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Black plate (112,1)
2WD/4WDの切り替えかた
¢4WDセレクトレバーをNにしたま
ま駐車しないでください。
Nにするとチェンジレバーを1またはRにし
ても歯止めの役目をしないため、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
2H4H (R.F.W.ロック表示灯が消灯
しているとき)
停車します。
4WDセレクトレバーを2H4Hにいれ
ます。
操作は車が止まっているときに行なってく
ださい。走行中に操作すると4WD装置の
故障につながるおそれがあります。
2H4H (R.F.W.ロック表示灯が点灯
しているとき)
走行中に4WDセレクトレバーを2H4Hに
いれることができます。
ハンドルが直進状態のときに行なってくだ
さい。
4H4L
停車します。
4WDセレクトレバーを4H4Lに操作し
ます。
操作は車が止まっているときに行なってく
ださい。走行中に操作すると4WD装置の
故障につながるおそれがあります。
4H2H
走行中に4WDセレクトレバーを4H2Hに
いれることができます。
電源ポジションがONのときは、4輪駆動の状
態から4WDセレクトレバーを2Hにいれて
も、R.F.W.ロック表示灯は点灯(前輪と前輪
駆動装置は接続)したままです。表示灯を消
灯させる(前輪と前輪駆動装置を切り離す)
ときは、安全な場所に停車し、一度電源ポジ
ションをACCまたはOFFにしてください。
¢60km/h以上の高速走行および乾
燥した舗装道路では、後輪駆動で
走行してください。
4輪駆動で走行すると、駆動系部品に悪影
響をあたえ、駆動系のオイル漏れや焼きつ
きなどにより、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
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BONGO TRUCK_JK_初版112ページ
2015年12月10日02:14 PM
Form No.JK
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
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Black plate (113,1)
l4WD車には、駆動状態を検出する機能
があり、4WD表示灯で駆動状態を確認
することができます。
4WDセレクトレバーを操作して、駆動
状態を切り替えたときに、4WD表示灯
が点滅(1.0秒間隔)をすることがあり
ます。これは駆動装置が駆動状態を切
り替え中であることを示しているため
故障ではありません。
l4輪駆動から後輪駆動に切り替え操作
をしても、4WD表示灯が消灯しないと
きは、周囲の安全を確認後、直進状態で
加減速またはシフトチェンジをして後
輪駆動に切り替えてください。それで
も切り替わらないときは周囲の安全を
確認後、後退をして後輪駆動に切り替
えてください。積載状態やタイヤの摩
耗状態によっては、切り替わりにくい
場合があります。
l長時間2Hで走行するときは、R.F.W.
ロック表示灯を消灯させます。表示灯
が点灯したまま走行すると、前輪駆動
装置を動かすことになり、経済的に不
利な走行になります。
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BONGO TRUCK_JK_初版113ページ
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Form No.JK
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4WDセレクトレバーの各位置の働きと表示灯
マニュアル車
4WDセレクト
レバーの位置
(駆動方法)使いかた4WD表示灯R.F.W.ロック
表示灯
2H
(後輪駆動)後輪のみに駆動力を伝える位置です。通常走
行時に使用します。
(消灯)
(消灯)
後輪のみに駆動力を伝える位置です。走行中
に4WDセレクトレバーを4Hに入れることがで
きます。ただし後輪駆動で走行しつづけると
きは、経済的に不利な走行となります。
→112ページ「2WD/4WDの切り替えかた」
(点灯)
4H
(4輪駆動ハイ
レンジ)4輪に駆動力を伝える位置です。積雪路、砂地、
ぬかるみ、急な坂道など、すべりやすい路面で
強い駆動力を必要とするときに使用します。
(点灯)(点灯)
N
(ニュートラル)4輪にエンジンの動力が伝わらない位置です。
この位置での走行はできません。
(点滅)(点灯)
4L
(4輪駆動ロー
レンジ)4輪に駆動力を伝える位置です。積雪路、砂地、
ぬかるみ、急な坂道など、すべりやすい路面で
4Hよりも強い駆動力を必要とするときに使用
します。
(点灯)(点灯)
4WD表示灯、R.F.W.ロック表示灯が点滅しているときは111ページの「表示灯の点滅の仕方」をお読み
ください。
¢60km/h以上の高速走行および乾燥した舗装道路では、後輪駆動で走行してく
ださい。
