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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
タイヤチェーンについて
●お客様のお車にタイヤチェーンは標準で搭載されていません。必要に応じてマツ
ダ販売店でお求めください。
●ホイールキャップ装着車は、 キャップをはずしてからタイヤチェーンを取り付け
てください。ホイールキャップに傷がつくおそれがあります。
●アルミホイール装着車にタイヤチェーンを取り付けると、 ホイールに傷がつくお
それがあります。
夏にそなえて
オーバーヒートを防ぐために
冷却水の量が不足していないかこまめに点検してください。
点検要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
エアコンのチェック
エアコンの冷媒( エアコンガス )が不足していると、 冷房性能が低下します。
夏になる前にマツダ販売店で点検を受けておきましょう。
炎天下に駐車したあとは
炎天下に駐車したあとは室内の温度が大変高くなります。このようなときは、 窓ガラスを
開けて、 室内の熱気を逃がしてからエアコンを作動させてください。
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4. お手入れのしかた
環境保護のために
廃棄物を処理するときは
廃棄物については、 法律上適切な処理が求められています。
●タイヤを燃やすと有毒なガスが発生するので、 自己処理はしないでください。使用済
みタイヤは新品タイヤを購入した販売店に処分を依頼してください。
●バッテリーは鉛や硫酸が使われています。使用済みバッテリーは新品バッテリーを購
入した販売店に処分を依頼してください。
●エンジンオイルやクーラントが地下や川などに流れ出すと、 環境を悪化させます。交
換済みのエンジンオイルは新品エンジンオイルを購入した販売店に処分を依頼してく
ださい。また、 クーラントを交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
●エアコンにはオゾン層を破壊しない代替フロンガスを使用しています。それでも代替
フロンガスには地球を温暖化するはたらきがあります。ガスの大気放出を防止するた
め、 エアコンの点検、 修理はマツダ販売店か専門の修理業者に依頼してください。
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5 トラブルが起きたら
故障したとき 460
路上で動けなくなったとき...............460
スタックしたとき
..............................461
踏切内で動けなくなったとき
...........461
緊急用具の取り扱い 463
発炎筒.................................................463
工具、 ジャッキの格納場所
...............464
ジャッキの取り扱い
..........................466
パンクしたとき 471
タイヤパンク応急修理キット...........471
バッテリーがあがった
とき 480
バッテリーあがりについて...............480
エンジンが始動しない
とき 484
燃料切れしたときは(SKYACTIV-D
2.2).................................................484
オーバーヒートした
とき 485
オーバーヒートについて..................485
キーが作動しないとき 487
キー一時停止機能..............................487
けん引について 488
けん引してもらうとき......................488
故障車をけん引するとき
..................490
万一事故が起きたとき 492
警告灯 / 表示灯 493
警告灯 / 表示灯が点灯、 点滅したとき は
.....................................................493
センターディスプレイにメッセージが 表示されたときは
..........................501
警報チャイム 503
チャイムがなったときは..................503
リヤゲート 506
リヤゲートが開けられなくなった
とき
.................................................506
トランク 507
トランクが開けられなくなった
とき
.................................................507
アクティブ ドライビング
ディスプレイ 508
アクティブドライビングディスプレ
イが作動しないとき......................508
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
チェンジレバー / セレクトレバーを N に入れ、 安全な場所まで押し出します。
/
žc ”
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐに
エンジンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れた
ところで使用してください。
1. 車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2. 必要に応じて停止表示板( 停止表示灯 )、 発炎筒
を使用し、 後続車に故障車であることを知らせま
す。
→463ページ「発炎筒」
•高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に
停止表示板( 停止表示灯 )を置くことが法律で
義務づけられています。
•停止表示板を置くときには、 発炎筒を使って合
図をするなど、後続車に十分注意してください。
3. 全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全
な場所に、 すみやかに避難してください。
4. 安全を確保した後、 救援を求めます。
故障の修理などお困りの際はマツダ販売店に連絡
してください。
ŒÝ
停止表示板 ( 停止表示灯 ) について
停止表示板( 停止表示灯)はお客様のお車に標準で搭載されておりません。万一に備
えてあらかじめ用意しておいてください。マツダ販売店でお求めいただけます。
AXELA_Bセ_初版.indb 4602015/07/06 15:21:26
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
スタックしたとき
ぬかるみ、 砂地、 深雪路などで駆動輪が空転したり、 埋まり込んで動けなくなることをス
タックといいます。
●周囲の安全を十分に確認してください。脱出直後に車両が突然動き出し、 思わぬ事故
につながるおそれがあります。
●タイヤ前後の土や雪を取り除くか、 タイヤの下に木や石をあてがい、 マニュアル車は
チェンジレバーを 1 または R に、 オートマチック車はセレクトレバーを D または R
に入れて、 アクセルペダルを軽く踏みます。チェンジレバー / セレクトレバー操作中
はアクセルペダルを踏まないでください。トランスミッションなどを損傷するおそれ
があります。また、 車両の周辺に人がいないことを確認してください。あてがった木
や石が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
●タイヤを高速で回転させないでください。タイヤがバースト( 破裂 )したり、 異常過
熱するため思わぬ事故につながるおそれがあります。
●アクセルを過度に空ぶかししたり、 タイヤを空転させないでください。トランスミッ
ションなどを損傷するおそれがあります。
踏切内で動けなくなったとき
脱輪などで動けなくなったとき
1. 踏切の非常ボタンを押します。緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→463ページ「発炎筒」
2. 付近の人に救援を求めます。
AXELA_Bセ_初版.indb 4612015/07/06 15:21:27
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
エンストで動けなくなったとき
1. エンジンをかけ直します。
2. エンジンがかからないときは、 踏切の非常ボタンを押します。
緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→463ページ「発炎筒」
3. 付近の人に救援を求めます。
チェンジレバー / セレクトレバーを N に入れ、 安全な場所まで押し出します。
ŒÝ
緊急避難について
スターターを使って、 車を緊急避難させることはできません。
AXELA_Bセ_初版.indb 4622015/07/06 15:21:27
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
発炎筒
/
Ð
油、 ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。
火災につながるおそれがあります。
Ð
使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。
やけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Ð
お子さまにはさわらせない。
誤って使用すると、 やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。
Ð
トンネル内では発炎筒を使用しない。
トンネル内で発炎筒を使用すると、 煙で視界が悪くなるため、 思わぬ事故に
つながるおそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。
発炎筒について
Cu
事故や故障で停車したとき、 周囲に危険を知らせるた
めに使います。
発炎筒に記載されている次のことをよく読み、 あらか
じめ確認しておいてください。
●使用方法
●使用上の注意事項
●発炎時間
●有効期限
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
工具、 ジャッキの格納場所
/
žc ”
車に搭載されているジャッキを使用する。
車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。
車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、 車体が損傷したり、 思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
«™
Ð
ジャッキはタイヤ交換、 タイヤチェーンの取り付け、 取りはずし以外に使用
しないでください。
žc ”
工具、 ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、 所定の位置にしっ
かりと固定してください。
ŒÝ
スペアタイヤはお客様のお車に標準で搭載されておりません。スペアタイヤの取り扱
いについては、 マツダ販売店にご相談ください。
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