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105
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
¯Ôn
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µ» ”Ä
5. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点灯し
ている状態でプッシュボタンスタートを押しま
す。
«™
žc ”
プッシュボタンスタートの表示灯 ( 橙 ) が点滅するときは 、 エンジンの始動
ができなくなるおそれがあります。ただちにマツダ販売店で点検を受けてく
ださい。
ŒÝ
●次のようなときは、 KEY 警告灯( 赤 )が点滅し、 エンジンをかけることができま
せん。
•キーの電池切れ
•キーが作動範囲内にない
•キーを車内でも感知しにくい場所に置いている
→22ページ「アドバンストキーレスエントリー & プッシュボタンスター
トシステムの機能を使っての操作
¬è”Å “7
÷
‹ 」
→ 23ページ「キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの
機能を使っての操作
¬è”Å “7
÷
‹ 」
•キーに類似した他社のキーが作動範囲内にある
●プッシュボタンスタートの表示灯( 橙 )が 点滅しているときは、 通常の操作では
エンジンを始動できない場合があります。マニュアル車はクラッチペダル、 オー
トマチック車はブレーキペダルをいっぱいに踏み込み、 エンジンが完全に始動す
るまでプッシュボタンスタートを押し続けてください。
●エンジン始動後、 プッシュボタンスタートの表示灯( 橙 )は消灯し、 電源ポジショ
ンは ON 状態になっています。
●冷間始動後は、 エンジン制御システムの働きによりエンジン回転数が高くなりま
すが、 自動的に適正な回転数に下がります。
●冷間始動後は、 排気ガスの浄化を促進するためにエンジン回転が高くなり、 うなっ
ている音が聞こえることがありますが、 部品機能の異常ではありません。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
●(SKYACTIV-G 1.3)
プッシュボタンスタートを押して、 エンジンが始動する前に燃料タンク付近から
フューエルポンプのモーター作動音が聞こえることがありますが異常ではありま
せん。
●(SKYACTIV-D 1.5)
•外気温が- 10°C より低いときは、 エンジン保護のためエンジンが始動して
から約 3 分間、 最高回転数が制限される場合があります。
•エンジン始動時は、 プッシュボタンスタートを押したあと、 メーター内の予熱
表示灯が消灯して、エンジンがかかるまでマニュアル車はクラッチペダル、オー
トマチック車はブレーキペダルを放さないでください。
•エンジンがかかる前にマニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブ
レーキペダルを放した場合は、 再度マニュアル車はクラッチペダル、 オートマ
チック車はブレーキペダルを踏み込みプッシュボタンスタートを押してエンジ
ンを始動してください。
•予熱表示灯が消灯するまで、 スターターは回りません。
•予熱が終了したあと、 電源ポジションが ON のままエンジンをかけずに長時
間放置した場合、 再度予熱を行い予熱表示灯が点灯する場合があります。
●( マニュアル車 )
エンスト時、 エンジンが完全停止したあと約 3 秒以内にクラッチペダルを再度踏
み込むとエンジンを再始動することができます。
ただし次のようなときは、 クラッチペダルを踏み込んでも再始動させることがで
きません。
•運転席のドアが開いているとき
•運転席のシートベルトが装着されていないとき
•エンスト後にクラッチペダルを完全に放していないとき
•エンジンが完全に止まっていない状態でクラッチペダルを踏んだとき
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ときに
快適装備の
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お手入れの
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
キーが電池切れしたときのエンジン始動
«™
キーの使用について
次のような状態にしないでください。車両がキーからの信号を正確に受信できず、 エ
ンジンが始動できない場合があります。
●キーに他のキーの金属部や金属製のものが接している
●キーにスペアのキーや他の車両の盗難防止システムキー ( 信号発信機内蔵のも
の ) が重なっている、 または近くにある
●キーの近くに電子部品を含んだ製品やクレジットカードなどの磁気カードがある
キーの電池切れなどで、 エンジンが始動できないときは、 次の手順でエンジンを始動する
ことができます。
1. エンジンが完全に始動するまで、 ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
2. マニュアル車は、 エンジンが完全に始動するまで、 クラッチペダルをいっぱいに踏み
込み続けます。
3. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅するのを確認します。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
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4. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅中
に、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れ
ます。
5. プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が点灯に変わったら 、 プッシュボタンスター
トを押します。
ŒÝ
●マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルをいっぱい
に踏み込まないとエンジンがかからないようになっています。
●プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、 プッシュボタンスタートの表
示灯( 橙 )が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、
ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。
●キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、 ロックスイッチ側を上に
して、 ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタン
を押してしまうとエンジンが始動することがあります。
●プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が 点灯しない場合は、 最初から操作を行
なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
●電源ポジションの切り替えを行なう場合は、 プッシュボタンスタートの表示灯
( 緑 )が点灯に変わったあと、 マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック
車はブレーキペダルを放してからプッシュボタンスタートを押してください。電
源ポジションが ACC、 ON、 OFF の順に切り替わります。なお、 電源ポジショ
ンが OFF になると、 それ以降は電源ポジションの切り替えができませんので、