4輪駆動で走行すると、駆動系部品に悪影響をあたえ、駆動系のオイル漏れや焼きつきなどによ
り、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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BONGO TRUCK_JK_初版114ページ
2015年12月10日02:14 PM
Form No.JK
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
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Black plate (115,1)
4WD装置の保護のため、4H (4輪駆動ハイレンジ)では車速が60km/h、4L (4輪駆動ローレンジ)
では40km/hを超えないように運転してください。
オートマチック車
4WDセレクト
レバーの位置
(駆動方法)使いかた4WD表示灯R.F.W.ロック
表示灯
2H
(後輪駆動)後輪のみに駆動力を伝える位置です。通常走行
時に使用します。
(消灯)
(消灯)
後輪のみに駆動力を伝える位置です。走行中に
4WDセレクトレバーを4Hに入れることができ
ます。ただし後輪駆動で走行しつづけるとき
は、経済的に不利な走行となります。
→112ページ「2WD/4WDの切り替えかた」
(点灯)
4H
(4輪駆動ハイ
レンジ)4輪に駆動力を伝える位置です。積雪路、砂地、
ぬかるみ、急な坂道など、すべりやすい路面で強
い駆動力を必要とするときに使用します。
(点灯)(点灯)
4WD表示灯、R.F.W.ロック表示灯が点滅しているときは111ページの「表示灯の点滅の仕方」をお読み
ください。
¢60km/h以上の高速走行および乾燥した舗装道路では、後輪駆動で走行してく
ださい。
4輪駆動で走行すると、駆動系部品に悪影響をあたえ、駆動系のオイル漏れや焼きつきなどによ
り、思わぬ事故につながるおそれがあります。
4WD装置の保護のため、4H (4輪駆動ハイレンジ)では車速が60km/hを超えないように運転して
ください。
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BONGO TRUCK_JK_初版115ページ
2015年12月10日02:14 PM
Form No.JK
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Black plate (191,1)
ジャッキの取り扱い
ジャッキアップする前に
交通のさまたげにならず、安全に作業で
きる地面の平らで固い場所に車を移動し
ます。
マニュアル車はチェンジレバーを1また
はRに、オートマチック車はセレクトレ
バーをPにいれます。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
→109ページ「4WDセレクトレバー」
ブレーキペダルを踏んだまま、パーキン
グブレーキをかけ、エンジンを止めま
す。
必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停
止表示板(停止表示灯)を使用します。
人や荷物を降ろし、工具、ジャッキを取り
出します。
→189ページ「工具、ジャッキ」
輪止めを用意します。
輪止めや停止表示板(停止表示灯)はお客
様のお車に標準で搭載されておりませ
ん。
必要に応じてマツダ販売店でお求めくだ
さい。なお、輪止めには、タイヤを固定で
きる大きさの石や木材が代用できます。
取り出すとき
シートの背もたれを前に倒します。
→37ページ「角度調節(リクライニン
グ)」
ジャッキの図の部分をゆるめてジャッキ
を取り出します。
191
BONGO TRUCK_JK_初版191ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
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Black plate (192,1)
格納するとき
取り出すときと逆の手順で格納場所に固定
します。
ジャッキアップするとき
lジャッキアップするときはマニュアル
車はチェンジレバーを1またはRに、オー
トマチック車はセレクトレバーをPにい
れ、パーキングブレーキをかけ、ジャッ
キをかける位置と対角の位置に輪止め
をしてください。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
チェンジレバーが1またはR、セレクトレ
バーがPにはいっていても、車が動き
ジャッキがはずれて思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
lジャッキアップした状態で車のエンジ
ンをかけないでください。ジャッキが
はずれた場合、思わぬ事故につながるお
それがあります。
パーキングブレーキをしっかりとかけ、
ジャッキをかける位置と対角の位置にあ
るタイヤに輪止めをします。
l前輪をジャッキアップするときは、後
輪の前後
l後輪をジャッキアップするときは、前
