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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
エンジンが再始動しないとき
アイドリングストップ中に次の操作を行うと安全確保のため自動でエンジンは再始動
しません。通常の操作でエンジンを始動してください。
●ボンネットを開けたとき
●( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運
転席ドアを開けたとき
●( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない ) レンジで、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
エンジンの停止時間が短くなる、または次のアイドリングストップが可能になるまで
の時間が長くなるとき
●外気温が高いとき、 または、 低いとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●車両電装品の消費電力が多いとき
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
アイドリングストップ中にエンジンが自動で再始動するとき
次のようなときは自動でエンジンを再始動します。
●i-stopOFF スイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
●エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルをの位置で作動(A/CON) さ せた
とき
●( フルオートエアコン )
•エアコンの温度設定ダイヤルが最大冷房(A/CON)の位置にしたとき
•車内の温度がエアコンの温度設定から大きく外れたとき
●坂道でブレーキをゆるめ、 車両が動きだしたとき
●アイドリングストップしてから 2 分経過したとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラルの位置で、 運転席シートベルトをはずして運転席
ドアを開けたとき
●( オートマチック車 )
•セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジで 、 アクセルペダ
ルを踏んだとき
•セレクトレバーを R レンジにしたとき
•セレクトレバーを N または P レンジから D/M(2 速固定モードではない )レ
ンジにしたとき
•セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジの まま、 ハンドル
操作をしたとき
•セレクトレバーが M レンジで、 2 速固定モードにしたとき
•セレクトレバーが N または P レンジで、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作したとき ( オートマチック車 )
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2速固定モードではない ) レ
ンジから N または P レンジへ操作するとブレーキペダルから足を放しても自動
でエンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、セレクトレバー
を D/M(2 速固定モードではない )または R レンジへ操作すると再始動します。
( 安全のため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必
ずブレーキペダルを踏み込んだ状態で行ってください。)
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2速固定モードではない ) レ
ンジから N または P レンジへ操作し、 運転席シートベルトをはずして運転席ド
アを開けたとき、 自動でエンジンが再始動します。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
バッテリー端子をはずしたとき
バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングストップしないことがあります。また、
バッテリーを交換したときは、 i-stop の機能を確認する必要がありますので、 マツ
ダ販売店にご相談ください。
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯( 橙 )/
i-stop 表示灯(緑 )によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
センターディスプレイ装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示
に表示します。
→124ページ「i-stop、 i-ELOOP 状態表示」
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうと i-stop 警告灯( 橙 ) が点灯します。こ
の場合、 安全確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを
始動してください。
•ボンネットを開けたとき
•( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
•( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジで 、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
●電源ポジションを ON にしても点灯しないとき
●エンジンがかかっている状態で、 i-stopOFF スイッチを操作しても点灯し続け
るとき
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。
i-stop 表示灯 ( 緑 )
点灯するとき
●アイドリングストップ中に点灯し、 エンジンが再始動すると消灯します。
●走行中にアイドリングストップする条件を満たすと点灯します。
点滅するとき
●( マニュアル車 )
アイドリングストップ中、 チェンジレバーをニュートラル以外の位置にしたとき点滅
し、 アイドリングストップ中であることをお知らせします。クラッチペダルを踏み込
むと自動でエンジンが再始動し消灯します。
●( オートマチック車 )
ブレーキペダルを強く踏まずに停車させたとき点滅します。ブレーキペダルの踏力が
不足している可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。
i-stop 警告チャイム
●アイドリングストップ中に運転席ドアを開けるとチャイムが鳴り、 アイドリングス
トップ中であることをお知らせします。運転席ドアを閉めると鳴り止みます。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうとチャイムが鳴ります。この場合、 安全
確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを始動してくだ
さい。
•( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で運転席シートベルトをはずして運転席
ドアを開けたとき
•( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジで運転席シートベルト
をはずして運転席ドアを開けたとき
DEMIO_Dク_初版.indb 1162015/03/03 13:40:26
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
i-stop OFF スイッチ
スイッチをチャイムが鳴るまで押しつづけると、 i-
stop の作動が解除され、 メーター内の i-stop 警告灯
( 橙 )が点灯します 。もう一度チャイムが鳴るまで押
しつづけると i-stop が作動可能な状態になり、 i-stop
警告灯( 橙 )が消灯します。
ŒÝ
i-stop を解除した状態でエンジンを停止した場合、 次にエンジンを始動すると
i-stop は作動可能な状態にもどります。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
発進補助装置について ( オートマチック車 )
i-stop 装備車には発進補助機能が装備されています。これは次のような状態でブレーキ
ペダルから足を放したときに、 坂道などで車両が動き出すことを防ぐ機能です。
●アイドリングストップ中( 車両の後退防止 )
●再始動時( 急なクリープ現象発生による車両の飛び出し防止 )
ブレーキペダルを放してエンジンが再始動したときに、 ブレーキまたはオートマチッ
クトランスミッションの制御により車両が急に動き出すことを防止しています。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
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システムを過信しない
発進補助機能はあくまでアイドリングストップ状態から車両を発進させる際
に、 ブレーキから足を放したあと最長 4 秒間作動する補助装置です。システ
ムを過信して操作すると意図せず車両が動き出し思わぬ事故につながるおそ
れがあるため非常に危険です。発進時は周囲の安全を確認してセレクトレバー
やブレーキペダル、 アクセルペダルを適切に操作してください。積載やけん
引の状態によって、 車両が意図せず動き出す可能性がありますのでご注意く
ださい。
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発進時はセレクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを
再始動させたあとに、 ブレーキペダルから足を放す
アイドリングストップ中にセレクトレバーを N レンジに操作し、 ブレーキペ
ダルから足を放したときは、 ブレーキ力が徐々に解除されます。発進時はセ
レクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを再始動させたあとに、
ブレーキペダルから足を放してください。セレクトレバーが N レンジの状態
では、 発進補助機能が解除されたあとに車両が意図せず動き出す可能性があ
りますのでご注意ください。
ŒÝ
●急な坂道で停車したときは、 アイドリングストップしないため坂道発進補助機能
は作動しません。
●発進補助機能の作動により、 ブレーキペダルの踏み応えが変わったり、 ブレーキ
から音が発生したり、 ブレーキペダルが振動したりすることがありますが、 異常
ではありません。
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