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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
6. 新しい電池の側を上にして差し込み、 キャップ
をかぶせます。
7. カバーを取り付けます。
8. 補助キーを差し込みます。
«™
Ð ゴムリングを傷つけないようにしてください。
žc ”
ゴムリングが外れた場合は、 新しい電池を入れる前にゴムリングを取り付け
てください。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
外装の手入れ
車を美しく保つためには日ごろの手入れが大切です。
●保管、 駐車は風通しのよい屋根のある場所をおすすめします。
●走行後は、 車体についたほこりをやわらかい布か毛ばたきで払い落としましょう。
●とび石などによる塗装の傷は腐食の原因となります。見つけたら早めに補修してくだ
さい。
●洗車やワックスがけ、 装備品の手入れは定期的に行ないましょう。
●ベンジンやガソリンなどの有機溶剤は塗装を損傷するので付着させないでください。
万一付着した場合はただちにふき取るか、 洗車してください。
●ヘッドランプ、 制動灯などのプラスチックを使用しているランプ類は、 コンパウンド
(
みがき粉 ) 入りのワックスを使用しないでください。
●次のようなときは、 早めに洗車などの手入れを行なってください。
そのまま放置しておくと、 塗装の変色や車体の腐食の原因となります。
•
海岸地帯を走行したとき。
•
凍結防止剤を散布した雪道を走行したとき。
•
ばい煙や粉じん、
鉄粉、 化学物質などの降下の多い場所を走行したとき。
•
鳥のふん、
虫の死がい、 樹液、 果実などが付いたとき。
•
コールタール、
塗料、 砂じん、 コンクリートの粉などが付いたとき。
•
泥、
ほこりが著しく付いたとき。
•
雨の中を走行したときや、
雨にぬれたとき。
洗車するとき
水洗いするとき
1. 車の足まわりに付いている泥を洗い落とします。
2. 車体上部から水をかけながら、 やわらかいスポンジやセーム皮などで洗います。汚れ
がひどいときは洗車用洗剤を使用し、 水で十分洗い流してください。
3. はん点が残らないように水をふき取ってください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
žc ”
オートワイパー装備車は、 ワイパーレバーを OFF の位置にしてください。
電源ポジションが ON で、 ワイパーレバーが AUTO の位置のとき、 ワイパー
が自動で作動することがあります。
žc ”
運転席 / 助手席側ワイパーアームを立てるときは、 運転席側のワイパーアー
ムから立ててください。また、 降ろすときは助手席側のワイパーアームから
手を添えながらゆっくりともどしてください。勢いよくもどすとワイパーアー
ムやブレードが損傷したり、 フロントガラスに傷や割れが生じるおそれがあ
ります。
Ð
エンジンルーム内に水をかけないでください。エンジンの始動不良や電気部
品の故障につながるおそれがあります。
žc ”
洗車やワックスがけを行なうときは、 車体のルーフ部の一点やアンテナに強
い力をかけないようにしてください。強い力をかけると、 車体がへこんだり、
アンテナが損傷するおそれがあります。
自動洗車機を使用するとき
●ドアミラーを格納してください。
●自動洗車機を使用すると、 ブラシにより傷がつき塗装の光沢が失われたり、 劣化を早
めることがあります。
●スポイラー装備車は、 洗車機によってはスポイラーがひっかかり洗車できない場合や
損傷するおそれがあります。
高圧洗車機を使用するとき
洗車機は機種によっては高温、高圧のものがあります。洗車ノズルを近づけすぎると、モー
ルなど樹脂部分やシール材などが変形、 損傷したり、 室内に水が入るおそれがありますの
で、 洗車ノズルと車体との距離は十分に離してください
(
30cm 以上 )。また、 同じ場所
を連続して洗浄しないでください。ドアのすき間や窓ガラスまわりは、特に注意して行なっ
てください。
ワックスをかけるときは
●ワックスがけは月に 1 回程度、 または水のはじきが悪くなったときに洗車してから行
なってください。
●直射日光を避け、 ボディーが冷えているとき( 体温以下が目安 )に行なってください。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
ŒÝ
ワックスの使用について
●コンパウンド(みがき紛 )入 りのワックスを使用すると、 塗装の光沢が失われる
ことがあります。
●ワックス容器に記載してある使用説明をよく読んでから使用してください。
ガラス、 ミラーの手入れ
ガラスやミラーについた油膜を取るときは純正ガラスクリーナーを使用してください。
ガラスの内側をふくときは、 水やぬるま湯でぬらしたやわらかい布で、 軽くふいてくださ
い。
«™
žc ”
熱線を損傷するおそれがあるため、 熱線にそってふいてください。ガラスク
リーナーなどを使用すると、 熱線をいためるおそれがあります。
フロントガラスの油膜をとるときは
フロントガラスに油膜があると、 雨の夜は対向車のライトなどが乱反射して、 見えにくく
なることがあります。
ガラスクリーナーを使ってフロントガラスの表面をきれいにしてください。
アルミホイールの手入れ¬è”Å “7
÷
‹
アルミホイールに海水や凍結防止剤を付着させたままにしておくと、 腐食するおそれがあ
ります。できるだけ早く水洗いしてください。
汚れのひどいときは中性洗剤をしみこませたやわらかい布などでふき取ってください。
«™
Ð
中性洗剤以外は使用しないでください。ご使用の際には成分をご確認くださ
い。
変色 · シミの原因となります。
ŒÝ
アルミホイールを洗うときは
●アルミホイールは傷がつきやすいので、 砂入り石けんや硬いブラシは使用しない
でください。
●自動洗車機を使用すると、 ブラシにより傷がつくことがあります。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
外装樹脂部品の手入れ
●バンパーなど樹脂部品の塗装面にガソリン、 オイル、 冷却水、 バッテリー液などが付
着すると変色、 シミ、 塗装はがれなどの原因となります。すみやかにやわらかい布で
ふき取ってください。
●コンパウンド( みがき粉 )入りのワックスを使用すると 、 塗装を損傷するおそれがあ
