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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
14.
適正空気圧まで昇圧できたら、 エアコンプレッサーのスイッチを OFF にし注入ホー
スの口金を左にまわしてバルブから抜きます。
15. コンプレッサーホースをボトルの注入バルブから
取り外します。その後、 残った修理剤が漏れない
ようにするために、 注入ホースをボトルの注入バ
ルブに取り付けます。
«™
žc
”
ホースを取り外すとき、 ホース内に残った修理剤が飛び散ることがあります。
修理剤は衣服などに付着すると取れないおそれがありますのでホースの取り
外しは注意しておこなってください。
16. バルブキャップを取り付けます。
17. タイヤパンク応急修理キットをトランクルームに収納します。
18. 修理剤をタイヤ内にゆきわたらせるため、 直ちに走行を始めます。
«™
žc ”
80km/h 以下の速度で慎重に運転してください。80km/h 以上の速度で走
行した場合、 車体が振動することがあります。
19. 10 分間もしくは 5km 程度走行後に手順 9 の方法でタイヤにエアコンプレッサーを
接続し、 エアコンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤ空気圧をチェックしま
す。適正空気圧より低下していたら、 エアコンプレッサーを ON にし、 適正空気圧に
なるまで待ちます。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4172015/07/06 13:30:48
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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
/
žc ”
空気圧が 130kPa (1.3kgf/cm2) 以下に低下していたら、 運
転を中止してマツダ販売店または JAF などに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
žc ”
手順 9 ~ 19 の作業を繰り返しても、 空気圧の低下が認められ
る場合は、 運転を中止する。
マツダ販売店または JAF などに連絡してください。
«™
žc ”
タイヤ空気圧を空気圧計で確認するときは、 エアコンプレッサーのスイッチ
を OFF にしてから確認してください。
20. 空気圧が低下していなければ、 応急修理完了です。すみやかにマツダ販売店まで慎重
に運転し、 新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合
はマツダ販売店にご相談ください。
ŒÝ
応急修理をしたタイヤとホイールは
●タイヤパンク応急修理キットで応急修理をしたタイヤは、 できるだけ早く新しい
タイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合はマツダ販売
店にご相談ください。
●ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できます。ただし、 バルブは新し
いものと取り替えてください。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4182015/07/06 13:30:49
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運転する
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運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
タイヤパンク応急修理キットの点検
タイヤパンク応急修理キットの点検は定期的に行なってください。
●修理剤の有効期限の確認
●コンプレッサーの作動の確認
ŒÝ
修理剤の有効期限について
修理剤には有効期限があります。有効期限がきれたものは使用できませんので、 ボト
ルのラベルに記載されている有効期限を確認し、 有効期限がきれる前にマツダ販売店
で新しい修理剤をお求めください。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4192015/07/06 13:30:49
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
12V バッテリーあがりについて
次のような状態は 12V バッテリーあがりです。
●電源ポジションを ON にしてもメーターが表示されない。
●セレクタレバーを操作しても、 シフトポジションを P 以外にできない。
●ハイブリッドシステムが始動できない。
●ホーンの音が小さい、 または鳴らない。
●ランプ類がいつもより極端に暗い。
/
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、 バッテリー使用前または点
検前には必ず次の注意事項をお読みください。
žc ”
必ず保護メガネを着用する。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目に入ると失
明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、 バッテリーから発生
する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
Ð
バッテリーの近くでお子さまを遊ばせない。また、 バッテリー液
をこぼさない。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目や皮膚に付
着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着し
たときは、 すぐに多量の水で洗浄し、 応急処置が済んだら、 医師の診察を受
けてください。
Ð
絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火気の発生を防ぐため、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子同士やボディーに触れないように十分注意してください。
