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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-6
Y>_
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム非装備車
キーカバー(2)を外します。
ス ク リ ュ ー(1)は、サ イ ズ の
合ったプラスドライバー(市販
品)で外します。
64L60010
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。(冬 用 タ
イヤも同様です)
ABS やタイヤ空気圧警報システム
(タイプ別装備)の場合、正確なタイ ヤ回転速度が検出できなくなって、
正常に作動しない場合があります。
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
濡れた手で電池交換しない
電池以外の端子や電子部品に触れな
い
端子を曲げない
油や異物を付着させない
リモコンキーの電池交換
電池交換の際、リモコンキーを破損
するおそれがありますので、マツダ
販売店での交換(有料)をおすすめ
します。
電池は、マツダ販売店や家電量販
店・ホームセンターなどでご購入く
ださい。
使用電池 リチウム電池CR1216
スクリューのサイズ・形状に合わない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
1
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 6 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-7
Y>_
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
70K60010
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60030
キーカバーを組み付けます。
図のようにカバーの先端を合わせ
てから組み付けます。
64L60040
スクリューを確実に締め付けま
す。
リモコンキーが正常に作動するか確
認します。
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム装備車
リモコンキー(携帯リモコン)から
キーを取り出します。
→ 3-2ページ(キー)
携帯リモコンのケースを分割しま
す。
ケースは、ロック解除レバー
(1)側を上にします。(内 部 ユ
ニットの落下防止のため)
傷つき防止のため、マイナスドラ
イバー(市販品)に布などをかぶ
せます。キー格納穴の両側にある
溝(2)へ差し込み、ケースを分
割します。
70K60020
2
3
使用電池 リチウム電池CR2032
4
1
2
(2)(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 7 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-8
Y>_
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
82K383
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60070
ケースを組み付けます。
ケースの合わせ部分のすきまが均
等になるように確実にはめ込みま
す。
万一部品がばらけてしまった場合
は、次の図を参考に組み付けてく
ださい。
70K60030
キーを格納します。
携帯リモコンが正常に作動するか確
認します。
■ 携帯リモコン電池消耗警告灯
のリセットのしかた
電池交換前に携帯リモコン電池消耗警告
灯が点灯していた場合は、電池交換後に
次の操作を行なって警告灯をリセットし
てください。
キーレスエントリーによるドアの施
錠・解錠を2回以上繰り返す
それでも消灯しない場合は、所有してい
る予備のリモコンの電池消耗が考えられ
ます。予備のリモコンも電池交換し、前
記の操作を行なってリセットしてくださ い。
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-12ページ (携帯リモコン電池消耗警告灯)
ケースを分割するときは、ロック解
除レバー(1)側を下にしないでく
ださい。内部ユニットが落下して破
損するおそれがあります。
ドライバーで、内部ユニットを破損
しないよう注意してください。
3
4
(3)内部ユニット (4) スイッチ
(5) アッパーケース(6) ロアケース
(6)
(3)
(5)
(4)
5
6
000-AZ 取扱説明書 .book 8 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-9
Ío½
ウインドーウォッシャー液
凍結を防ぐため、外気温に応じた割合で
配合してください。
〈マツダ純正ウォッシャー液の場合〉
バッテリー
バッテリーの液量や比重を点検してくだ
さい。寒くなるとバッテリーの性能が下
がり、弱っているバッテリーではエンジ
ンがかかりにくくなります。
→ 2-3ページ(バッテリ-の液面を点検する)
冷却水
エンジン内部の腐食および凍結防止のた
め、指定の冷却水をお使いください。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
→ メンテナンスノート(日常点検)
スノーブレード(別売り)
スノーブレード(降雪地用ワイパーブ
レード)は、金属部分をゴムでおおって
雪の付着を少なくするものです。標準装
備のワイパーブレードでは、降雪時に雪 が付着し、ふき取りにくくなることがあ
りますので、必要に応じて交換してくだ
さい。
冬用タイヤ、タイヤチェーン、
輪止め
