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アルミホイールの手入れ☆
アルミホイールに海水や凍結防止剤を付着
させたままにしておくと、腐食するおそれが
あります。
できるだけ早く水洗いしてください。
汚れのひどいときは中性洗剤をしみこま
せたやわらかい布などでふき取ってくだ
さい。
中性洗剤以外は使用しないでください。
ご使用の際には成分をご確認ください。
変色·シミの原因となります。
lアルミホイールは傷がつきやすいの
で、砂入り石けんや硬いブラシは使用
しないでください。
l自動洗車機を使用すると、ブラシによ
り傷がつくことがあります。
外装樹脂部品の手入れ
lバンパーなど樹脂部品の塗装面にガソリ
ン、オイル、冷却水、バッテリー液などが付
着すると変色、シミ、塗膜はがれなどの原
因となります。すみやかに軟らかい布で
ふき取ってください。
l高圧洗車機は機種によって洗浄水が高温、
高圧になるものがあります。必要以上に
洗車ノズルを近づけたり長時間水圧をか
けると樹脂部品の変形や塗膜の損傷など
の原因になることがありますのでご注意
ください。
lコンパウンド(みがき粉)入りのワックス
を使用すると、塗膜を損傷するおそれがあ
りますので使用しないでください。
l電動またはエア工具を使用してコンパウ
ンド(みがき粉)がけやワックスがけを行
なうと摩擦熱が発生して、樹脂部品の変形
や塗膜の損傷などの原因になることがあ
りますので使用しないでください。
lプラスチックレンズを使用しているラン
プ類は、ガソリン、灯油、高濃度アルコール
類、塗料、シンナー、強酸性洗剤、強アルカ
リ性洗剤などの化学液により表面が変色
したりダメージを受けて、機能を著しく損
なうおそれがあります。お手入れの際に
は使用しないでください。万一付着した
ときは、すみやかに水で洗い流してくださ
い。
217☆印はグレードや仕様変更などにより装備の有無が異なります。
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内装の手入れ
¢室内に水をかけない。
オーディオ、スイッチなどの電気部品に水
がかかると、故障や車両火災につながるお
それがあり危険です。
布張り部分の手入れ
汚れたままにしておくと、汚れが落ちにくく
なったり、シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
水で薄めた中性洗剤(約5%)をやわらか
い布に含ませ、軽くたたくようにして汚
れた部分をふき取ります。
きれいな水にひたした布を固くしぼり、
残った洗剤をふき取ります。
l硬いブラシや布で強くこすると、傷が
つくことがあります。
lシンナー、ベンジン、ガソリンなどの有
機溶剤や、アルコール、塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、シミ
の原因になります。
革張り部分の手入れ
汚れたままにしておくと、汚れが落ちにくく
なったり、シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
掃除機などでホコリや砂を取り除きま
す。
純正専用クリーナーまたは水で薄めた中
性洗剤(約5%)をやわらかい布に含ませ、
汚れをふき取ります。
きれいな水にひたした布を固くしぼり、
残った洗剤をふき取ります。
乾いたやわらかい布で水分を取り、風通
しのよい日陰で乾燥させます。
雨などでぬれたときも早めに水分をふき
取り、乾燥させてください。
l天然素材のため、シボ(本革表面の凹
凸)の不均一や牛革本来の傷が分かる
場合があります。
l品質を長く保つため、年に2回程度の定
期的なお手入れをおすすめします。
lシート表面についた砂やホコリなど
は、本革表面の保護膜を傷つけ早期摩
耗の原因になります。
l本革部分に油汚れなどが付くとカビや
シミなどの原因になります。
l硬いブラシや布で強くこすると、傷が
つくことがあります。
lシンナー、ベンジン、ガソリンなどの有
機溶剤や、アルコール、塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、シミ
の原因になります。
lシートがぬれたときはすぐに乾いた布
で水分をふき取ってください。表面に
水分が残っていると硬化、収縮など変
質の原因になります。
l直射日光に長時間さらすと、変質、縮み
などの原因になります。長時間駐車す
るときは、サンシェード(日除け)を使
用するなどして直射日光をさえぎって
ください。
lビニール製品を長時間シートの上に置
かないでください。変質、変色の原因
になります。室内が高温になっている
とビニールが変質して本革部分に付着
