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エンジンが十分に冷えてから、冷却水の
量を点検します。量が不足しているとき
はリザーバータンクに冷却水を補充して
ください。
¢エンジンが十分に冷え
るまではリザーバータンクの
キャップを開けないでください。
エンジンが熱いときにキャップをはずす
と、蒸気や熱湯が噴き出してやけどなど、重
大な傷害につながるおそれがあります。
l冷却水がない場合は、一時的に水を補
充してください。
一時的に水だけを補充したときは、冷
却水の濃度をもとにもどしてくださ
い。
l冷却水を補充しても少なくなるとき
は、冷却水のもれが考えられます。早
めにマツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
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Form No.Fソ
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バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
lスターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、なかなかエンジンがかからない。
lホーンの音が小さい、または鳴らない。
lランプ類がいつもより極端に暗い。
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、バッテリー使用前または点検前には必ず次の注意
事項をお読みください。
¢バッテリーを取り扱うときは必ず保護メガネを着用してください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目に入ると失明など重大な傷害
につながるおそれがあります。また、バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するお
それがあります。
¢バッテリーを取り扱うときはバッテリー液をこぼさないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷
害につながるおそれがあります。万一付着したときは、すぐに多量の水で洗浄し、応急処置が済
んだら、医師の診察を受けてください。
¢バッテリーの近くでお子さまを遊ばせないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷
害につながるおそれがあります。
¢バッテリーを取り扱うときは、絶対に火気を近づけないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。火気の発生を
防ぐため、
端子や端子に工具などの金属部分が触れないようにしてください。また、ブース
ターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子がボディーや端子に触れないように十分注
意してください。
¢換気の悪い場所では、バッテリーの充電を行なわないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。
¢ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッテリー液の量
を点検してください。
バッテリー液の量が下限(LOWER LEVEL)より不足している状態でエンジンを始動すると、破
裂(爆発)につながるおそれがあり危険です。バッテリー液が不足しているときは、エンジン始
動前に必ず補充液または蒸留水を補充してください。
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バッテリーがあがったとき
5.万一のときは
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処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、救援
車(他の車)のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ12Vバッテリーを搭載した救援車
を依頼してください。
ブースターケーブルを接続するときは慎重
に行なってください。ブースターケーブル
がベルトなどの回転部に巻き込まれるおそ
れがあります。
自車のバッテリーと救援車のバッテリー
が一番近い位置になるように、車を移動
させます。
ヘッドランプやエアコンなどの電源が
切ってあることを確認します。
エンジンカバーを取りはずします。
エンジンカバーを取り付けたあとは、エン
ジンカバーが確実に固定されていることを
確認してください。確実に固定されていな
いと走行中他の装置と接触し故障につな
がるおそれがあります。
ホースをバッテリーカバーから取りはず
します。
バッテリーカバーを後側から持ち上げ
て、取りはずします。
バッテリーカバーを取り付けたあとは、カ
バーが確実に固定されていることを確認し
てください。確実に固定されていないと走
行中他の装置と接触し故障につながるお
それがあります。
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Form No.Fソ
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救援車のエンジンを止めて、ブースター
ケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各
バッテリーの端子(
、)の位置を確認
してください。
1本目
①自車のバッテリーの
端子
②救援車のバッテリーの
端子
2本目
③救援車のバッテリーの
端子
④図で表示の箇所(アースを取る)
¢バッテリーを取り扱うときは、絶
対に火気を近づけないでくださ
い。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火
して爆発するおそれがあり危険です。
また、火花の発生を防ぐため次の点を必ず
