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521
5 トラブルが起きたら
故障したとき 522
路上で動けなくなったとき............... 522
スタックしたとき
.............................. 523
踏切内で動けなくなったとき
........... 524
緊急用具の取り扱い 525
発炎筒................................................. 525
工具、 ジャッキの格納場所
............... 526
ジャッキの取り扱い
.......................... 527
パンクしたとき 531
タイヤパンク応急修理キット........... 531
バッテリーがあがった
とき 540
バッテリーあがりについて............... 540
エンジンが始動しない
とき 544
燃料切れしたときは
(SKYACTIV-D 1.5)..................... 544
オーバーヒートした
とき 545
オーバーヒートについて.................. 545
キーが作動しないとき 547
キー一時停止機能.............................. 547
けん引について 548
けん引してもらうとき...................... 548
固定用フックについて
...................... 551
万一事故が起きたとき 552
警告灯 / 表示灯 553
警告灯が点灯、 点滅したときは....... 553
センターディスプレイにメッセージが 表示されたときは
.......................... 562
警報チャイム 564
チャイムがなったときは.................. 564
リヤゲート 567
リヤゲートが開けられなくなった
とき
................................................. 567
アクティブ ・ ドライビング ・
ディスプレイ 569
アクティブ ・ ドライビング ・ディスプレイが作動しないとき
... 569
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
チェンジレバー / セレクトレバーを N に入れ、 安全な場所まで押し出します。
/
žc ”
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐに
エンジンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れた
ところで使用してください。
1. 車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2. 必要に応じて停止表示板( 停止表示灯 )、 発炎筒
を使用し、 後続車に故障車であることを知らせま
す。
→ 525ページ「発炎筒」
•
高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に
停止表示板
( 停止表示灯 ) を置くことが法律で
義務づけられています。
•
停止表示板を置くときには、
発炎筒を使って合
図をするなど、後続車に十分注意してください。
3. 全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全
な場所に、 すみやかに避難してください。
4. 安全を確保した後、 救援を求めます。
故障の修理などお困りの際はマツダ販売店に連絡
してください。
ŒÝ
停止表示板 ( 停止表示灯 ) について
停止表示板( 停止表示灯 )はお客様のお車に標準で搭載されておりません。万一に備
えてあらかじめ用意しておいてください。マツダ販売店でお求めいただけます。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
スタックしたとき
ぬかるみ、 砂地、 深雪路などで駆動輪が空転したり、 埋まり込んで動けなくなることをス
タックといいます。
●周囲の安全を十分に確認してください。脱出直後に車両が突然動き出し、 思わぬ事故
につながるおそれがあります。
●タイヤ前後の土や雪を取り除くか、 タイヤの下に木や石をあてがい、 マニュアル車は
チェンジレバーを 1 または R に、 オートマチック車はセレクトレバーを D または R
に入れて、 アクセルペダルを軽く踏みます。チェンジレバー / セレクトレバー操作中
はアクセルペダルを踏まないでください。トランスミッションなどを損傷するおそれ
があります。また、 車両の周辺に人がいないことを確認してください。あてがった木
や石が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
●タイヤを高速で回転させないでください。タイヤがバースト( 破裂 )したり、 異常過
熱するため思わぬ事故につながるおそれがあります。
●アクセルを過度に空ぶかししたり、 タイヤを空転させないでください。トランスミッ
ションなどを損傷するおそれがあります。
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
踏切内で動けなくなったとき
脱輪などで動けなくなったとき
1. 踏切の非常ボタンを押します。緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→ 525ページ「発炎筒」
2. 付近の人に救援を求めます。
エンストで動けなくなったとき
1. エンジンをかけ直します。
2. エンジンがかからないときは、 踏切の非常ボタンを押します。
緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→ 525ページ「発炎筒」
3. 付近の人に救援を求めます。
チェンジレバー / セレクトレバーを N に入れ、 安全な場所まで押し出します。
ŒÝ
緊急避難について
スターターを使って、 車を緊急避難させることはできません。
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525
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
発炎筒
/
Ð
油、 ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。
火災につながるおそれがあります。
Ð
使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。
やけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Ð
お子さまにはさわらせない。
誤って使用すると、 やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。
Ð
トンネル内では発炎筒を使用しない。
トンネル内で発炎筒を使用すると、 煙で視界が悪くなるため、 思わぬ事故に
つながるおそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。
発炎筒について
Cu 事故や故障で停車したとき、 周囲に危険を知らせるた
めに使います。
発炎筒に記載されている次のことをよく読み、 あらか
じめ確認しておいてください。
●使用方法
●使用上の注意事項
●発炎時間
●有効期限
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
工具、 ジャッキの格納場所
/
žc ”
車に搭載されているジャッキを使用する。
車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。
車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、 車体が損傷したり、 思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
«™
Ð
ジャッキはタイヤ交換、 タイヤチェーンの取り付け、 取りはずし以外に使用
しないでください。
žc ”
工具、 ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、 所定の位置にしっ
かりと固定してください。
ŒÝ
スペアタイヤはお客様のお車に標準で搭載されておりません。スペアタイヤの取り扱
いについては、 マツダ販売店にご相談ください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
工具、 ジャッキは図の位置に格納されています。
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8 %
8 %
ジャッキの取り扱い
ジャッキアップする前に
1. 車を交通のさまたげにならない、 地面が平らで固い安全に作業できる場所に移動しま
す。
2. マニュアル車はチェンジレバーを 1 または R に、 オートマチック車はセレクトレバー
を P にいれます。
3. ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをしっかりとかけ、 エンジンを止
めます。
4. 必要に応じて、 非常点滅灯を点滅させ、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用します。
→ 522ページ「路上で動けなくなったとき」
5. 人や荷物を降ろし、 工具、 ジャッキを取り出します。
→ 526ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
6. 輪止めを用意します。
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
ŒÝ
輪止めについて
輪止めはお客様のお車に標準で搭載されておりません。必要に応じてマツダ販売店で
お求めください。なお、 輪止めには、 タイヤを固定できる大きさの石や木材が代用で
きます。
ジャッキを取り出すとき
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1. ラゲッジマットをめくります。
2. ジャッキを取り出します。
ジャッキアップするとき
/
žc ”
ジャッキアップするときはマニュアル車はチェンジレバーを 1 ま
たは R に、 オートマチック車はセレクトレバーを P にいれ、 パー
キングブレーキをかけ、 ジャッキをかける位置と対角の位置に輪
止めをする。
チェンジレバーが 1 または R、 セレクトレバーが P にはいっていても、 車
が動きジャッキがはずれて思わぬ事故につながるおそれがあります。
Š1. ジャッキをかける位置と対角の位置にあるタイヤ
に輪止めをします。
•
前輪をジャッキアップするときは、
後輪の前後
•
後輪をジャッキアップするときは、
前輪の前後
2. ジャッキを地面に置きます。
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