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ホイールレンチ又はジャッキレバーを使
用するときは、先端に布などを巻いてくだ
さい。ホイールレンチ又はジャッキレ
バーが直接バンパーにあたると、傷がつく
おそれがあります。
ホイールレンチを使ってけん引フックを
確実に取り付けます。
けん引ロープをフックにかけます。
ロープは5m以内にして、中央に0.3m平方
(0.3m×0.3m)以上の白い布を必ずつけて
ください。
けん引してもらう車はエンジンをかけ、
セレクトレバーをNにいれます。エンジ
ンがかからないときは、電源ポジション
をACCにします。
¢やむをえずエンジンがかかってい
ない状態でけん引される場合は、
慎重に運転してください。
エンジンがかかっていないときは、ブレー
キの効きが悪くなったり、ハンドル操作が
重くなるなど運転操作が困難になり、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
けん引中は電源ポジションをOFFにしない
でください。OFFにするとハンドルがロッ
クされ、操作できなくなり、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
パーキングブレーキを解除します。
けん引する車の制動灯に注意し、ロープ
をたるませないように走行してくださ
い。
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Form No.Dウ
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点検整備について
安全で快適な運転をするために、日常点検整
備および定期点検整備を実施することが法
律で義務づけられています。
安心してお車に乗っていただくために、ま
た、大きなトラブルを防ぐ意味からも、定期
的に点検整備を実施してください。
使用済バッテリーやタイヤ、エンジンオイ
ルなどの廃液を処分するときは、マツダ販
売店にご相談ください。
¢点検は平らな場所で、車に輪止め
をしてから行なってください。
車が不意に動き出すと、思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
¢エンジンルーム内を点検するとき
は、ファンやベルトなどの回転部
に触れないようにしてください。
手や指などが巻き込まれるなど、重大な傷
害につながるおそれがあります。
エンジンルーム内を点検するときは、エン
ジンの高温部に触れないようにしてくださ
い。やけどをするおそれがあります。
新車登録後1か月(または走行距離
1,000km)、6か月(または走行距離
5,000km)は無料で点検が受けられます。
定期点検
12か月、24か月の定期点検整備はマツダ販
売店で受けてください。
l点検の結果は別冊のメンテナンスノー
ト内「定期点検整備記録簿および定期
点検整備の記録」に記入してくださ
い。
l一般的な使用よりも厳しい使われ方を
した車はシビアコンディションとして
早めに点検整備をする必要がありま
す。
くわしくは、別冊のメンテナンスノー
トに記載しています。
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Form No.Dウ
点検、整備
6.車との上手なつきあいかた
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エンジンルームをのぞいて
エンジンルームの点検をしたときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れる
とエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
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Form No.Dウ
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ウォッシャー液の補充
ウォッシャー液がNORMALの位置より下に
あるときは、純正ウォッシャー液の容器に表
示してある凍結温度を参考に濃度を調節し、
補充してください。
エンジンがかかっているときやエンジンが
熱いときはウォッシャー液を補充しないで
ください。ウォッシャー液がエンジンなど
にかかると、出火するおそれがあります。
lウォッシャータンクはフロントワイ
パー用とリヤワイパー用で兼用してい
ます。
lウォッシャー液のかわりに石けん水な
どを入れないでください。塗装のシミ
になるおそれがあります。
l寒冷地では、ウォッシャー液をタンク
いっぱいまで補充しないでください。
タイヤの点検
日常点検としてタイヤは定期的に点検して
ください。
点検要領については別冊のメンテナンス
ノートを参照してください。
空気圧の点検
¢タイヤの空気圧が不足したままで
走行しないでください。
タイヤの空気圧が不足していると車両の
安定性を損なうばかりでなく、タイヤが偏
摩耗したりします。また、タイヤの空気圧
が不足したままで高速走行すると、タイヤ
がバースト(破裂)するなどして、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
lタイヤの空気圧は走行に伴い約1割程度
上がることがあります。日常はタイヤが
冷えている時にタイヤの接地部のたわみ
状態を見て空気圧が適当であるかを点検
します。
lラジアルタイヤはたわみの状態での点検
では空気圧が分かりにくいので、空気圧計
で点検します。
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Form No.Dウ
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洗車するとき
水洗いするとき
車の足まわりに付いている泥を洗い落と
します。
車体上部から水をかけながら、やわらか
いスポンジやセーム皮などで洗います。
汚れがひどいときは洗車用洗剤を使用
し、水で十分洗い流してください。
はん点が残らないように水をふき取って