守ってください。
l④の接続は自車バッテリーの端子に
つながないでください。
lブースターケーブルの接続、取りはずし
のときは、
端子がボディーや端子
に触れないように十分注意してくださ
い。
救援車のエンジンをかけ、エンジン回転
数を高めにします。
自車のエンジンをかけます。約3分間エ
ンジンを回転させて、応急的に自車の
バッテリーを充電します。
¢充電中はバッテリーに近づかない
でください。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に
付着すると重大な傷害につながるおそれが
あります。万一付着したときは、すぐに多
量の水で洗浄し、応急処置が済んだら、医
師の診察を受けてください。
ブースターケーブルを接続したときと逆
の順で取りはずします。
早めにマツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
バッテリーがあがりやすいときは、マツダ
販売店で点検を受けてください。
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バッテリーがあがったとき
5.万一のときは
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ランプ類、電気装置が作
動しないとき
ランプ類が点灯しないときや電気装置が作
動しないときは、ヒューズ切れや電球切れが
考えられます。
まずヒューズを点検し、必要に応じて交換し
てください。
ヒューズは電気装置を過負荷から保護す
る働きをしています。
ヒューズの交換
エンジンスイッチをLOCKの位置にしま
す。
ヒューズボックスのカバーを開きます。
ヒューズボックスは助手席左下と、エン
ジンルーム内にあります。
l各ヒューズはグレードや仕様により無
い場合があります。
lヒューズボックスのカバー裏側に各
ヒューズの規定容量が表示されていま
す。
lエンジンカバーを取り付けるときは、
エンジンカバーが確実に固定されてい
ることを確認してください。
ヒューズの位置を確認し、故障の状況か
ら、点検すべきヒューズを確認してくだ
さい。
→240ページ「ヒューズの受け持つ装
置」
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Form No.Fソ
ヒューズ切れ、電球切れのとき
5.万一のときは
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ヒューズを抜き取ります。
ヒューズを点検し、切れている場合は、規
定容量のヒューズと交換します。
¢規定容量を超えるヒューズを使用
したり、ヒューズの代わりに針金
や銀紙などを使用しないでくださ
い。
配線などが過熱し、焼損して火災になるお
それがあります。
lヒューズが切れていないとき、または
ヒューズを交換してもランプ類が点灯
しないときは、電球切れが考えられま
す。電球を点検し、切れているときは
交換してください。
lヒューズが切れていないとき、または
ヒューズを交換しても電気装置が作動
しないときは、マツダ販売店で点検を
受けてください。
lヒューズを交換してもすぐ切れる場合
は、マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
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Form No.Fソ
ヒューズ切れ、電球切れのとき
5.万一のときは
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電球(バルブ)の交換
ヒューズが切れていないのにランプ類が点灯しないときは、電球切れが考えられます。電球を点
検し、切れているときは交換してください。記載されていない電球の交換については、マツダ販
売店にご相談ください。
ヘッドランプのロービームにはディスチャージヘッドランプが装備されています。
ディスチャージヘッドランプは高電圧を使用しているため、取り扱いを誤ると感電するおそれが
あります。ディスチャージヘッドランプの交換·修理をするときは、必ずマツダ販売店へご相談
ください。
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Form No.Fソ
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l電球を交換するときは、各ランプを消灯させ、電球が冷えてから交換してください。やけどを
するおそれがあります。
l電球および電球固定具の取り付けは確実に行なってください。確実に取り付けされていない
と、水入りなどによる故障およびレンズ内面の曇りにつながるおそれがあります。
lハロゲン球はガラス内部の圧力が高いため、落としたり、物をぶつけたり、傷をつけたりする
と破損してガラスが飛散するおそれがあります。取り扱いには十分注意してください。ま
た、素手で触れずにきれいな手袋を着用してください。
lハロゲン球を素手で触れてはいけませんが、万一、誤ってハロゲン球に触れてしまったとき
は、水で薄めた中性洗剤(約5%)をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取ってください。
l必ず同じW数の電球を使用してください。
lヘッドランプ、制動灯などのランプは、雨天走行や洗車などの使用条件によりレンズ内面が
一時的に曇ることがあります。これはランプ内部と外気の温度差によるもので、雨天時な
どに窓ガラスが曇るのと同様の現象であり、機能上の問題はありません。ただし、レンズ内
面に大粒の水滴がついているときやランプ内に水がたまっているときは、マツダ販売店に
ご相談ください。
ヘッドランプ(ハイビーム)
交換する側と同じ方向にハンドルをいっ
ぱいにきります。
クリップを取りはずしてマッドガードを
めくります。
ツメを押し、コネクターを取りはずしま
す。
ソケットを反時計回りにまわして取りは
ずします。
電球を取り換えます。
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ヒューズ切れ、電球切れのとき
5.万一のときは