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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
停止表示板 ( 停止表示灯 ) について
停止表示板( 停止表示灯 )はお客様のお車に標準で搭載されておりません。万一に備
えてあらかじめ用意しておいてください。マツダ販売店でお求めいただけます。
スタックしたとき
ぬかるみ、 砂地、 深雪路などで駆動輪が空転したり、 埋まり込んで動けなくなることをス
タックといいます。
●周囲の安全を十分に確認してください。脱出直後に車両が突然動き出し、 思わぬ事故
につながるおそれがあります。
●タイヤ前後の土や雪を取り除くか、 タイヤの下に木や石をあてがい、 セレクトレバー
を D または R にいれて、 アクセルペダルを軽く踏みます。セレクトレバー操作中は
アクセルペダルを踏まないでください。トランスミッションなどを損傷するおそれが
あります。また、 車両の周辺に人がいないことを確認してください。あてがった木や
石が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
●タイヤを高速で回転させないでください。夕イヤがバースト( 破裂 )したり 、 異常過
熱するため思わぬ事故につながるおそれがあります。
●アクセルを過度に空ぶかししたり、 タイヤを空転させないでください。トランスミッ
ションなどを損傷するおそれがあります。
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
踏切内で動けなくなったとき
脱輪などで動けなくなったとき
1. 踏切の非常ボタンを押します。緊急を要するとき
は、 発炎筒で列車に合図します。
→277ページ「発炎筒」
2. 付近の人に救援を求めます。
エンストで動けなくなったとき
1. エンジンをかけ直します。
2. エンジンがかからないときは、 踏切の非常ボタンを押します。
緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→277ページ「発炎筒」
3. 付近の人に救援を求めます。
セレクトレバーを N にいれ、 安全な場所まで押し出します。
ŒÝ
緊急避難について
スターターを使って、 車を緊急避難させることはできません。
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ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
発炎筒
/
油、 ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。
火災につながるおそれがあります。
使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。
やけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。
お子さまにはさわらせない。
誤って使用すると、 やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。
トンネル内では発炎筒を使用しない。
トンネル内で発炎筒を使用すると、 煙で視界が悪くなるため、 思わぬ事故に
つながるおそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。
発炎筒について
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事故や故障で停車したとき、 周囲に危険を知らせるた
めに使います。
発炎筒に記載されている次のことをよく読み、 あらか
じめ確認しておいてください。
●使用方法
●使用上の注意事項
●発炎時間
●有効期限
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
工具、 ジャッキの格納場所
/
車に搭載されているジャッキを使用する。
車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。
車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、 車体が損傷したり、 思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
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ジャッキはタイヤ交換、 タイヤチェーンの取り付け、 取りはずし以外に使用
しないでください。
工具、 ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、 所定の位置にしっ
かりと固定してください。
工具、 ジャッキは図の位置に格納されています。
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
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ジャッキの取り扱い
ジャッキアップする前に
1. 交通のさまたげにならず、 安全に作業できる地面の平らで固い場所に車を移動します。
2. セレクトレバーを P にいれます。
3. ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをしっかりとかけ、 エンジンを止
めます。
4. 必要に応じて、 非常点滅灯を点滅させ、 停止表示板( 停止表示灯 )を使 用します。
→274ページ「路上で動けなくなったとき」
5. 人や荷物を降ろし、 工具、 ジャッキを取り出します。
→278ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
6. 輪止めを用意します。
ŒÝ
輪止めについて
輪止めはお客様のお車に標準で搭載されておりません。必要に応じてマツダ販売店で
お求めください。なお、 輪止めには、 タイヤを固定できる大きさの石や木材が代用で
きます。
ジャッキを取り出すとき
1. 運転席シートを前に動かし、 カバーを取りはずし
ます。
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
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2. 蝶ネジを左にまわしてはずし、 ソケットをゆるめ
てジャッキを取り出します。
ジャッキアップするとき
/
ジャッキアップするときはセレクトレバーを P にいれ、 パーキン
グブレーキをかけ、 ジャッキをかける位置と対角の位置に輪止め
をする。
セレクトレバーが P にはいっていても、 車が動きジャッキがはずれて思わぬ
事故につながるおそれがあります。
Š1. ジャッキをかける位置と対角の位置にあるタイヤ
に輪止めをします。
•前輪をジャッキアップするときは、 後輪の前後
•後輪をジャッキアップするときは、 前輪の前後
2. ジャッキを地面に置きます。
3. ジャッキの図の部分を手でまわしてジャッキを
ジャッキアップ指定位置の近くにくるよう調節し
ます。
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
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4. ジャッキをジャッキアップ指定位置( 目印となる
ふくらみの間 )の中央に直角にセットします。
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5. ジャッキを徐々に上げて、 ジャッキアップ指定位
置(目印となるふくらみの間 )の中央にジャッキ
がはまっていることを確認します。
/
ジャッキアップ指定位置以外にジャッキをかけたり、 ジャッキの
上下に台やブロックなどを入れない。
車体が変形したり、 ジャッキがはずれたりして思わぬ事故につながるおそれ
があります。
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6. ジャッキにジャッキレバーをかけ、 ジャッキレ
バーにホイールレンチを組み付けます。
7. タイヤが地面から少し離れるまで車をジャッキアップします。
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
/
必要以上にジャッキアップしない。
車体が不安定になるため、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ジャッキアップした状態で車のエンジンをかけない。
ジャッキがはずれた場合、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ジャッキアップした車の下には絶対にはいらない。
万一ジャッキがはずれた場合、 重大な傷害につながるおそれがあります。
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人を乗せたままジャッキアップしないでください。
ジャッキを格納するとき
1. ソケットが左側になるような方向で蝶ネジをジャッキに差し込み、 右にまわしていっ
たん固定します。
2. ソケットを図の方向にまわします。
3. 蝶ネジをしっかりまわしてジャッキを固定します。
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ジャッキが完全に固定されていないときは、 走行中に音がする場合があります。
再度ソケットをまわしてジャッキを固定してください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2822014/07/23 14:58:08