Page 81 of 636
49
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
1. 運転する前に
ドアミラー
ドアミラーの操作
/
žc ”
調節は走行前に行なう。
走行中に調節すると、 前方不注意で思わぬ事故につながるおそれがあります。
ドアミラーの角度調節
電源ポジションが ACC または ON のとき調節ができます。
¤q
Ð
…µ ¿½1. 調節スイッチを運転席側または助手席側のど
ちらか調節したいミラー側にまわします。
2. 調節スイッチを操作して、 後方が十分確認できる
ように調節します。
3. ミラーの調節後は、 調節スイッチを中立位置にも
どします。
ドアミラーを格納するとき
«™
Ð ミラーを格納したまま走行しないでください。後方確認ができなくなります。
žc ”
電動格納ミラーはスイッチで操作してください。手動で操作すると、 ミラー
が固定されず後方確認ができなくなることがあります。
DEMIO_Dコ_初版.indb 492016/08/30 9:25:17
Page 82 of 636
50
1. 運転する前に
ドアミラー
¨òµ ¿½
電源ポジションが ACC または ON のときに格納でき
ます。
スイッチの下側
を押すと格納されます。
スイッチの上側
を押すともとにもどります。
自動格納機構
電源ポジションが OFF または ACC のときに作動します。
自動格納ドアミラースイッチを AUTO の位置
(
中立位置 )
にすると
、 ドアの施錠 / 解錠
に連動して自動でドアミラーが格納 / 展開します。
また、 電源ポジションを ON またはエンジンを始動させるとドアミラーが自動で展開し
ます。
ŒÝ
寒冷時はドアミラーが自動で格納 / 展開しないことがあります。
自動で格納 / 展開しない場合は、 氷や雪を取り除き自動格納ドアミラースイッチの上
側または下側を押してドアミラーを格納 / 展開して下さい。
キー OFF 後作動機構
ドアミラーは、 電源ポジションを ON から OFF にした後でも、 約 40 秒間は角度調節や
格納することができます。
¬è”Å “7
÷
‹
DEMIO_Dコ_初版.indb 502016/08/30 9:25:18
Page 83 of 636
51
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
1. 運転する前に
ルームミラー
ルームミラーの操作
/
žc ”
調節は走行前に行なう。
走行中に調節すると、 前方不注意で思わぬ事故につながるおそれがあります。
ルームミラーの角度 / 高さ調節
ミラー本体を動かして、 後方が十分確認できるように
調節します。
後続車のヘッドランプがまぶしいとき
èÌ”
©
÷ 通常はレバーを押した状態にします。
夜間など、 後続車のヘッドランプがまぶしいときは、
レバーを手前に引いて切り替えます。
DEMIO_Dコ_初版.indb 512016/08/30 9:25:18
Page 84 of 636
52
1. 運転する前に
シートベルト
シートベルトの種類
シートシートベルトの機構
フロントシート プリテンショナー & ロードリミッター機構付 ELR3 点
式シートベルト
リヤシート左右席 ロードリミッター機構付 ELR3 点式シートベルト
リヤシート中央席 ELR3 点式シートベルト
/
žc ”
シートベルトは正しく着用する。
正しく着用していないと、 シートベルトの効果が十分に発揮できないため、
万一の場合重大な傷害につながるおそれがあります。
ŒÝ
●プリテンショナー機構について
•車両前方または側方*1から強い衝撃を受けたとき作動しますが、 衝撃が弱い
と作動しません。
*1
サイド
/ カーテンエアバッグ装備車のみ
•
プリテンショナー機構の作動により、
白煙が見えることがありますが、 火災で
はありません。また、 人体への影響はありません。ただし、 皮膚などの弱い方
はまれに刺激を受けることがあります。プリテンショナー機構作動時の残留物
(
カス )
が目や皮膚に付着したときは、 できるだけ早く洗い流してください。
●事故などにあったときは
プリテンショナー付きシートベルトおよびロードリミッター付きシートベルト
は、 一度作動すると再使用できません。必ずマツダ販売店で点検を受け、 作動済
みのときは交換してください。
ELR ( 緊急時固定 ) 機構
3 点式シートベルトには ELR( 緊急時固定 )機構が装備されています。
シ ートベルトは身体の動きにあわせて伸縮しますが、 強い衝撃を受けると、 ベルトが自動
的にロックされ身体を固定します。
DEMIO_Dコ_初版.indb 522016/08/30 9:25:18
Page 85 of 636
53
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
プリテンショナー機構
フロントシートベルトには、 プリテンショナー機構が装備されています。
車両前方または側方*1から強い衝撃を受けると、 シートベルトを引き込み、 シートベル
トの効果をより高める装置です。
*1
サイド
/ カーテンエアバッグ装備車のみ
ロードリミッター機構
ロードリミッターは、 車両前方から強い衝撃を受けたときなど、 シートベルトに一定以上
の荷重がかからないように作動する装置です。
シートベルトにかかる荷重を規定値に保つことで、 乗員の胸に加わる力を減少させます。
シートベルトの正しい着用のしかた
車を運転する前に必ず着用し、 同乗者にも必ず着用させてください。
Õç ÄU JK] J
%s
rt Kh’c J
^t G
üT T”
‘Ot`‡b{
ÕçÄ›
w pV”i Z
