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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
作動させるとき
車線逸脱警報システム(L DWS)スイ ッチを押しま
す。
メーター内の車線逸脱警報システム(LDWS)OFF 表
示灯が消灯していることを確認します。
車線逸脱警報システム(LDWS)OFF 表示灯が消灯す
るとシステムが待機状態になります。
車線逸脱警報システム(LDWS)OFF 表示灯が消灯した状態で車線の中央を走行します。
次の条件をすべて満たすと、 システム作動状態になります。
●左右もしくは一方に白線( 黄線 )が引かれている車線の中央付近を走行しているとき
●車速約 45km/h 以上で走行しているとき
●直線またはゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
次のとき、 車線逸脱警報システム(LDWS)は待機状態になります。
●白線( 黄線 )を検知できないとき
●車速が 40km/h 未満になったとき
●急なカーブを走行したとき
●不適切な速度でカーブを走行したとき
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●左右のどちらか一方の車線の白線( 黄線 )を検知 するまでは、 車線逸脱警報シス
テム(LDWS)は待機状態のままになります。
●左右のどちらか一方の車線の白線( 黄線)を検知 した場合、 検知できていない方
向への逸脱は警報できません。
●車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断する距離、 警報感度( 警報しや
すさ )を変更できます。
→526ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
アクティブ ドライビング ディスプレイ表示
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車線逸脱警報システム(LDWS)が待機状態、 作動状
態になると、 アクティブドライビングディスプレイ
に車線表示が表示されます。
自動解除
次のようなときは、 車線逸脱警報システム(LDWS)が自動で解除され、 メーター内の車
線逸脱警報システム(LDWS)警告 灯が点灯します。アクティブドラ イビングディ スプ
レイには、 車線表示( 待機状態)が表示されます。尚 、 車線逸脱警報システム(L DWS)
が作動可能な状態になると自動で復帰し、 車線逸脱警報システム(LDWS)警告灯が消灯
します。
●カメラ内部の温度が高温または低温になったとき
●カメラ付近のフロントガラスが曇ったとき
●カメラ付近のフロントガラスに遮蔽物があり前が見えないとき
警報の自動中止
次のような操作を行なうと、 運転者の意思で車線変更しているとシステムが判断し、 車線
逸脱警報システム(LDWS)の警報が自動で中止されます。尚 、 操作後は、 車線逸脱警報
システム(LDWS)が自動で復帰します。
●急なハンドル操作をしたとき
●急なブレーキ操作をしたとき
●急なアクセル操作をしたとき
●方向指示器を操作したとき( 方向指示器がもどった後、 進路を修正するための約 3 秒
程度は、 車線逸脱警報システム(LDWS)が作動しない場合があります )
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トラブルが
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車両
スペック
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いん
ŒÝ
方向指示器を出したまま約 60 秒経過した後、 車線の白線( 黄線 )に近づくと、 車線
逸脱警報システム(LDWS)が警報を行なう場合があります。
解除するとき
車線逸脱警報システム(LDWS)を解除するときは、
車線逸脱警報システム(L DWS)スイ ッチを押しま
す。
車線逸脱警報システム(LDWS)OFF 表示灯が点灯し
ます。
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電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車線逸脱警報システム(LDWS)が作動可能な状態で電源ポジションを O FF に
すると、 次に電源ポジションを ON にしたときは車線逸脱警報システム(LDWS)は
作動可能な状態のままです。
アクティブ ドライビング ディスプレイ表示
車線逸脱警報システム(LDWS)を解 除すると、 アクティブドラ イビングディ スプレイ
の車線表示が非表示になります。
車線逸脱警報
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断すると、 アクティブドライビングディ
スプレイに車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した方向を表示します。車線
逸脱警報システム(LDWS)警報チャイムが鳴り、 車線逸脱警報システム(L DWS)警告
灯が点滅します。適切にハンドルを操作し、 車線の中央を走行するようにしてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●外部の騒音など状況によっては、 車線逸脱警報システム(LDWS)警報チャイム
が聞こえない場合があります。
●車線逸脱警報システム(LDWS)警報チャイムの音量を変更できます。
→526ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
●車線逸脱警報システム(LDWS)警報チャイムの種類( ランブル*1/ ビープ )を変
更できます。
→526
ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
*1道路舗装表面の一部に一定間隔で溝を配置し、 車がその上を通過するときにゴ
トゴトという振動と音を発生させることで、 車線の逸脱を運転者に知らせる注
意喚起舗装路をランブルストリップスといいます。
ランブルとは、 ランブルストリップスを通過するときに発生する音を疑似的に
作り出した音です。
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ブラインドスポットモニタリング (BSM) とは¬è”Å “7
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ブラインドスポットモニタリング(BSM)は、 自車の後方から接近する車両の存在を知ら
せることにより、 車線変更時の後方確認を支援するシステムです。
ブラインドスポットモニタリング(BSM)は、 車速が約 15km/h 以上で前進していると
きに後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブライ
ンドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯を点灯させます。ブラインドスポットモニ
タリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器のレバーを
操作すると、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点滅するとともに警