するおそれがあります。
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車の手入れ
6.車との上手なつきあいかた
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樹脂部品の手入れ
樹脂部品に油脂類が付着すると、変色、シミ、
ひび割れ、塗膜はがれの原因になります。
早めにやわらかい布などでふき取ってくだ
さい。
つや出し剤を使用しないでください。
含まれる成分によっては変色、シミ、ひび割
れ、塗膜はがれの原因になります。
メッキモールの手入れ
汚れたままにしておくと、汚れが落ちにくく
なり、シミや変色を生じることがあります。
早めに手入れを行なってください。
メッキモールが汚れたときは、やわらかい布
などでふき取ってください。
l硬いブラシや布で強く押したり、こ
すったりすると、傷つきやつぶれが発
生することがあります。
lシンナー、ベンジン、ガソリンなどの有
機溶剤や、アルコール、塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、シミ
の原因になります。
パネルの手入れ
パネルが汚れたときは、やわらかい布などで
ふき取ってください。
硬いブラシや布で強くこすると、傷がつく
ことがあります。
特に次の箇所には特殊な塗装処理が施さ
れたパネルが取りつけられているため、お
手入れには注意が必要です。
・ピアノブラックパネル
シートベルトの手入れ
汚れたままにしておくと、汚れが落ちにくく
なったり、ベルトの巻き取りが悪くなること
があります。早めに手入れを行なってくだ
さい。
水で薄めた中性洗剤(約5%)をやわらか
い布に含ませ、軽くたたくようにして汚
れた部分をふき取ります。
きれいな水にひたした布を固くしぼり、
残った洗剤をふき取ります。
手入れのため引き出したシートベルトを
巻き取らせるときは、十分に乾燥させ、水
分が残っていないことを確認してくださ
い。
¢シートベルトにほつれ、すりきず
などの異常があるときは、マツダ
販売店で交換してください。
そのままの状態で使用すると、万一の場合
シートベルトの効果が十分に発揮できない
ため、重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
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l硬いブラシや布で強くこすると、傷が
つくことがあります。
lシンナー、ベンジン、ガソリンなどの有
機溶剤や、アルコール、塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、シミ
の原因になります。
その他の手入れ
タイヤの位置交換
(タイヤローテーション)
タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命をのばすため
に、約5,000km走行ごとにタイヤの位置を交
換してください。
¢タイヤを交換するときは指定され
たタイヤを装着してください。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装
着すると走行安定性が損なわれるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤには、回転方向が指定されているも
のがあります。タイヤを交換するときは、
タイヤ側面の回転方向を示す矢印に従っ
て取り付けてください。
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車の手入れ
6.車との上手なつきあいかた
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lタイヤの位置交換を行なうときは、搭
載されているジャッキとスペアタイヤ
を使用して1輪ずつ交換して下さい。
→185ページ「タイヤ交換」
lタイヤの位置交換を行うまえにタイヤ
の空気圧、摩耗を点検してください。
→211ページ「タイヤの点検」
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冬にそなえて
エンジンオイルの準備
外気温に応じたエンジンオイルに交換して
ください。
→233ページ「エンジンオイル」
冷却水の濃度の調節
冷却水には、凍結を防止するために不凍液が
入っています。
冬場になっても凍結しないよう冷却水の濃
度を調節してください。
不凍液の割合凍結温度
30%-16°C
50%-37°C
純正ロングライフクーラント(ゴール
デン)
を使用する場合
純正ロングライフクーラント(ゴールデ
ン)