輪の前後
ジャッキを地面に置きます。
ジャッキの図の部分を手でまわして
ジャッキをジャッキアップ指定位置の近
くにくるよう調節します。
192
BONGO TRUCK_JK_初版192ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
緊急用具の取り扱い
5.万一のときは
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Black plate (196,1)
タイヤ交換
¢タイヤを交換するときは前後輪と
も必ず指定されたサイズ、同一種
類のものを使用してください。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装
着すると走行安定性が損なわれるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤサイズは、運転席ドアを開けたボ
ディー側に貼付されているラベルで確認
してください。
くわしくはマツダ販売店にご相談くださ
い。
タイヤ交換をする前に
交通のさまたげにならず、安全に作業で
きる地面が平らで固い場所に車を移動し
ます。
マニュアル車はチェンジレバーを1また
はRに、オートマチック車はセレクトレ
バーをPにいれます。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
→109ページ「4WDセレクトレバー」
ブレーキペダルを踏んだままパーキング
ブレーキをかけエンジンを止めます。
必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停
止表示板(停止表示灯)を使用します。
人や荷物を降ろし、工具、ジャッキ、スペ
アタイヤを取り出します。
→189ページ「工具、ジャッキ」
→194ページ「スペアタイヤ」
輪止めを用意します。
輪止めや停止表示板(停止表示灯)はお客
様のお車に標準で搭載されておりませ
ん。
必要に応じてマツダ販売店でお求めくだ
さい。なお、輪止めには、タイヤを固定で
きる大きさの石や木材が代用できます。
タイヤの取りはずし
ホイールキャップ装着車はホイールとホ
イールキャップの間にホイールレンチの
端を入れ、図のようにこじりながらホ
イールキャップをはずします。
ホイールレンチでナットを左に約1回転
まわしてゆるめます。
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BONGO TRUCK_JK_初版196ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
パンクしたとき
5.万一のときは
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Black plate (218,1)
けん引してもらうとき
けん引はできるだけマツダ販売店またはJAF
などに依頼してください。特に、エンジンが
かかっているのに車が動かないときや異常
な音がするときは駆動装置の故障が考えら
れます。必ずマツダ販売店またはJAFなどに
連絡してください。
長い下り坂を降りるときは、レッカー車で
けん引してください。ロープでけん引をす
ると、車間距離を保つためにフットブレー
キを多用し、ブレーキが過熱して効かなく
なります。このような状態でけん引を続け
ると、前の車に衝突するおそれがありま
す。
lオートマチック車をロープでけん引し
てもらうときは、速度30km/h以下、走行
距離は30km以内にしてください。高速
走行や長距離走行をすると、駆動装置に
悪影響をおよぼし、損傷するおそれがあ
ります。できるだけマツダ販売店や
JAFなどに依頼し、レッカー車またはト
レーラーを使用してください。
l4WD車をけん引してもらうときは、まず
マツダ販売店へご相談の上、次の点に注
意してください。
l駆動装置が故障したと思われるとき
は、前後輪を持ち上げてけん引して
ください。
l前輪または後輪を持ち上げてけん引
してもらうときは、後輪駆動にし、一
度電源ポジションをACCまたはOFF
にしてください。
l後輪を持ち上げてけん引してもらう
ときはハンドルを直進の状態にして
固定してください。
金属製のチェーンやワイヤーロープなど
を使用するときは、ロープに布などを巻い
てください。ロープが直接バンパーにあ
たると、傷がつくおそれがあります。
やむをえずロープでけん引してもらうとき
は、車両の前側にあるけん引フックを使用
し、次の手順で行なってください。
2WD車はエンジンを止めます。
4WD車は後輪駆動にしてエンジンを止
めます。
→107ページ「4WD」
けん引ロープをフックにかけます。
ロープは5m以内にして、中央に0.3m平方
(0.3m×0.3m)以上の白い布を必ずつけて
ください。
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BONGO TRUCK_JK_初版218ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
けん引について
5.万一のときは