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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
i-ACTIVSENSE とは¬è”Å “7
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‹
i-ACTIVSENSE( アイ ・ アクティブセンス )とは、 フォワードセンシングカメラ(F SC)
やレーダーセンサーなどの検知システムを利用したマツダの先進安全 ・ 運転支援システム
の総称です。これらのシステムは、アクティブセーフティ技術とプリクラッシュセーフティ
技術で構成されています。
これらのシステムはあくまで、 ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、 運転
負荷や事故被害の軽減を目的としています。したがって、 各機能には限界がありますので
過信せず、 安全運転を心がけてください。
アクティブセーフティ技術とは
アクティブセーフティ技術とは、 安全 ・ 安心な運転を支援し、 事故を未然に防止する技術
です。
認知支援システム
夜間視界
アダプティブフロントライティングシステム(AFS)..........................................203ページ
ハイビームコントロールシステム(HBC)............................................................204ページ
左右側面 ・ 後側方認知
車線逸脱警報システム(LDWS)............................................................................206ページ
ブラインドスポットモニタリング(BSM)............................................................213ページ
車間認知
車間認知支援システム(DRSS).............................................................................219ページ
駐車場発進時後方認知
リアクロストラフィックアラート(RCTA)..........................................................222ページ
運転支援システム
車間距離
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC).................................................225ページ
プリクラッシュセーフティ技術とは
プリクラッシュセーフティ技術とは、 事故が避けづらい状況での衝突回避、 避けられず衝
突した際の被害低減を図る技術です。
低速度域衝突被害軽減
前進時
スマートシティブレーキサポート(SCBS)..........................................................235ページ
AT 誤発進抑制制御
..................................................................................................240ページ
中 ・ 高速度域衝突被害軽減
スマートブレーキサポート(SBS)........................................................................244ページ
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
カメラ、 センサーについて
フォワードセンシングカメラ (FSC)
フォワードセンシングカメラ(FSC)は、 車線表示を検知したり、 夜間走行時にはヘッド
ランプ、テールランプ、街灯を認識したりしています。フォワードセンシングカメラ(FSC)
は、 次のシステムが共用しています。
●ハイビームコントロールシステム(HBC)
●車線逸脱警報システム(LDWS)
フォワードセンシングカメラ(FSC)は、 フロントガラスの上のルームミラー付近に設置
されています。
→247
ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å “7
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‹ 」
レーダーセンサー ( フロント )
レーダーセンサー( フロント )は、 レーダーセンサーから送信される電波が前方車や障害
物に反射し、もどってきた電波により対象物を検知します。レーダーセンサー( フロント )
は次のシステムが共用しています。
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)
●車間認知支援システム(DRSS)
●スマートブレーキサポート(SBS)
レーダーセンサー( フロント )は、 ラジエーターグリルの裏側に設置されています。
→250ページ「レーダーセンサー( フロント )について¬è”Å “7
÷
‹ 」
レーザーセンサー ( フロント )
レーザーセンサー( フロント )は、 近赤外線レーザー光を照射し、 前方車のリフレクター
( 反射板 )や前方の障害物からの反射を測定して検知しています。レーザーセンサー( フ
ロント )は次のシステムが共用しています。
●スマートシティブレーキサポート(SCBS)
●AT 誤発進抑制制御
→ 253
ページ「レーザーセンサー( フロント )について¬è”Å “7
÷
‹ 」
レーダーセンサー ( リア )
レーダーセンサー( リア )は、 レーダーセンサーから送信される電波が後方からの接近車
両や障害物に反射し、 もどってきた電波を検知することで制御しています。レーダーセン
サー( リア )は次のシステムが共用しています。
●ブラインドスポットモニタリング(BSM)
●リアクロストラフィックアラート(RCTA)
レーダーセンサー( リア )はリヤバンパーの内側に左右 1 つずつ設置されています。
→255ページ「レーダーセンサー( リア )について¬è”Å “7
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
AFS ( アダプティブフロントライティングシステム ) につい
て¬è”Å “7
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AFS( アダプティブフロントライティングシステム )は、 エンジン回転中、 ヘッドランプ
が点灯しているとき、 ハンドルの操作にあわせてヘッドランプの照らす方向を左右に自動
で調節するシステムです。
ŒÝ
通行区分( 左側通行、 右側通行 )の反対側を走行しても、 対向車がまぶしくないヘッ
ドランプを装備しています。そのため、 一時的に自動車の通行区分( 左側通行、 右側
通行 )の反対側を走行するときに、ヘッドランプの光軸を調整する必要はありません。
AFS OFF 表示灯
点灯するとき
電源ポジションを ON にすると点灯し、 しばらくす
ると消灯します。
AFSOFF スイッチを押してシステムを解除すると、
メーター内の AFSOFF 表示灯が点灯します。
点滅するとき
AFSOFF 表示灯が点滅し続けるときはシステムの異
常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
AFS OFF スイッチ
AFSOFF スイッチを押すことにより AFS を解除す
ることができます。
もう一度スイッチを押すと、 AFSOFF 表示灯が消灯
し、 AFS が作動可能な状態になります。
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