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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2. 運転するときに
ブレーキ
ブレーキの操作
電子制御回生協調ブレーキについて
通常の車両ではエンジンなどで常時発生する負圧を利用してブレーキ圧の補助をおこなっ
ています。しかし、 ハイブリッド車ではエンジンが始動していない状態でも走行が可能な
ため、 ブレーキ圧の補助を行なう圧力を電動ポンプで発生させためておく電子制御回生協
調ブレーキを採用しています。
運転者が行なうブレーキ操作は通常の車両と同じです。
ブレーキ圧力を維持するため、 次のようなとき、 エンジンルームから作動音が聞こえるこ
とがあります。
.●電源ポジション OFF で運転席ドアを開けたとき
.●電源ポジションを ON にしたとき
.●ハイブリッドシステムを始動.(READY インジケーターが点灯 ).した直後
.●発進した直後
.●ブレーキペダルを操作したとき
.●ハイブリッドシステムを停止して 1 ~ 2 分間経過したとき
電子制御回生協調ブレーキは、 運転者による通常のブレーキペダル操作力を補助するとと
もに、 ABS、 ヒルローンチアシスト.(HLA)、 TCS、 DSC の機能を制御しています。
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警告灯が点灯したときはブレーキ操作に注意する。
電子制御回生協調ブレーキに異常があるとき、 電子制御回生協調ブレーキ警
告灯 ( 橙色 ) が点灯します。この場合ブレーキは作動しますが、 通常よりも
ブレーキペダルを強く踏む必要があります。また制動距離も長くなります。
他の車に近付いたり、 下り坂や急カーブを走行することは避けてください。
また、ブレーキ警告灯 ( 赤色 ) が点灯したときは、直ちに安全な場所に停車し、
マツダ販売店に連絡してください。
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運転中にアクセルペダルの操作のみで坂道で停車したり、 ブレー
キペダルとアクセルペダルを同時に踏まない。
ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に踏むと、 駆動力が抑制される場合
があります。また急な飛び出しなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。
AXELA_HYBRID_Bサ_初版.indb 1612014/10/16 9:15:14