エンジンを始動する場合は最初から操作を行なってください。
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運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エンジンの停止
1. マニュアル車はチェンジレバーをニュートラルの位置、 オートマチック車はセレクト
レバーを P の位置にします。
2. プッシュボタンスタートを押します。エンジンが停止し、 電源ポジションが OFF に
なります。
«™
Ð 緊急時以外は、 走行中にエンジンを停止しないでください。
žc ”
車から離れるときは、 電源ポジションが OFF になっていることを確認して
ください。
ŒÝ
●キーの電池容量について
電源ポジションを ON から ACC または OFF にしたとき、 キーの電池容量が少
なくなっていることを感知したら、 KEY 表示灯( 緑 )が点滅します。新しい電池
と交換してください。
→399ページ「キー」
●電源ポジションについて
オートマチック車はセレクトレバーが P 以外の位置のときに、 プッシュボタンス
タートを押してエンジンを停止させると、 電源ポジションは ACC になります。
●電源ポジションを OFF にせずに車から離れると
KEY 警告灯( 赤 )が点滅し、 警告チャイムが鳴ります。
→458ページ「チャイムがなったときは」
●エンジンルームの冷却について
エンジンルームを早期に冷却するため、電源ポジションを ON から OFF にしても、
エアコンの ON/OFF にかかわらずクーリングファンが数分間回転することがあ
ります。
緊急エンジン停止
車両が停止していなくてもプッシュボタンスタートを押し続ける、 または素早く何度も押
すとエンジンが停止します。電源ポジションは ACC になります。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop について
i-stop( アイ ・ ストップ )は、 燃費向上 ・ 排気ガスの低減 ・ アイドリング騒音低下のため、
信号待ちや渋滞などで車両を停止させたとき、 自動でエンジンを停止 ・ 再始動させる機能
です。
アイドリングストップ ・ 再始動
ŒÝ
●次の条件のときに、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯します。
•走行中にアイドリングストップする条件を満たしたとき
•アイドリングストップ中のとき
●エンジンが再始動すると、 i-stop 表示灯( 緑 )が消灯します。
マニュアル車
1. ブレーキペダル、 次にクラッチペダルを踏み込んで、 車両を停車させます。
2. クラッチペダルを踏み込んだまま、 チェンジレバーをニュートラルの位置にします。
クラッチペダルから足を放したあと、 アイドリングストップします。
3. クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動します。
オートマチック車
1. 走行状態(R レンジ、 M レンジの 2 速固定モード時以外 )からブレーキペダルを踏ん
で停車すると、 アイドリングストップします。
2. D/M(2 速固定モードではない )レンジでブレーキペダルから足を放すと、 自動でエ
ンジンが再始動します。
DEMIO_Dク_初版.indb 1102015/03/03 13:40:25
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
3. セレクトレバーが N または P レンジでは、 ブレーキペダルから足を放しても自動で
エンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、 セレクトレバーを D/
M(2 速固定モードではない )または R レンジへ操作すると再始動します。( 安全の
ため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必ずブレーキペ
ダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
作動条件
作動するとき
次の条件のとき i-stop 表示灯( 緑 )が点灯して、 アイドリングストップします。
●(SKYACTIV-G 1.3)
エンジン暖機後
●(SKYACTIV-D 1.5)
•エンジン冷間以外
•定期的に自動で実施される燃料噴射量学習が行われていないとき
●エンジンを始動し、 一度走行したあと
●ボンネットを閉めて、 エンジンを始動したとき
●バッテリーの状態が良好のとき
●すべてのドア、 リヤゲート、 ボンネットが閉まっているとき
●運転席シートベルトを着用しているとき
●エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルがの位置で作動( A/CO N)していない
とき
●( フルオートエアコン )
•エアコンの温度設定ダイヤルが最大冷房(A/CON)以外の位置になっているとき
•車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致しているとき
●i-stop 警告灯( 橙 )が点灯 / 点滅していないとき
●キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの機能が正常なとき
●ブレーキ負圧が十分に高いとき
●ハンドルを操作していないとき
●( マニュアル車 )
•車速が 3km/h 以下のとき
•チェンジレバーがニュートラルの位置のとき
•クラッチペダルを踏んでいないとき
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
●( オートマチック車 )
•車両が停車しているとき
•セレクトレバーが D/M(2 速固定モードではない )レンジのとき
•オートマチックトランスミッションフルードが十分に暖まっているとき
•オートマチックトランスミッションフルードの温度が異常に高くないとき
•ハンドルがほぼ直進状態のとき(直進状態にしていてもハンドルに力をかけている
とアイドリングストップしない場合があります。アイドリングストップさせたいと
きは、 ハンドルにかけている力をゆるめてください。)
•ブレーキペダルを踏んで停車させたとき
•急制動ではないとき
作動しないとき
次の条件のとき、 アイドリングストップしません。
●走行せずにアイドリングを続けていているとき
●エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルがの位置で作動(A/CO N)していると
き
●( フルオートエアコン )
•エアコンの温度設定ダイヤルが最大冷房(A/CON)の位置のとき
•車内の温度とエアコンの設定温度が大きく外れているとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
●気圧が低いとき( 標高が高いところを走行しているとき )
●( オートマチック車 )
•急な坂道で停車したとき
•停車時のハンドルが直進状態でないとき
●(SKYACTIV-D 1.5)
ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF) による PM (Particulate Matter: 粒
子状物質 )の除去が行われているとき
ŒÝ
アイドリングストップするまでに時間がかかるとき
●車両を長時間使用しなかったときなどでバッテリーが放電したとき
●外気温が高いとき、 または低いとき
●バッテリー交換等によりバッテリー端子をはずしたあと
●(SKYACTIV-D 1.5)
ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)に よる PM の除去が行われたあ
と
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