雪道や凍結路を走行するために必要です。
82K139
使用地域・季節 薄める割合 凍結温度
通 常 原液1に水3 約-7℃
温暖地の冬期 原液1に水2 約-10℃
寒冷地の冬期 原液1に水1 約-20℃
極寒冷地の冬期 原液のまま 約-50℃
冷却水の濃度点検および交換は、マツ
ダ販売店へお申し付けください。
寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備
高速走行時は、通常のワイパーブレー
ドよりふき取りにくくなることがあり
ます。その場合には、車のスピードを
落としてください。
雪の降らない時季は、通常のワイパー ブレードのご使用をおすすめします。
(1) 冬用タイヤ (2) タイヤチェーン
(3) 輪止め
(1) (3)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-10
Ío½
屋根に積もった雪
出発の前に取り除いてください。走行時
に落下して、視界をさまたげるおそれが
あります。
80J308
ワイパーの凍結
ぬるま湯をかけて氷を溶かします。溶か
したあとは、再び凍結しないように水分
をふき取ってください。凍結したまま無
理にワイパーを作動させると、ブレード
部(ゴムの部分)が傷ついたり、ワイ
パーが故障したりするおそれがありま
す。
80J309
ガラス面の雪や霜
プラスチックの板(1)を使うと、ガラ
スを傷つけずに落とせます。
82K261
ドアの凍結
ぬるま湯をドアキーの穴を避けてかけま
す。ドアが開いたあとは水分をふき取っ
てください。凍結したまま無理に開けよ
うとすると、ドアまわりのゴムがはがれ
たり、破損したりするおそれがありま
す。
80J311
出発の前に
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 10 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-11
Ío½
靴に付着した雪
乗車するときによく落としてください。
そのまま乗車すると、ペダル操作時に
滑ったり、車内の湿気が多くなってガラ
スがくもりやすくなります。
80J312
雪道や凍結路はゆっくり走行
80J039
ブレーキの効き具合を確認
ブレーキ装置に付着した雪や氷が凍結し
て、ブレーキの効きが悪くなることがあ
ります。
スピードを控えめにし、急発進、急加
速、急ブレーキ、急ハンドル、急激な
エンジンブレーキなど「急」のつく運
転はしないでください。雪道や凍結路
は路面が滑りやすく、スリップ事故の
おそれがあります。
周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
雪道を走行するとき
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000-AZ 取扱説明書 .book 11 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-12
Ío½
冬用タイヤ、タイヤチェーン
を装着
雪道や凍結路では、冬用タイヤまたはタ
イヤチェーンを装着してください。
走行する地区の条例などにしたがって
装着してください。
→ 6-5ページ
(タイヤ交換するときは)
→ 6-14ページ (タイヤチェーンを装着するとき)
フェンダー裏側に付着した雪
を取り除く
雪道を走行すると、フェンダーの裏側に
雪が付着してタイヤと接触し、ハンドル
の切れが悪くなることがあります。
ときどき車を止めてフェンダーの裏側
を点検してください。雪の塊が付着し
ているときは、周囲の部品を傷つけな
いように雪を取り除いてください。
80J313
パーキングブレーキ
パーキングブレーキが凍結すると解除で
きなくなります。
長時間駐車するときは、パーキングブ
レーキをかけずに輪止め(市販品)を
してください。
・ は、セレクトレ
バーを に入れます。
・ は、チェンジレバー
をRまたは1速に入れます。
凍結防止剤が散布してある道
を走行したあとは
すみやかに凍結防止剤を洗い落としてく
ださい。特に車体の下まわり、足まわり
を念入りに洗ってください。放置すると
サビの原因となります。
凍結を防ぐため、洗車後はドアまわりな どの水分をふき取ってください。
80J314
ドアキーの穴を避けて洗車してくだ
さい。キー穴が凍結すると、ドアが
解錠できなくなります。
ドアまわりのゴム部品の水分は、と
くによくふき取ってください。凍結
すると、ドアが開かなくなります。
駐車するとき
オートマチック車
P
マニュアル車
000-AZ 取扱説明書 .book 12 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-13
Ío½
屋外に駐車するときは
軒下や樹木の下には駐車しないでくだ
さい。積雪や落雪で車の屋根がへこむ
ことがあります。
ルーフアンテナ(タイプ別装備)の場
合、降雪時に長時間駐車するときは、
アンテナを取り外してください。
→ 5-15ページ(アンテナの脱着)
駐車するときはワイパーアームを立て
てください。雪の重みでワイパーアー
ムが変形したり、ブレード部(ゴムの
部分)がガラスに凍結することがあり
ます。
80J315
排気管のまわりが雪でおおわ
れたときは
80J316
フロントワイパーは運転席側から順に
起こし、助手席側から順にもどしてく
ださい。助手席側を先に起こす、また
は運転席側を先にもどすと、ワイパー
同士があたって傷つきの原因となりま
す。
排気管のまわりが雪でおおわれたまま
エンジンを回転させないでください。
排気ガスが車内に侵入し、一酸化炭素
中毒のおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 13 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分