報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のフロントドア後端付近
から自車の後方約 50m までです。
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実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でもブライ
ンドスポットモニタリング (B SM) 接近表示灯が点滅しなかったり、 点滅が
遅れる場合があります。必ず、運転者の責任において後方を確認してください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●ブラインドスポットモニタリング(BSM)は次の条件をすべて満たしているとき
に作動します。
•電源ポジションが ONのとき
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)スイッチを押してメーター内のブラ
インドスポットモニタリング(BSM)OFF 表示灯が消灯しているとき
•車速が約 15km/h 以上のとき
●ブラインドスポットモニタリング(BSM)は次のときには作動しません。
•ブラインドスポットモニタリング(B SM)OF F 表示灯が消灯している場合で
も、 車速が約 10km/h を下回ったとき
•チェンジレバー( マニュアル車 )また はセレクトレバー( オ ートマチック車 )
を R に入れて後退中のとき
●次の場合、 システムはブラインドスポットモニタリング(BSM)OFF 表示灯を点
灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインドスポットモニタリング(BSM)
OFF 表示灯が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯を含むシステムに何らか
の異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー( リア )付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき( 氷、 雪や泥が付着しているときは、 これらを取り除いてください。)
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダーセンサー( リア )付近の温度が非
常に高くなったとき
•バッテリーの電圧が下がっているとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー( リア)が検知しない、 もしくは検知し
にくいことがあります。
•隣車線後方の検知エリアにいても、 自車に接近してこない車両( 接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)
•自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両
•対向車
•自車が追い越そうとしている隣接車線の車両
•道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両( レーダーセンサー( リア )の検知
エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
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運転する
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快適装備の
使いかた
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しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような場合は、 ブラインドスポットモニタリング(B SM)接近表示灯の点滅
および警報チャイムの警告が遅れるか、 点滅 / 警告ができないことがあります。
•車両が 2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき
•急勾配を走行しているとき
•峠を越えるとき
•回転半径が小さいとき( 急カーブや交差点を曲がるときなど )
•自車線と隣接車線の高さに差があるとき
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)スイッチを押してシステムを作動可
能な状態にした直後
●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。( レー
ダーセンサー( リア)の検知 エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあり
ます。)
●道路上および道路端の停止物( ガードレール 、 トンネル、 側壁、 駐車車両など )
に対してブラインドスポットモニタリング(B SM)接近表示灯が点灯する場合が
あります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインドスポットモニタ
リング(BSM)接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•フロント窓ガラスに曇、 雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●チェンジレバー( マニュアル車)またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、リアクロストラフィックアラート(RCTA)に切り替わります。
→222ページ「リアクロストラフィックアラート(RCTA)とは¬è”Å “7
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ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインドスポッ
トモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング(B SM)またはリアクロストラフィックアラート
(RCTA)作動中は、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯や警報チャイム
で、 隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。
電源ポジションを ONにすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
前進時 ( ブラインドスポットモニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブラインド
スポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯します。また、 ブラインドスポットモニ
タリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器のレバーを
操作すると、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点滅します。
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