は濃度調整済みの冷却水です。
薄めずそのままご使用ください。
冷却水量の点検や補充については別冊のメ
ンテナンスノートに記載しています。
冷却水を交換する場合はマツダ販売店にご
相談ください。
ウォッシャー液の濃度の調節
ウォッシャー液が凍結するのを防ぐため、
ウォッシャー液容器に表示してある凍結温
度を参考にして、外気温に応じた濃度に調節
してください。
→211ページ「ウォッシャー液の補充」
バッテリー液の点検
気温が下がるとバッテリー性能が低下する
ためエンジン始動が困難になる場合があり
ます。
バッテリー液の量、比重を点検し、必要に応
じて液の補充をしてください。
l点検、補充の要領は別冊のメンテナンス
ノートに記載しています。
l交換するときは、マツダ販売店にご相談く
ださい。
冬用タイヤ、タイヤチェーンの
準備
冬用タイヤに交換するときは、前後輪とも指
定された同一サイズ、同一種類のものを使用
してください。
¢タイヤを交換するときは前後輪と
も必ず指定された同一サイズ、同
一種類のものを使用してくださ
い。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装
着すると走行安定性が損なわれるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純
正品を準備し、使用する前に一度装着してみ
てサイズを確認しておきましょう。
→225ページ「タイヤチェーンの取り付け」
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VERISA_Dウ_初版222ページ
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積雪、寒冷時の取り扱い
6.車との上手なつきあいかた
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運転する前に
ルーフに雪が積もっているときは
l走行中、ガラスに雪が落ちると視界のさま
たげとなり危険です。
走行前に取り除いてください。
lルーフの雪を取り除くときは、アンテナに
注意して取り除いてください。アンテナ
を損傷するおそれがあります。
ガラスに雪や霜がついている
ときは
視界を確保するため取り除いてください。
プラスチックの板などを使用して取り除く
ことができます。プラスチックの板などを
使用する時はガラスに傷をつけないように
注意して取り除いてください。
足まわりなどに雪や氷が付着
しているときは
部品に傷をつけないように注意して取り除
いてください。
ドアなどが凍結しているときは
lドアが凍結しているときは、お湯をかけて
氷を溶かしてから開けてください。
無理に開けようとすると、ドアまわりのゴ
ムがはがれたり、周辺部を損傷するおそれ
があります。
lドアのキー穴部にはお湯をかけないでく
ださい。凍結してキーが差しこめなくな
るおそれがあります。
lお湯をかけたあとは、すぐに水分をふき
取ってください。
lワイパー、パワーウインドー、電動ドアミ
ラーなどが凍結して動かない場合もお湯
をかけて氷を溶かしてから操作してくだ
さい。
無理に動かそうとすると故障の原因にな
ります。
車に乗るときは
靴についた雪をよく落としてから乗車して
ください。
ペダル類を操作するときにすべったり、室内
の湿気が多くなるため窓ガラスが曇ったり
することがあります。
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走行するときは
すべりやすい路面を走行する
ときは
l早めに冬用タイヤまたはタイヤチェーン
を装着してください。
→225ページ「タイヤチェーンの取り付
け」
l急発進、急ハンドルや急ブレーキを避け、
ひかえめな速度で運転してください。
l日陰や橋の上、水たまりなど、凍結しやす
い場所にさしかかる前では速度を落とし、
注意して走行してください。
ハンドルの切れ具合に注意
走行中、フェンダーの裏側に雪が付着して氷
になり、ハンドルの切れが悪くなることがあ
ります。
ときどき車を止めて点検し、氷塊が大きくな
る前に取り除いてください。
ブレーキの効き具合を確認
ブレーキ装置に雪や氷が付着すると、ブレー
キの効きが悪くなるおそれがあります。
効きが悪いときは、低速で走りながらアク
セルペダルを放してブレーキペダルを軽
く数回踏んで、効きが回復するまでブレー
キを乾かしてください。
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VERISA_Dウ_初版224ページ
2014年7月30日08:36 AM
Form No.Dウ
積雪、寒冷時の取り扱い
6.車との上手なつきあいかた