りますので使用しないでください。
●電動またはエア工具を使用してコンパウンド( みがき粉 )が けやワックスがけを行な
うと摩擦熱が発生して、 樹脂部品の変形や塗装の損傷などの原因になることがありま
すので使用しないでください。
●プラスチックレンズを使用しているランプ類は、 ガソリン、 灯油、 高濃度アルコール類、
塗料、 シンナー、 強酸性洗剤、 強アルカリ性洗剤などの化学液により表面が変色した
りダメージを受けて、 機能を著しく損なうおそれがあります。お手入れの際には使用
しないでください。万一付着したときは、 すみやかに水で洗い流してください。
内装の手入れ
/
Ð
室内に水をかけない。
オーディオ、 スイッチなどの電気部品に水がかかると、 故障や車両火災につ
ながるおそれがあり危険です。
ŒÝ
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
次のような場合は、 すみやかにやわらかい布でふき取ってください。
そのままにしておくと変色、 シミ、 ひび割れ、 塗装はがれの原因になったり、 汚れが落ち
にくくなります。
●飲み物や芳香剤などをこぼしたとき
●油脂類が付着したとき
●汚れがあるとき
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
シートベルトの手入れ
1. 水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
3. 手入れのため引き出したシートベルトを巻き取らせるときは、 十分に乾燥させ、 水分
が残っていないことを確認してください。
/
žc ”
シートベルトにほつれ、 すりきずなどの異常があるときは、 マツ
ダ販売店で交換する。
そのままの状態で使用すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮
できないため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
シートベルトの汚れを取るときは、 中性洗剤を使用する。
有機溶剤を使用したり、 染色、 漂白するとベルトの強度が低下し、 万一の場
合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につながるお
それがあります。
ŒÝ
汚れがあるときはこまめにふき取ってください。汚れたままにしておくと、 汚れが落
ちにくくなったり、 ベルトの巻き取りが悪くなることがあります。
ビニールの手入れ
ブラシや掃除機を使用してビニールのほこりや汚れを落としてください。
革・ビニール用クリーナーを使用してビニールの汚れを落としてください。
布張り部分の手入れ
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
革張り部分の手入れ¬è”Å “7
÷
‹
1. 掃除機などでほこりや砂を取り除きます。
2. 純正専用クリーナーまたは水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ 、
汚れをふき取ります。
3. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
4. 乾いたやわらかい布で水分を取り、 風通しのよい日陰で乾燥させます。雨などでぬれ
たときも早めに水分をふき取り、 乾燥させてください。
ŒÝ
●天然素材のため、 シボ( 本革表面の凹凸 )の 不均一や牛革本来の傷が分かる場合
があります。
●品質を長く保つため、 年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。
●次のような場合は、 早めに手入れを行なってください。
そのまま放置しておくと早く摩耗したり、 カビやシミなどの原因になります。
•
砂、
ほこりなどが付いたとき
•
ハンドクリームなどの油分が付いたとき
•
化粧品、
整髪料などのアルコール類が付いたとき
●革張り部分がぬれたときはすぐに乾いた布で水分をふき取ってください。表面に
水分が残っていると硬化、 収縮など変質の原因になります。
●直射日光に長時間さらすと、 変質、 縮みなどの原因になります。長時間駐車する
ときは、 サンシェード
(
日除け )
を
使用するなどして直射日光をさえぎってくだ
さい。
●ビニール製品を長時間、 革張り部分の上に置かないでください。変質、 変色の原
因になります。室内が高温になっているとビニールが変質して本革部分に付着す
るおそれがあります。
樹脂部品の手入れ
«™
Ð
つや出し剤を使用しないでください。
含まれる成分によっては変色、 シミ、 ひび割れ、 塗装はがれの原因になります。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
インストルメントパネル上面 ( ソフトパッド部 ) の手入れ
ソフトパッド部の表皮には非常にやわらかい素材を使用しています。乾いた布などで強く
こすると白いすり傷となる場合があります。
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ、 汚れをふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの手入れ¬è”Å “7
÷
‹
コンバイナーおよびミラー表面はコーティングされています。手入れをするときは、 硬い
布、 表面が粗い布、 洗剤などは使用せず、 メガネ拭きのようなきめの細かい、 やわらかい
布をお使いください。
薬剤などが付着したときは、 すぐにふき取ってください。コンバイナーおよびミラーが破
損したり、 表面のコーティングが傷ついたりするおそれがあります。
パネルの手入れ
パネルが汚れたときは、 きれいな水にひたして固くしぼったやわらかい布などで軽くふき
取ってください。
特に汚れが気になるときは、 次の方法で手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ、 汚れをふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
ŒÝ
光沢のあるパネル、 メッキ部分などの金属部分がある場合は、 傷がつきやすいので、
特に注意して手入れを行なってください。
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