Page 289 of 360
267
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
樹脂部品の手入れ
樹脂部品に油脂類が付着すると、 変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
早めにやわらかい布などでふき取ってください。
«™
つや出し剤を使用しないでください。
含まれる成分によっては変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
パネルの手入れ
パネルが汚れたときは、 やわらかい布などでふき取ってください。
ŒÝ
硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
特に次の箇所には特殊な塗装処理が施されたパネルが取りつけられているため、 お手
入れには注意が必要です。
●デコレーションパネル
BIANTE_Mコ_初版.indb 2672014/07/23 14:58:03
Page 290 of 360
268
4. お手入れのしかた
季節の準備
冬にそなえて
エンジンオイルの準備
外気温に応じたエンジンオイルに交換してください。
→316ページ「エンジンオイル」
バッテリー液の点検
気温が下がるとバッテリー性能が低下するためエンジン始動が困難になる場合がありま
す。
バッテリー液の量、 比重を点検し、 必要に応じて液の補充をしてください。
点検、 補充の要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水の濃度の調節
冷却水には、 凍結を防止するために不凍液が入っています。
冬場になっても凍結しないよう冷却水の濃度を調節してください。
不凍液の割合 凍結温度
30% - 16°C
50% - 37°C
純正ロングライフクーラント ( ゴールデン )を使用する場合
純正ロングライフクーラント( ゴールデン )は濃度調整済みの冷却水です。
薄めずそのままご使用ください。
冷却水量の点検や補充については別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水を交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
ウォッシャー液の濃度の調節
ウォッシャー液が凍結するのを防ぐため、 ウォッシャー液容器に表示してある凍結温度を
参考にして、 外気温に応じた濃度に調節してください。
→237ページ「ウォッシャー液の補充」
寒冷地用ワイパーブレードについて
降雪期にフロントガラスに雪が付着するのを防ぐために、 寒冷地用ワイパーブレードをお
使いください。
寒冷地用ワイパーブレードは通常のワイパーブレードの金属部分をゴムでおおってありま
す。
必要に応じてマツダ販売店でお求めください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2682014/07/23 14:58:03
Page 291 of 360
269
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
冬用タイヤ、 タイヤチェーンの準備
/
タイヤを交換するときは前後輪とも必ず指定された同一サイズ、
同一種類のものを使用する。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるた
め、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を準備し、 使用する前に一度装着してみて
手順を理解しておきましょう。
→ 269ページ「タイヤチェーンの取り付け」
タイヤチェーンの取り付け
タイヤチェーンは 4WD 車も前輪に取り付けます。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を使用してください。タイヤチェーンに付
属の取扱説明書にしたがって正しく取り付けてください。
タイヤチェーンの取り付けは、 交通のさまたげにならず、 安全に作業ができる平らな場所
で行なってください。
路上で行なう場合は、 非常点滅灯、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用してください。
«™
標準タイヤのみタイヤチェーンの装着ができます。標準タイヤ以外のタイヤ
にタイヤチェーンを装着すると、 タイヤチェーンがボディーなどに干渉し、
傷をつけることがあります。くわしくはマツダ販売店にご相談ください。
純正品以外のタイヤチェーンを使用するとボディーなどに干渉し、 傷をつけ
るおそれがあります。くわしくは、 マツダ販売店にご相談ください。
積雪路、 凍結路以外ではタイヤチェーンを装着して走行しないでください。
チェーンの摩耗を早める原因になります。また、 4WD 車は駆動系部品に悪
影響をおよぼし故障につながるおそれがあります。
タイヤチェーンを装着したときは、 30km/h 以下で走行してください。
30km/h 以上で走行すると、タイヤチェーンにかかる負担が大きくなるため、
チェーンが切れやすくなります。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2692014/07/23 14:58:03
Page 292 of 360
270
4. お手入れのしかた
季節の準備
ŒÝ
タイヤチェーンについて
●お客様のお車にタイヤチェーンは標準で搭載されていません。必要に応じてマツ
ダ販売店でお求めください。
●ホイールキャップ装着車は、 キャップをはずしてからタイヤチェーンを取り付け
てください。ホイールキャップに傷がつくおそれがあります。
●アルミホイール装着車にタイヤチェーンを取り付けると、 ホイールに傷がつくお
