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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ
(
BSM)
O
FF 表示灯
が
点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。
•
ブラインド
・ スポット ・ モニタリング
(BSM)
接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき
•
レーダーセンサー
( リア ) の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•
レーダーセンサー
(
リア )
付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき
•
雪道を長時間走行したとき
•
夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと
き
•
12V
バッテリーの電圧が下がっているとき
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。
•
後退時の車速が約
10 km/h 以上のとき
•
隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー
(
リア )
の検知エリアが妨げら
れているとき
(
レーダーセンサー
(
リア )
の検知エリアが妨げられない位置ま
で、
自車を後退させてください。)
×
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2092016/07/22 14:51:26
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210
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
×
•車両が斜めに駐車されているとき
×
•ブラインド・ スポット ・ モニタリング (BSM) を作動可能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング
(BSM) 接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•
ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•
フロント窓ガラスに曇りや雪、
汚れ、 霜が付着しているとき
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2102016/07/22 14:51:26
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
レーンキープ ・ アシスト ・ システム (LAS) & 車線逸脱警報
システム (LDWS) とは
¬è”Å “7
÷
‹
レーンキープ ・ アシスト ・ システム( LAS)& 車線逸脱警報システム( LDWS)は 、 自車
が車線から逸脱する可能性があることを知らせるとともに、 ハンドル操作をアシストする
ことにより車線からの逸脱回避を支援する装置です。
走行中に、 フォワードセンシングカメラ
(
FSC)
で車線の白線(
黄線 )
を検知して
、 自車
が車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、 電動パワーステアリング
を作動させ運転者のハンドル操作をアシストするとともに、 車線逸脱警報、 ハンドルの振
動、アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示により運転者に知らせます。白線
( 黄
線 )
の整備された道路でご使用ください。
→ 238ページ「フォワードセンシングカメラ
(FSC) について
¬è”Å “7
÷
‹ 」
レーンキープ ・ アシスト ・ システム
(
LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
のハンド
ル操作をアシストするタイミングには「遅い」と「早い」があります。
「遅い」は
、 自車が車線から逸脱する可能性があるときに、 ハンドル操作のアシストを行
います。
「早い」は、 ハンドル操作のアシストを常に行い、 走行車線内の中央付近を走行できるよ うにアシストします。
「遅い」と「早い」の切り替え
(
ハンドル操作のアシストを行うタイミング )
は設定変更
で変更できます。
→
537ページ「設定変更
( カスタマイズ機能 )」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
レーンキープ ・ アシスト ・ システム ( LAS) & 車線逸脱警報シス
テム (LDWS) を過信しない。
●レーンキープ ・ アシスト ・ システム ( LAS) & 車線逸脱警報システム
(
LDWS)
は
、 自動運転システムではありません。また、 前方不注意を補
助するものではないため、 システムを過信しすぎると、 思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●レーンキープ ・ アシスト ・ システム ( LAS) & 車線逸脱警報システム
(
LDWS)
の機能には限界があります
。常にハンドルの操作で進路を修正
し、 安全運転を心がけてください。
žc ”
次のようなときは、 レーンキープ ・ アシスト ・ システム ( LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
を使わない
。実際の走行状況
にあわせた適切な作動ができず、 思わぬ事故につながるおそれが
あります。
●急カーブのある道
●悪天候のとき ( 雨、 霧、 雪のときなど )
●凍結路、 積雪路や未舗装路などのすべりやすい路面
●交通量が多く車間距離が十分にとれない道路
●車線の白線 ( 黄線 ) が引かれていない道路
●工事中や車線規制で車線幅の狭い道路
●工事による車線規制や仮設の車線がある区間を走行するとき ( 白線 ( 黄
線 ) が複数引かれていたり、 途切れているとき )
●タイヤの空気圧が指定空気圧に調整されていないとき
●応急用スペアタイヤ装着時など、 指定されたサイズと異なるタイヤを使
用しているとき
«™
žc ”
レーンキープ ・ アシスト ・ システム ( LAS) & 車線逸脱警報システム
(LDWS)
を正常に作動させるために次の点をお守りください。
●サスペンションの改造を行わないでください。
●前後輪とも必ず指定されたサイズのタイヤを装着してください。タイヤ
交換などを行うときは、 マツダ販売店にご相談ください。
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2122016/07/22 14:51:26
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●車線変更などで方向指示器を操作すると、 レーンキープ ・ アシスト ・ システム
(
LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
の作動を自動解除します
。方向指示器
をもどし、走行車線内を通常走行して、システムが白線
