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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-30
■ 収納時の位置
収納するときは、ロックボタン(3)を
押したままヘッドレストを一番下まで押
し下げます。
70K30410
■ 取外しかた
ロックボタン(3)を押したまま引き抜
きます。
■ 取付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
ISOFIX 対応チャイルドシート
固定専用金具
後席には、ECE R44(※ 1)の基準に適
合した ISOFIX(※ 2)タイプのお子さま
用シート(別売り)を固定するための専
用金具が装備されています。
座面と背もたれのすき間にある金具
が、ISOFIX対応チャイルドシート固定
用アンカー(以下ISOFIXアンカーと略
す)です。
背もたれ裏側下方にある金具が、チャ
イルドシート固定用テザーアンカー(以
下テザーアンカーと略す)です。
※1 ECE R44とは、 お子さま用シートに
関する国際法規です。
ヘッドレストを外したまま、後席に人
を乗せないでください。
取り外したヘッドレストは、客室内に
放置しないでください。急ブレーキを
かけたときなどに乗員や物などに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
収納時
(3)
ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前
後逆に取り付けないでください。
ヘッドレストが本来の効果を発揮で
きません。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。
お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してくださ
い。
ヘッドレストが当たった状態ではお子
さま用シートが確実に固定されないた
め、衝突のときなどにお子さまが重大
な傷害を受けるおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 30 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-31
※2 ISOFIXとは、お子さま用シートの固
定装置の大きさや取付け方法を統一
した国際標準化機構【ISO(※ 3)】
の規格です。
※3 ISO とは、International Organi-
zation for Standardization(イ ン
ターナショナル オーガニゼイショ
ン フォー スタンダーディゼイショ
ン)の略です。
<マツダ純正用品の場合>
お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→ 4-10 ページ(お子さま用シート の選択について)
ISOFIX タイプのお子さま用シートは、
シートベルトで固定する必要がありま
せん。
シートベルトで固定するお子さま用
シートを取り付けるときは、 4-8 ペー
ジ の「お子さま用シートのシートベル
トによる固定 」をお読みください。
■ 固定のしかた
ISOFIX アンカー(1)の位置を確認
します。
座面と背もたれのすき間にありま
す。
70K30320
テザーアンカー(3)の位置を確認
します。
ラゲッジフロアボード(5)をめ
くった内側にあります。
70K30330
ISOFIX
アンカー テザー
アンカー
ISOFIXタイプの
ベビーシート
(後ろ向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
ISOFIXタイプの
チャイルドシート
(前向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
1
(1) ISOFIXアンカー (2)タグ
ISOFIXアンカーがある付近には、前図のようなタグ(2)がついています。
(3) テザーアンカー (4) ラベル テザーアンカーがある付近には、前図
のようなラベル(4)が付いています。
(2)
(1)(2) (1)
2
(3)
(5)(4)
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-32
後席のヘッドレスト(6 )は、お子
さま用シ-トに当たらない高さに調
節するか取り外します。
→ 3-29 ページ(ヘッドレストの 高さ調節と取外し・取付け)
70K30420
座席が確実に固定されているか確認
します。
お子さま用シートに付属の取扱説明
書にしたがって、お子さま用シート
のコネクター(7)を ISOFIX アン
カー(8)へ差し込みます。
70K30340
テザーベルトを使用する場合、次の
ようにしてテザーアンカーへ取り付
けます。
ヘッドレストを取り付けていると
きは、図(代表例)のように持ち
上げたヘッドレストと背もたれの
間を通す
70K30350
70K30360
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
3
(6)
4
5
(7) コネクター (8) ISOFIXアンカー
(8)
(7)
6
テザーベルト1本の場合
テザーベルト2本の場合
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-33
お子さま用シートを前後左右にゆ
すって、確実に取り付けられている
か確認します。
荷室を広げるとき(後席シート)
背もたれを前に倒すと、荷室が広く使え
ます。
■ 格納のしかた
シートベルト(1)およびタングプ
レート(2)を図のようにベルトガ
イド(3)にかけます。
70K30370
片方の手を背もたれにそえ、もう一
方の手で背もたれの上面にあるリク
ライニングレバーを、上の方向に
いっぱいに引き上げます。
リクライニングレバーはいっぱい
に引き上げてください。ロックが
解除されないうちに背もたれを倒
そうとすると、レバーの動きが重
くなります。
リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを前に倒します。
ヘッドレストが前席に当たる場合
は、前席を前へ動かしてくださ
い。
70K30380
お子さま用シ-トを取り付けるとき
は、ISOFIXアンカーやテザ-アンカ
-周辺にシートベルトや異物などが
ないか確認してください。シ-トベ
ルトなどがかみ込むと、お子さま用
シ-トが正しく固定されず、衝突の
ときなどにお子さまが重大な傷害を
受けるおそれがあります。
荷物の固定などに、ISOFIXアンカー
やテザ-アンカ-を使用しないでく
ださい。アンカ-が曲がったり損傷
したりすると、お子さま用シ-トが
正しく固定されず、衝突のときなど