Ð
換気の悪い場所では、 バッテリーの充電を行なわない。また、 充
電中はバッテリーに近づかない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4202015/07/06 13:30:49
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
12V バッテリー、 救援用端子について
7 Ì¿Âæ ”この車両の 12V バッテリーは、 トランクルーム奥右
側( 運転席側 )のカバー内にあり、 エンジンルームに
は搭載されていません。12V バッテリーはバッテリー
液の補充が必要ないタイプですので、 バッテリー液量
などの点検は不要です。
12V バッテリーの電力は、 一部の電装品による消費
や自然放電のため、 車両を使用していなくても少し
ずつ低下します。そのため、 車両を長期間放置する
と、 12V バッテリーがあがり、 ハイブリッドシステ
ムを始動できなくなるおそれがあります。(12V バッ
テリーはハイブリッドシステム作動中に充電されま
す。)
«™
Ð
電源ポジションが ACC でオーディオなどを長時間使用したり、 電源ポジ
ションを ON (READY インジケーター消灯 ) のまま放置しないでください。
12V バッテリーがあがるおそれがあります。
Ð
一時的であっても、 絶対に 12V バッテリーへの急速充電を行なわないでく
ださい。急速充電を行なうと、 12V バッテリーの損傷につながります。
y ;z 12V バッテリーがあがってハイブリッドシステムの
始動ができないときは、 エンジンルーム内の救援用端
子を使用して対処してください。
→422ページ「処置方法」
«™
Ð
救援用端子は、 他の車両から 12V バッテリーあがりを救援してもらうため
のものです。他車のバッテリーあがりを救援するために使用しないでくださ
い。
Ð
一時的であっても、 絶対に 12V バッテリーへの急速充電を行なわないでく
ださい。急速充電を行なうと、 12V バッテリーの損傷につながります。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4212015/07/06 13:30:50
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、 救援車( 他の車)のバッテリーとエンジンルーム
内にある救援用端子を接続し、 ハイブリッドシステムを始動させます。
自車と同じ 12V バッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
«™
žc ”
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースター
ケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
1. 自車のボンネットを開け、 ヒューズボックスのカ
バーを取りはずします。
2. ヒューズボックス内の救援用端子のカバーを開き
ます。
3. 自車の救援用端子と救援車のバッテリーが一番近
い位置になるように、 車を移動させます。
4. ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってある
ことを確認します。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4222015/07/06 13:30:51
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. 救援車のエンジンを止めて、 ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子(、)の位置を確認して
ください。
• 1 本目
自車の救援用端子(端子 )
救援車のバッテリーの端子
• 2 本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所( アースを取る )
救援車の バッテリー
ブ
ースターケーブル
救援用端子
/
Ð
バッテリーを取り扱うときは、 絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
●ブースターケーブルの接続、 取りはずしのときは、 端子同士やボディー
に触れないように十分注意してください。
6. 救援車のエンジンをかけ、 エンジン回転数を高めにします。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 4232015/07/06 13:30:53
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
7. 救援車のエンジンを約 5 分間回転させて、 応急的に自車の 12V バッテリーを充電し
ます。
8. 救援車のエンジン回転を維持したまま、 自車のパワースイッチを押し、 いったん電源
ポジションを ON にしてからハイブリッドシステムを始動させます。
/
Ð
充電中はバッテリーに近づかない。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるお
それがあります。万一目や皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水で洗浄し、
応急処置が済んだら、 医師の診察を受けてください。
9. READY インジケーターが点灯したことを確認し
ます。点灯しない場合は、 マツダ販売店に連絡し
てください。
10. ハイブリッドシステムを始動させたら、 速やかに
ブースターケーブルを接続したときと逆の順で取
りはずします。
11. 救援用端子のカバーをもとにもどし、 ヒューズ
ボックスのカバーを取り付けます。
12. ハイブリッドシステムを始動させても、 早めにマ
ツダ販売店で点検を受けてください。
/
žc ”
12V バッテリーあがりの処置をしたあとは早めにマツダ販売店
で点検を受ける。
12V バッテリーが劣化している場合、 そのまま使い続けると 12V バッテ
リーから有害なガスが発生し、 乗員に健康被害をおよぼすおそれがあります。
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