できません。
3
使用時
000-AZ 取扱説明書 .book 29 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分