ください。
l車の下まわりや足まわりを洗うときは
けがをしないよう注意してください。
lオートワイパー装備車は、ワイパーレ
バーをOFFの位置にしてください。電
源ポジションがONで、ワイパーレバー
がAUTOの位置のとき、ワイパーが自動
で作動することがあります。
l運転席/助手席側ワイパーアームを起こ
すときは、運転席側のワイパーアームか
ら起こしてください。また、降ろすとき
は助手席側のワイパーアームから降ろ
してください。ワイパーアームとブ
レードが接触し損傷するおそれがあり
ます。
lエンジンルーム内に水をかけないでく
ださい。エンジンの始動不良や電気部
品の故障につながるおそれがありま
す。
l洗車後は、ブレーキパッドがぬれている
ため、ブレーキの効きが悪くなっている
おそれがあります。低速で走りながら、
アクセルペダルを放してブレーキペダ
ルを軽く数回踏んで、効きが回復するま
でブレーキを乾かしてください。
l洗車やワックスがけを行うときは、車体
のルーフ部の一点やアンテナに強い力
をかけないようにしてください。強い
力をかけると、車体がへこんだり、アン
テナが損傷するおそれがあります。
洗車するときは、硬いブラシやたわしなど
を使用しないでください。
塗装を傷つけるおそれがあります。
自動洗車機を使用するとき
lドアミラーを格納してください。
lアンテナを取りはずしてください。
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車の手入れ
6.車との上手なつきあいかた
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冬にそなえて
エンジンオイルの準備
外気温に応じたエンジンオイルに交換して
ください。
→233ページ「エンジンオイル」
冷却水の濃度の調節
冷却水には、凍結を防止するために不凍液が
入っています。
冬場になっても凍結しないよう冷却水の濃
度を調節してください。
不凍液の割合凍結温度
30%-16°C
50%-37°C
純正ロングライフクーラント(ゴール
デン)
を使用する場合
純正ロングライフクーラント(ゴールデ
ン)
は濃度調整済みの冷却水です。
薄めずそのままご使用ください。
冷却水量の点検や補充については別冊のメ
ンテナンスノートに記載しています。
冷却水を交換する場合はマツダ販売店にご
相談ください。
ウォッシャー液の濃度の調節
ウォッシャー液が凍結するのを防ぐため、
ウォッシャー液容器に表示してある凍結温
度を参考にして、外気温に応じた濃度に調節
してください。
→211ページ「ウォッシャー液の補充」
バッテリー液の点検
気温が下がるとバッテリー性能が低下する
ためエンジン始動が困難になる場合があり
ます。
バッテリー液の量、比重を点検し、必要に応
じて液の補充をしてください。
l点検、補充の要領は別冊のメンテナンス
ノートに記載しています。
l交換するときは、マツダ販売店にご相談く
ださい。
冬用タイヤ、タイヤチェーンの
準備
冬用タイヤに交換するときは、前後輪とも指
定された同一サイズ、同一種類のものを使用
してください。
¢タイヤを交換するときは前後輪と
も必ず指定された同一サイズ、同
一種類のものを使用してくださ
い。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装
着すると走行安定性が損なわれるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純
正品を準備し、使用する前に一度装着してみ
てサイズを確認しておきましょう。
→225ページ「タイヤチェーンの取り付け」
222
VERISA_Dウ_初版222ページ
2014年7月30日08:36 AM
Form No.Dウ
積雪、寒冷時の取り扱い
6.車との上手なつきあいかた
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駐車するときは
l寒冷時はパーキングブレーキをかけると
凍結して解除できなくなるおそれがあり
ます。
パーキングブレーキは使わず、セレクトレ
バーをPにいれてタイヤに輪止めをして
ください。
lボンネット側を風下に向けて駐車してく
ださい。風上に向けるとエンジンが冷え
すぎて始動しにくくなることがありま
す。
lワイパーアームは立てて駐車してくださ
い。寒冷時はワイパーゴムがガラスに凍
りつくことがあります。
タイヤチェーンの取り付け
タイヤチェーンは前輪に取り付けます。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純
正品を使用してください。タイヤチェーン
に付属の取扱説明書にしたがって正しく取
り付けてください。
タイヤチェーンの取り付けは、交通のさまた
げにならず、安全に作業ができる平らな場所
で行なってください。
路上で行なう場合は、非常点滅灯、停止表示
板(停止表示灯)を使用してください。
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経済的な運転
地球環境にやさしい、経済的な運転を心がけてください。
アイドリングストップ
コンビニでの買い物、人待ちや荷降ろしな
ど、ちょっとした駐車のときにもエンジンを
止めましょう。
10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料
を浪費します。
不要な荷物は積まない
荷物が多いほど、燃料を多く消費します。不
要な荷物は降ろして走行しましょう。
100 kgの不要な荷物を載せて走ると、3%程
度燃費が悪化します。
空ぶかしをしない
空ぶかしをやめると、燃料を節約できます。
空ぶかしは環境にも車にもよくありませ
ん。
エアコンの使用は控えめに
エアコンの使用を控えると、燃料の節約にな
ります。
外気温25°Cの時に、エアコンを使用すると、
12%程度燃費が悪化します。
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VERISA_Dウ_初版228ページ
2014年7月30日08:36 AM
Form No.Dウ
環境保護のために
6.車との上手なつきあいかた