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7. 万一のとき/パンク
7-9
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他車に注意をうながすため、非常点
滅灯を点滅させます。他車の通行の
じゃまにならず、安全に作業がで
き、地面が硬くて平らな場所に車を
移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
けます。
セレクトレバーを に入れエンジ
ンを止めます。
エンジンを止め、チェンジレバーを
R、または1速に入れます。
必要に応じて、停止表示板(別売
り)を置きます。
交換するタイヤ(2)と対角線の位
置にあるタイヤの前後に、輪止め
(1)(市販品)を置きます。
80J1245
ABS やタイヤ空気圧警報システム
(タイプ別装備)の場合、正確なタ
イヤ回転速度が検出できなくなっ
て、これらの機能が正常に作動しな
い場合があります。
4WD車では、その性能が十分に発揮
できないばかりでなく、駆動系部品
に悪影響をあたえるおそれがありま
す。
応急用スペアタイヤは、高速走行に
は適していません。やむをえず高速
道路を走行する場合は、最低速度
(法令では高速道路の最低速度は
50km/hです)に近い速度で走行し
てください。
応急用スペアタイヤは、標準タイヤ
に比べ直径がやや小さいため、車高
が少し低くなります。突起物などを
乗り越えるときは、車体を接触させ
ないように気をつけてください。
タイヤチェーンを装着した前輪がパン
クしたときは、応急用スペアタイヤを
後輪に使用し、外した後輪の標準タイ
ヤを前輪につけてからタイヤチェーン
を再装着してください。
応急用スペアタイヤは、この車専用で
す。他の車に使用したり、他の車の応
急用スペアタイヤをこの車に使用した
りしないでください。思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
装着したときの走行は
タイヤチェーンは装着できません
他の車のスペアタイヤを使わない
別売りの応急用スペアタイヤが準備で きない場合は、タイヤパンク応急修理
セット( 7-2 ページ参照)をご使用く
ださい。
タイヤ交換の準備
1
2
オートマチック車
P
マニュアル車
3
(1) (2)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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7. 万一のとき/バッテリーあがり
7-14
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工具とジャッキを所定の位置に収納し
てください。
タイヤ空気圧警報システム装備車は、
空気圧の調整後にタイヤ空気圧警報シ
ステムの初期設定を行なってくださ
い。
→ 4-25ページ
(タイヤ空気圧警報システム)
次のようなときは、バッテリーがあがっ
ています。
エンジンをかけようとしてもスターター
がまわらない。または、まわっても回転
が弱くてエンジンがかからない。
ヘッドライトが極端に暗かったり、
ホーンの音が小さかったりする。 ブースターケーブルと、12 Vバッテリー
を使用している他のバッテリー正常車が
あれば、エンジンの始動ができます。
1 本目のブースターケーブルを①→
②の順序で接続し、2 本目のブース
ターケーブルを③→④の順序で接続
します。
①バッテリーあがり車の 端子
②バッテリー正常車の 端子
③バッテリー正常車の 端子
④バッテリーあがり車のエンジン本体 (エンジンマウントのボルトなど)
70K70081
①~④の数字は、ブースターケー
ブルを接続する順序を表していま
す。
バッテリー正常車のエンジンを始動
し、エンジンの回転を少し高めに保
ちます。
バッテリーあがり車のエンジンを始
動します。
タイヤを交換してしばらく走行した
あと、ホイールナットにゆるみがな
いか確認してください。
タイヤを交換したあと、車体の振動
などの異常を感じたときは、マツダ
販売店にご連絡ください。
アルミホイール(タイプ別装備)の
場合、タイヤを交換してから 1,000
km 程度走行したあとに、ホイール
ナットにゆるみがないか点検してく
ださい。
タイヤを交換したあとは
バッテリーあがり
バッテリーあがりとは
(1) ブースターケーブル
(2) 正常車のバッテリー
バッテリーあがりのときは
1
(1)
(2)
12V
'
* )
(
2
3
000-AZ 取扱説明書 .book 14 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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7. 万一のとき/電球切れ
7-19
Ö9
ヘッドライトなどのレンズ内
面のくもり
レンズ内面に大粒の水滴がついていると
きやランプ内に水がたまっているとき
は、マツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
電球が切れているときは、ワット数およ
び型式が同一の電球と交換してください。
電球のワット数および型式は、サービス
データ(8-4ページ)をご覧ください。
電球を交換しても点灯しない、または
すぐ切れるときは電気系統の故障が考
えられます。マツダ販売店で点検を受
けてください。
なお、制動灯が点灯しないときには、
タイヤ空気圧警報システム(タイプ別
装備)が正常に作動しない場合があり
ます。
→ 4-25ページ
(タイヤ空気圧警報システム)
51K0180
ヘッドライトやリヤコンビネーション
ランプなどは、ランプ内外の温度差に
より一時的にレンズ内面がくもること
がありますが、機能上の問題はありま
せん。(窓ガラスがくもるのと同じ現
象)
感電のおそれがあるため、次の電球交
換は絶対に行なわないでください。交
換の際は、マツダ販売店にご相談くだ
さい。
ディスチャージヘッドライト。高電
圧を使用しています。
電球を交換するときは
ディスチャージ仕様車 ( カスタムスタ
イル以外 ) の上向きヘッドライト ( ハ
ロゲン電球 )。交換時に高電圧部分に
ふれるおそれがあります。
電球を交換するときは、次のことをお
守りください。
安全で平らな場所に駐車し、パーキ
ングブレーキをしっかりとかけてく
ださい。
電球が十分に冷えてから行なってく
ださい。消灯直後は熱くなるため、
やけどのおそれがあります。とくに
ハロゲン電球(ヘッドライトやフォ
グランプ)が高温になります。ま
た、エンジンルーム内の電球は、エ
ンジンが十分に冷えてから交換して
ください。
ハロゲン電球は高圧ガスを封入して
いるため、とくに慎重に扱ってくだ
さい。割れるとガラスが飛散して、
けがのおそれがあります。
車両の部品などで手や腕などをけが
しないよう、長袖の上着と手袋を着
用してください。
ハロゲン電球を扱うときは、油脂類が
付着していない、きれいな手袋をはめ
てください。使用時電球が高温になる
ため、素手で扱ってガラス部分に油な
どが付着すると、発熱による早期電球
切れのおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 19 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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8. サービスデータ
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次の機能は、必ず初期設定してください
項目機能初期設定が必要なとき
パワーウインドー
→ 3-18ページ はさみ込み防止機能
→ 3-20ページ バッテリー端子やヒューズ
(7-16ページ参照)を外す
などしたとき
タイヤ空気圧警報システ
ム(タイプ別装備)
→ 4-25ページ タイヤ空気圧の正常な状態
を検知する機能
タイヤ空気圧の調整後
タイヤ、ホイールの交換後
タイヤのローテーション後
メーター内のタイヤ空気圧
警告灯の点灯時
000-AZ 取扱説明書 .book 7 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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