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417
運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
オーバーヒートしたとき
5. ハイブリッドシステムを始動し、 ハイブリッドシステム過熱警告灯を確認します。
ハイブリッドシステム過熱警告灯が消灯したとき
最寄りのマツダ販売店で点検を受けてください。
ハイブリッドシステム過熱警告灯が点灯し続けるとき
ただちにハイブリッドシステムを停止し、 マツダ販売店に連絡してください。
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5. トラブルが起きたら
キーが作動しないとき
キー一時停止機能
キーが車内にあるとき、 車内に置いてあるキーの機能.( パワースイッチでのハイブリッド
システム始動、 リクエストスイッチの操作.).が盗難防止のため、 一時停止する場合があり
ます。
車内から一時停止したキーのアンロックスイッチを押すと復帰します。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
けん引について
けん引してもらうとき
けん引はできるだけマツダ販売店または JAF などに依頼してください。特に、ハイブリッ
ドシステムが始動しているのに車が動かないときや異常な音がするときは、 駆動装置の故
障が考えられます。必ずマツダ販売店または JAF などに連絡してください。
12V バッテリーがあがったとき、 マイナス端子を切りはなしているとき、 P ポジション
制御システム / パワースイッチ / イモビライザーシステムが故障している場合、 前輪が固
定されている可能性があります。この場合、前輪が接地した状態でのけん引はできません。
前輪を持ち上げるか前後輪すべてを持ち上げた状態で搬送してください。
/
žc ”
長い下り坂を降りるときは、 レッカー車でけん引する。
ロープでけん引をすると、 車間距離を保つためにフットブレーキを多用し、
ブレーキが過熱して効かなくなります。このような状態でけん引を続けると、
前の車に衝突するおそれがあります。
žc ”
車両を搬送するときは、 必ず前輪を持ち上げるか、 前後輪すべて
を持ち上げる。
前輪が接地した状態でけん引すると、 駆動装置が破損したり、 駆動用モーター
が発電しハイブリッドシステムが破損するおそれがあります。破損の状態に
よっては駆動用モーターから発電された電気が異常に流れ、 火災のおそれが
あります。
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5. トラブルが起きたら
けん引について
«™
žc ”
けん引するときは次の点に注意してください。
けん引フックや車体および駆動装置やハイブリッドシステムなどに重大な損
傷を与えるおそれがあります。
●この車両で、他車やボート ( トレーラー ) などをけん引しないでください。
●急発進など、 けん引フックやロープに大きな衝撃が加わる運転をしない
でください。
●けん引フック以外にロープをかけないでください。
žc ”
ロープでけん引してもらうときは、 速度 30km/h 以下、 走行距離は車両積
載車までの移動など、 できるだけ短距離にしてください。
žc ”けん引は車の前進方向で行なってください。
žc ”
金属製のチェーンやワイヤーロープなどを使用するときは、 ロープやロープ
先端についているフック部に布などを巻いてください。直接バンパーにあた
ると、 傷がつくおそれがあります。
žc ”
吊り下げタイプのレッカー車は、 車体を傷つけるおそれがありますので、 で
きるだけ使用を避けてください。
車両を移動するためにけん引してもらうとき
やむをえず車両を移動するためにロープでけん引してもらうときは、 車両の前側にあるけ
ん引フックを使用し、 次の手順で行なってください。
1. けん引フック、 ホイールレンチをトランクルームから取り出します。
→391ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
2. マイナスドライバーなどの先端に布を巻いてカ
バーを取りはずします。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
žc ”
カバーはバンパーから完全に取りはずし、 紛失しないように保管してくださ
い。
Zœ¾Ñ¿«
×
”ç èï½
3. ホイールレンチを使ってけん引フックを確実に取
り付けます。
4. けん引ロープをフックにかけます。
NŽº NŽº
Zœ¾ × 5. ロープは 5m 以内にして、 中央に 0.3m 平方 .
(0.3m × 0.3m).以上の白い布を必ずつけてくだ
さい。
6. けん引してもらう車はハイブリッドシステムを始
動させ、 シフトポジションを N にします。ハイ
ブリッドシステムが始動しないときは、 電源ポジ
ションを ON にします。
7. パーキングブレーキを解除します。
/
žc ”
やむをえずハイブリッドシステムが始動していない状態でけん引
される場合は、 慎重に運転する。
ハイブリッドシステムが始動していないときは、 ブレーキの効きが悪くなっ
たり、 ハンドル操作が重くなるなど運転操作が困難になり、 思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
Ð
けん引中は電源ポジションを OFF にしない。
電源ポジションを OFF にすると、 P ポジション制御システムにより前輪が
固定され、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
8. けん引する車の制動灯に注意し、 ロープをたるませないように走行してください。
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5. トラブルが起きたら
けん引について
スタックからの脱出のためにけん引してもらうとき
雪の吹きだまりなどでスタックして走行できなくなったときは、 車両後側にあるけん引
フックを使用し、 他車に引っ張り出してもらって脱出してください。
1. けん引フック、 ホイールレンチをトランクルームから取り出します。
→391ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
2. マイナスドライバーなどの先端に布を巻いてカ
バーを取りはずします。
«™
žc ”
カバーはバンパーから完全に取りはずし、 紛失しないように保管してくださ
い。
Zœ¾Ñ¿«
×
”ç èï½
3. ホイールレンチを使ってけん引フックを確実に取
り付けます。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
万一事故が起きたとき # 事故が起きたときは、 あわてず次の処置をしてください。#
/
Ð
高電圧部位に絶対にさわらない。
高電圧部位を示すラベルが貼り付けられている部位、 オレンジ色の高電圧配
線などには、 絶対にさわらないでください。感電ややけどなど命にかかわる
重大な傷害につながるおそれがあります。
Ð
車内および車外に、 はみ出している電気配線には絶対にさわらな
い。
万一、 高電圧が遮断されていない場合、 感電ややけどなど命にかかわる重大
な傷害につながるおそれがあります。
Ð
液体の付着や漏れがある場合は絶対にさわらない。
強アルカリ性の高電圧バッテリーの電解液が目や皮膚にふれると失明や皮膚
傷害のおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着した場合はただちに多量の
水で洗い流し、 早急に医師の診察を受けてください。
žc
”
万一、 車両火災が発生したときは、 ABC 消火器を使用して消火
する。
水で消火する場合は、 消火栓など、 大量の放水が可能な場合のみ行なってく
ださい。
žc ”
前輪が接地した状態でけん引しない。
車両の破損の状態によっては駆動用モーターから発電された電気が異常に流
れ、 火災のおそれがあります。
žc ”
車の下にブレーキ液や燃料の漏れがないか、 また各部に損傷がな
いか確認する。
車の下側や車の下の路面などを確認したときに、 エアコンの水以外の液体漏
れが見つかった場合、 燃料系統損傷の可能性があります。この状態でハイブ
リッドシステムを始動させると、 漏れた燃料に引火するおそれがあります。
絶対にハイブリッドシステムを始動させないでください。この場合、 マツダ
販売店に状況を連絡するときにあわせてお伝えください。
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5. トラブルが起きたら
万一事故が起きたとき
ŒÝ
緊急停止システムについて
事故により衝撃を受けたときなどは、 ハイブリッドシステムを停止させ、 高電圧を遮
断します。このとき同時に燃料供給を停止し、 燃料漏れを最小限に抑えるシステムで
す。
緊急停止システムが作動した場合、 ハイブリッドシステムを再始動させることができ
なくなります。緊急停止システムが作動したときは、 マツダ販売店に連絡してくださ
い。
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