それがあります。
夏にそなえて
オーバーヒートを防ぐために
冷却水の量が不足していないかこまめに点検してください。
点検要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
エアコンのチェック
エアコンの冷媒( エアコンガス )が不足していると、 冷房性能が低下します。
夏になる前にマツダ販売店で点検を受けておきましょう。
炎天下に駐車したあとは
炎天下に駐車したあとは室内の温度が大変高くなります。このようなときは、 窓ガラスを
開けて、 室内の熱気を逃がしてからエアコンを作動させてください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2702014/07/23 14:58:03
Page 293 of 360
271
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4. お手入れのしかた
環境保護のために
廃棄物を処理するときは
廃棄物については、 法律上適切な処理が求められています。
●タイヤを燃やすと有毒なガスが発生するので、 自己処理はしないでください。使用済
みタイヤは新品タイヤを購入した販売店に処分を依頼してください。
●バッテリーは鉛や硫酸が使われています。使用済みバッテリーは新品バッテリーを購
入した販売店に処分を依頼してください。
●エンジンオイルやクーラントが地下や川などに流れ出すと、 環境を悪化させます。交
換済みのエンジンオイルは新品エンジンオイルを購入した販売店に処分を依頼してく
ださい。また、 クーラントを交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
●エアコンにはオゾン層を破壊しない代替フロンガスを使用しています。それでも代替
フロンガスには地球を温暖化するはたらきがあります。ガスの大気放出を防止するた
め、 エアコンの点検、 修理はマツダ販売店か専門の修理業者に依頼してください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2712014/07/23 14:58:03
Page 294 of 360
272
BIANTE_Mコ_初版.indb 2722014/07/23 14:58:03
002E0026002E0030
Page 295 of 360
273
5 トラブルが起きたら
故障したとき 274
路上で動けなくなったとき...............274
スタックしたとき
..............................275
踏切内で動けなくなったとき
...........276
緊急用具の取り扱い 277
発炎筒.................................................277
工具、 ジャッキの格納場所
...............278
ジャッキの取り扱い
..........................279
パンクしたとき 283
タイヤパンク応急修理キット...........283
バッテリーがあがったと
き 291
バッテリーあがりについて...............291
オーバーヒートしたと
き 297
オーバーヒートについて..................297
アドバンストキーが作動しな
いとき 299
アドバンストキー一時停止機能.......299
けん引について 300
けん引してもらうとき......................300
故障車をけん引するとき
..................302
万一事故が起きたとき 303
警報チャイム 304
チャイムがなったときは..................304
警告灯 306
警告灯が点灯、 点滅したときは.......306
リヤゲート 314
リヤゲートが開けられなくなった
とき
.................................................314
BIANTE_Mコ_初版.indb 2732014/07/23 14:58:04
Page 296 of 360
274
5. トラブルが起きたら
故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
セレクトレバーを N にいれ、 安全な場所まで押し出します。
/
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐに
エンジンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れた
ところで使用してください。
1. 車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2. 必要に応じて停止表示板(停止表示灯 )、 発炎筒を使用し、 後続車に故障車であるこ
とを知らせます。
→277ページ「発炎筒」
•高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に停止表示板( 停止表示灯 )を置くこ
とが法律で義務づけられています。
•停止表示板を置くときには、 発炎筒を使って合図をするなど、 後続車に十分注意し
てください。
3. 全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全
な場所に、 すみやかに避難してください。
4. 安全を確保した後、 救援を求めます。
故障の修理などお困りの際はマツダ販売店へ連絡
してください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2742014/07/23 14:58:04