にお子さまが重大な傷害を受けるお
それがあります。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。
7
1
(2)
(3)
(1)
2
3
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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-34
■ もとにもどすときは
リクライニングレバーを車の前方向
にいっぱいに倒し、そのまま背もた
れを少し起こします。
70K30390
リクライニングレバーから手をはな
し、固定される位置まで背もたれを
起こします。
背もたれを前後にゆすって、確実
に固定されているか確認してくだ
さい。
前席と後席の背もたれを後ろへ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。
フルフラットにするときは
前席ベンチシート装備車は、前席の
アームレスト(1)を持ち上げ収納
します。
後席を、後方へいっぱいまでスライ
ドさせます。
後席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。後席はフラットにな
りません。
前席のヘッドレスト(2)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。
70K30151
前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。
フルフラットにしたシートに、人や荷
物をのせて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに、
投げ出されたり、荷物が身体に当たっ
たりして重大な傷害を受けるおそれが
あります。
フルフラットにしたときは、次のこ
とをお守りください。
1
2
フルフラットシート
・シートの上を歩きまわらないでく
ださい。シートから足を踏み外す
と、けがのおそれがあります。
・シートに強い衝撃をあたえないで ください。シートが損傷すること
があります。
フルフラットにしたときや、もとに
もどしたときは、シートをゆすって
固定されているか確認してください。
1
2
3
4
(2)(1)
5
000-AZ 取扱説明書 .book 34 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
3-35
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70K30161
後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。
70K30171
もとにもどすとき
「フルフラットにするときは 」と逆の手
順で操作します。
ミラー全体を動かして角度を調節します。
70K050
角度の調節
■ ドアミラー角度調節スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
左右切替えスイッチ(1 )を、調節
したいミラーの側に押します。
角度調節スイッチ(2)を押して、
上下左右にミラーを動かします。
70K051
6
各部の調節
ルームミラー
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
調節後は、左右切替えスイッチを中立 の位置にもどしてください。
ドアミラー
ACCON
1
2
(1)
(2)
ùO
n
000-AZ 取扱説明書 .book 35 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
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uBAi®
格納
狭い場所で駐車するときなどに、ドアミラー
を車の後ろ方向に倒すことができます。
70K052
■ ドアミラー格納スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
格納スイッチを押すごとに、格納と通
常の位置に切り替わります。
70K053
80J1023
ドアミラーを倒したまま走行しない
でください。後方の確認ができず、
事故を起こすおそれがあります。
ドアミラーは車体より張り出してい
ます。ドアミラーを車外の人や物に
あてないように気をつけてください。
î
動いているドアミラーに触れないで
ください。手などをはさんでけがを
するおそれがあります。また、ドア
ミラー故障の原因となります。
ACCON
通常
格納 格納スイッチの状態
000-AZ 取扱説明書 .book 36 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
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uBAi®
ドアミラーヒータースイッチ
ドアミラーヒーターは、リヤデフォッ
ガーと連動します。
→ 3-58ページ
(リヤデフォッガースイッチ)
ハンドルの上下調節
ハンドルの下にあるレバーで、ハンドル
の高さが調節できます。
→ 2-9 ページ(ハンドル、シート、ミラー の調節は走行前に)
レバーを押し下げると、ハンドルを上
下に動かせます。
調節後は、その高さでハンドルを押さ
えたままレバーをもとの位置まで確実
にもどします。
70K054
格納スイッチでドアミラーを格納し
たときは、手でドアミラーを通常の
位置にもどさないでください。ドア
ミラーの固定が不完全になるため、
走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
その場合は、スイッチを通常の位置
に押して、確実にドアミラーを固定
してください。
エンジンスイッチが または の位置にあるときは、手でドア
ミラーを操作しないでください。ド
アミラー故障の原因となります。
ドアミラーを手で動かすと、エンジ
ンスイッチを または に
したときに、ドアミラーが動き出す
ことがあります。
格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、 エ
ンジンスイッチを または
にしたときに、 ドアミラーがさらに車
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、 一
度格納操作をしてください。
ACC
ON
ACCON
ACCON
タイプ別装備
調節後はハンドルを上下にゆすって、
確実に固定されているか確認してくだ
さい。
チルトステアリング
タイプ別装備
P°
i®
000-AZ 取扱説明書 .book 37 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分