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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
交通標識ディスプレイ表示
次の交通標識をアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイに表示します。
最高速度標識
車両進入禁止標識
一時停止標識
上記の表示は一例です。
補助標識の条件
(
時間帯、 右左折時、 区間の終わりなど )
をフォワードセンシングカメラ
(FSC)
が正しく分類できなかった場合、 次の画面を表示します。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
最高速度標識 ( 補助標識も含む )
●次の条件をすべて満たしているとき、 最高速度標識を表示します。
•
約
1 km/h 以上で走行しているとき
•
フ
ォワードセンシングカメラ
(
FSC)
が
最高速度標識を自車対象標識として認
識し、 最高速度標識を通過したとき
●次のときは、 最高速度標識表示を終了します。
•
最高速度標識を認識し、
車両が最高速度標識を通過してから、 一定の距離を走
行したとき
•
自車が路線を変えたと判断したとき
•
新たに
、 フォワードセンシングカメラ
(
FSC)
が異なる最高速度標識を認識し
たとき
( 新しい最高速度標識を表示する )
•
最高速度標識を表示してから一定の時間経過後、
表示中の最高速度標識より約
30
km/h 以上速度超過しているとき
車両進入禁止標識
●次の条件をすべて満たしているとき、 車両進入禁止標識を表示します。
•
約
60 km/h 以内で走行しているとき
•
フ
ォワードセンシングカメラ
(
FSC)
が
車両進入禁止標識を自車対象標識とし
て認識し、 車両進入禁止標識を通過したとき
●次のときは、 車両進入禁止標識表示を終了します。
•
車両進入禁止標識を認識し、
車両が車両進入禁止標識を通過してから、 一定の
時間経過したとき
一時停止標識
●次の条件をすべて満たしているとき、 一時停止標識を表示します。
•
約
30 km/h 以内で走行しているとき
•
フ
ォワードセンシングカメラ
(
FSC)
が
一時停止標識を自車対象標識として認
識したとき
●次のときは、 一時停止標識表示を終了します。
•
一時停止標識表示を開始してから、
一定の時間経過したとき
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
速度超過警報
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイに表示している最高速度標識より自車の速度が
超えたときに鳴り、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイに表示している最高速度
標識のまわりが橙色に 3 回点滅し、 速度超過の状態が続いていれば点灯に切替わります。
周囲の状況を確認しながら、 ブレーキペダルを踏むなどの操作をし、 法定速度内に減速し
てください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●速度超過警報は初期設定で作動しないように設定されています。速度超過警報を
作動したいときは、 カスタマイズ設定を行なってください。
•
Off:
速度超過警報は作動しません。
•
警
報表示のみ :
最
高速度標識のまわりが橙色に 3 回点滅し、 速度超過の状態
が続いていれば点灯に切替わります。
•
警報表示
+ 警報音 :
最高速度標識のまわりが橙色に
3 回点滅し、 速度超過の
状態が続いていれば点灯に切替わり、 警報音を鳴らします。
●次のときは、 速度超過警報を終了します。
•
車速が表示している最高速度標識未満になったとき
(
カスタマイズで速度超過
警報の警報タイミングを変更している場合は、変更した車速未満になったとき、
速度超過警報は終了します。)
•
最高速度標識表示が更新され、
速度超過警報の条件を満たしていないとき
•
最高速度標識表示を終了したとき
●表示している最高速度標識より、 自車の速度が超えているときは、 警報表示と同
時に速度超過警報音が鳴ります。
→ 523ページ「チャイムがなったときは」
●交通標識認識システム( TSR)は 、 補助標識付き最高速度標識を認識し、 表示す
ることは可能ですが、 補助標識の条件
(
時間帯、 右左折時、 区間の終わりなど )
を判断することはできません。
従い
、 自車が補助標識の条件以外のときでも、 表示された最高速度標識より速度
が超えたときは、 速度超過警報が作動します。
●フォワードセンシングカメラ( FSC)が誤認識した最高速度標識を表示した場合
は、 法定速度で走行しているときでも速度超過警報が作動します。
●速度超過警報は、 次の設定を変更できます。
•
警報の音と表示パターン
•
警報を作動するタイミング
→
537ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) とは
¬è”Å “7
÷
‹
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し、
運転者に休憩を促すシステムです。
ドライバー
・ アテンション ・ アラート
(DAA)
は、
車線内を車速が約
65
km/h
以上で走
行しているとき、 フォワードセンシングカメラ
(
FSC)
や各種車両情報から運転者の疲労
増加や注意力低下を推定して、
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示、警報チャ
イムにより運転者へ休憩を促します。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート
(
DAA)
は高速道路や自動車専用道路などで使用し
てください。
→
238ページ「フォワードセンシングカメラ (FSC) について
¬è”Å “7
÷
‹ 」
/
žc ”
ドライバー ・ アテンション ・ アラート (DAA) を過信せず安全運
転に心がける。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート ( DAA) は 、 運転者の疲労や注意力の
低下を検知し、 運転者へ休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するもの
ではないため、 過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
運転に集中し、 適切にハンドルを操作してください。
また、 道路状況や走行状況等によっては、 運転者の疲労や注意力の低下を適
切に検知出来ない場合があります。運転者は十分に休憩を取り、 安全運転に
心がけてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は 、 次の条件をすべて満たしてい
るときに作動します。
•
車速が約
65 km/h 以上のとき
•
車線の白線
( 黄線 ) を検知しているとき
•
運転者の走行データ学習が完了したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 次のときには作動しません。
•
車速が約
65 km/h を下回ったとき
•
車線の白線
( 黄線 ) を検知できないとき
•
急カーブを走行しているとき
•
車線変更したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 次のときには正常に作動しな
い場合があります。
•
車線の白線
( 黄線 ) がかすれや汚れなどにより見えにくいとき
•
強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき
•
スポーティーな走行をしているとき
•
頻繁に車線変更を行っているとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 車速が約 65k m/h 以上で約
20 分間走行したときの走行データをもとに、 運転者の疲労や注意力の低下を検
知しています。次のときは学習した走行データがリセットされます。
•
15
分以上停車したとき
•
車速が約
65 km/h 未満で約 30 分間走行したとき
•
電源ポジションを
OFF にしたとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 一度休憩を促すと、 45 分間
は次回休憩をお知らせしません。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート (DAA) 表示
運転者の疲労や注意力の低下を検知すると、 警報チャ
イムが鳴り、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレ
イに表示されます。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート (DAA) を停止させるには
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)を作動しないようにできます。
→ 537ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) とは
¬è”Å “7
÷
‹
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は、 自車の後方に接近する車両の存在
を知らせることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
(RCTA) は、 駐車場などから後退するときに自
車の左右に接近した車両を検知して、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(BSM) 接近
表示灯の点滅、 および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
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×
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動
1. シフトポジションを R にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)
が作動します。
2. 車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ (BSM) 接近表示灯が点滅し、 同時に警報チャイムが鳴ります。
/
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実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング
(
BSM)
接近
表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
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