ÿM”tµ £^d‡b{ Í.›I
\`J³” Ät
X
T Z‡b{
Õç Ät va•U sM
T¬ Ý`‡b {
DEMIO_Dコ_初版.indb 532016/08/30 9:25:18
Page 86 of 636
54
1. 運転する前に
シートベルト
/
着用について
žc ”
シートベルトは全員が着用する。
着用しないと、 急ブレーキ時や衝突時に、 重大な傷害につながるおそれがあ
ります。
žc ”
シートベルトは正しく着用する。
急ブレーキ時や衝突時などに身体が拘束されないため車内の物に打ちつけら
れたり、 車外に放りだされ、 重大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
お子さまを乗せる際は、 必ずお子さま専用シートを使用する。
シートベルトは成人サイズの方の乗員による着用を目的としています。
Ð
1 つのシートベルトを同時に 2 人以上で使用しない。
2 人以上で使用すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮できな
いため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Ð
シートベルトの改造や交換をしない。また、 クリップなどでシー
トベルトにたるみをつけない。
万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
Ð
ベルトがねじれた状態で使用しない。
ねじれがあると、 万一の場合衝撃力が分散できず局部的に強い力を受けるた
め、 重大な事故につながるおそれがあります。
Ð
肩ベルトを肩の中央にかけて着用する。腕の下に通して着用しな
い。
ベルトが肩に十分かかっていないと急ブレーキ時や衝突時に、 身体が前方に
投げ出され、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Ð
背もたれは必要以上に倒さない。
急ブレーキ時や衝突時に、 身体がシートベルトの下にすべり込み、 シートベ
ルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
DEMIO_Dコ_初版.indb 542016/08/30 9:25:18
Page 87 of 636
55
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
腰部ベルトは必ず腰骨のできるだけ低い位置に密着させる。
シートベルトが腰骨からずれていると、 急ブレーキ時や衝突時に、 腹部に強
い圧迫を受け、 重大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
妊娠中の女性や疾患のあるかたもシートベルトを着用する。
ただし、 急ブレーキ時や衝突時、 局部的に強い力を受けるおそれがあるため
医師に相談し、 注意事項を確認してください。腰部ベルトは腹部を避けて腰
骨のできるだけ低い位置に密着させてください。また、 肩ベルトは肩に十分
かかるようにし、 腹部を避けて胸部に密着させてください。
Ð
シートベルトのバックルの中に異物を入れない。
異物が入るとプレートがバックルに完全にはまらず、 シートベルトの効果が
十分に発揮できないため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
お子さまを乗せるときは
žc ”
お子さまはできるだけリヤシートに座らせ、 必ずシートベルトを
着用させる。
お子さまを抱いたり、 ひざの上に乗せたりすると、 急ブレーキ時や衝突時に
十分に支えることができず、 お子さまが投げ出されたり押しつぶされ、 重大
な傷害につながるおそれがあります。
DEMIO_Dコ_初版.indb 552016/08/30 9:25:19
Page 88 of 636
56
1. 運転する前に
シートベルト
/
žc ”
シートベルトが首や顔などにあたったり、 腰骨に正しく着用でき
ないお子さまには、 別売りのベビーシート、 チャイルドシート、
ジュニアシートを使用する。
ベビーシート、 チャイルドシート、 ジュニアシートを使用しないと、 万一の
場合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につながる
おそれがあります。
メンテナンスについて
Ð
シートベルトを分解しない。
分解すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重
大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
事故などにあったときは、 衝撃でシートベルト本来の機能が損な
われているおそれがあるので、 必ずマツダ販売店で点検を受ける。
そのままの状態で使用すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮
できないため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
プリテンショナー機構付ベルトが装備された車を廃車される場合
は、 必ずマツダ販売店に相談する。
プリテンショナー機構が不意に作動し、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
Ð
プリテンショナー機構の部品や配線を修理したり、 電気テスター
を使ってプリテンショナー機構の回路診断をしない。
正常に作動しなくなったり誤って作動し、 重大な傷害につながるおそれがあ
ります。
DEMIO_Dコ_初版.indb 562016/08/30 9:25:19