( 黄線 ) を検知すると、レー
ンキープ ・ アシスト ・ システム
(LAS)
&
車線逸脱警報システム
(LDWS)
が復帰
します。
●急なハンドル操作、 アクセル操作、 ブレーキ操作をしながら車線の白線( 黄線 )
へ接近したときは、
運転者が車線を変更すると判断し、 レーンキープ ・ アシスト ・
システム
(
LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
の作動を一時的に解除しま
す。
走行車線内を通常走行して、システムが白線 ( 黄線 ) を検知すると、レーンキー
プ ・ アシスト ・ システム
(LAS) & 車線逸脱警報システム (LDWS) が復帰します。
●短時間のうちに連続して車線をはみ出したときは、 レーンキープ ・ アシスト ・ シ
ステム (LAS) & 車線逸脱警報システム (LDWS) が作動しない場合があります。
●車線の白線(黄線 )を検知していないときは 、 レーンキープ ・ アシスト ・ システ
ム (LAS) & 車線逸脱警報システム (LDWS) は作動しません。
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2132016/07/22 14:51:26
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のようなときは、 車線の白線(黄線 )を正しく検知することができず 、 レーン
キープ ・ アシスト ・ システム
(LAS)
&
車線逸脱警報システム
(LDWS)
が正常に
作動しない場合があります。
•
インストルメントパネルの上に置いた物が、
フロントガラスに反射してカメラ
に写ったとき
•
荷室やリヤシートなどに重い荷物を積んで、
車が傾いているとき
•
タイヤの空気圧が指定空気圧に調整されていないとき
•
標準タイヤ以外のタイヤを装着しているとき
•
高速道路などで、
料金所、 インターチェンジ、 サービスエリア、 パーキングエ
リアなどの分岐路を走行するとき
•
白線
( 黄線 ) がかすれや汚れなどにより見えにくいとき
•
前方車が白線
( 黄線 ) の近くを走行して、 白線 ( 黄線 ) が見えにくいとき
•
天候
( 雨、 霧、 雪のときなど ) により、 白線 ( 黄線 ) が見えにくいとき
•
工事による車線規制や仮設の車線がある区間を走行するとき
(
白線
(
黄線 )
が
複数引かれていたり、
途切れているとき )
•
道路補修の消し残り線、
影、 残雪、 雨のたまった轍など、 白線
(
黄線 )
と紛ら
わしい線が見えるとき
•
トンネルの出入り口など、
周辺の明るさが急に変わるとき
•
ヘッドランプのレンズが汚れて照射が弱いときや光軸がずれているとき
•
フロントガラスが汚れているときや曇っているとき
•
フロントガラス、
カメラに露 ( 水滴 ) が生じているとき
•
逆光を浴びて路面が光っているとき
•
雨あがりなどで、
路面がぬれて光っているときや水たまりがあるとき
•
ガードレールなどの影が、
道路上に白線 ( 黄線 ) と平行して写っているとき
•
車線の幅が狭いとき
( 約 2.5 m 以下 ) や広いとき ( 約 4.5 m 以上 )
•
急カーブのとき
•
道路がうねっているとき
•
段差などにより車が大きく揺れたとき
•
2
本以上の白線 ( 黄線 ) が隣接して描かれているとき
•
交差点付近に様々な路面表示や様々な形状のレーンマーカーがあるとき
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2142016/07/22 14:51:26
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
作動させるとき
電源ポジションを ON にするとレーンキープ ・ アシスト( LAS)& 車線逸脱警報システム
(LDWS)
は待機状態になります。
システム待機状態で車線の中央付近を走行します。次の条件をすべて満たすと、 システム
作動状態になります。
●ハイブリッドシステムが作動しているとき
●車速が約60km/h以上で走行しているとき
●車線の白線( 黄線 )を検知しているとき
●車線の幅が狭くないとき、 または広くないとき
次のとき、 レーンキープ ・ アシスト ・ システム
(LAS)
&
車線逸脱警報システム
(LDWS)
は待機状態になります。
●白線( 黄線 )を検知できないとき
●車速が約60km/h未満になったとき
●ABS/TCS/DSC が作動しているとき
●急なカーブを走行したとき
●急なハンドル操作をしたとき
●ブレーキ操作をしたとき
●車線の幅が狭いとき、 または広いとき
AXELA_HYBRID_Bト_3版.indb 2152016/07/22 14:51:26
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●( ハンドル操作のアシストを行うタイミングが「遅い」のとき )
•
左右のどちらか一方の車線の白線(
黄線 )
を検知するまでは
、 レーンキープ ・
アシスト ・ システム
(
LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
は作動しませ
ん。
•
左右のどちらか一方の車線の白線
(
黄線 )
を検知した場合、
検知できていない
方向への逸脱は作動しません。検知できている方向への逸脱のみ作動します。
●( ハンドル操作のアシストを行うタイミングが「早い」のとき )
•
左右の車線の白線
(
黄線 )
を検知するまでは、
レーンキープ ・ アシスト ・ シス
テム
(
LAS)
&
車線逸脱警報システム
(
LDWS)
のハンドル操作のアシストタ
イミングは
「早い」で作動しません。左右のどちらか一方の車線の白線 ( 黄線 )
のみ検知しているときは、
検知できている方向へのみ作動します。
•
走行車線内の中央付近を走行できるようにハンドル操作のアシストを行います
が、
カーブの形状、 路面の傾斜や起伏、 速度などによっては、 中央付近を走行
できない場合があります。
●運転者がハンドルから手をはなしたとき( ハンドルを保持していないとき )は 、
警報チャイムが鳴り、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイにメッセージが
表示されます。
ハンドルを軽く持っているとき、 または道路状態によっては、 ハンドルを握って
いてもハンドルから手をはなしている
(
ハンドルを保持していない )
と判断し
、
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイにメッセージが表示されることがあり
ます。
●車線逸脱警報とハンドル操作のアシストを行うタイミングは異なります。
●レーンキープ ・ アシスト ・ システム(LAS) & 車線逸脱警報システム (LDWS) の
次の設定を変更できます。
→
537ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
•
ハンドル操作のアシスト作動
/ 非作動
•
アシスト感度
( アシストしやすさ )
•
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断するタイミング
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