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必読! 安全なドライブのために
2-1
Rc2. 必読!
安全なドライブのために
とくに重要な項目ですのでしっかりお読
みください。
出発の前に(お車の確認) ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2
荷物を積むときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-4
お子さまを乗せるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-5
運転席に座って ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-9
エンジンをかけるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-10
走行するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-11
駐車するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-16
給油するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-19
オートマチック車を運転するときは ・・・・・・・ 2-21
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・ 2-22
4WD車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-24
ターボ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-24
こんなことにも注意して ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-25
エコドライブをしましょう ・・・・・・・・・・・・・・・ 2-28
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRS エア
バッグシステム、ABS(アンチロックブレーキ
システム)などの安全装備も、乗員の安全確保
には限界があります。法定速度を厳守するとと
もに、スピードを控えめにして安全運転に心が
けてください。
000-AZ 取扱説明書 .book 1 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-3
72J20040
バッテリ-の液面を点検する
80J1267
バッテリー液面が下限(2)より下に
あるときは、バッテリー補充液を上限
(1)まで補給してください。→ メンテナンスノート(日常点検)
指定空気圧を守らないと車の性能が
十分に発揮できず、次のようなこと
が起きるおそれがあり、思わぬ事故
につながったり、故障の原因となっ
たりするおそれがあります。
・走行安定性が悪化する
・ブレーキをかけたときの制動距離が伸びる
・ABS やタイヤ空気圧警報システ ム(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって正常に作動しなくなる
・4WD 車では、その性能が十分に 発揮できないばかりでなく、駆
動系部品に悪影響をあたえる
空気圧が極端に低いまま走行する
と、タイヤがバースト(破裂)して
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。バッテリー液が不足すると、発熱や
爆発のおそれがあります。また、
バッテリーの寿命を縮めるおそれが
あります。
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 3 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-24
4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。
路面の状況に注意して走行する
80J042
ターボ車には特有の操作上の注意があ
ります。正しい取扱いをしてください。
ターボとは
エンジンに多量の空気を送り込んで、よ
り大きな馬力を引き出す精密装置です。
ターボ装置には高温で超高速回転する
羽根が取り付けられており、その軸受
部をエンジンオイルで潤滑・冷却して
います。
4WD 車 は、雪 道、急 坂 路、砂 地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整 地)、ラリー
専用車ではありません。必ず次のこ
とをお守りください。
砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。
ブレーキ性能は 2WD 車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやす
い路面での走行には十分車間距離
をとってください。アクセル、ハ
ンドル、ブレーキの操作も、2WD
車と同様に慎重に行なってくださ
い。
渡河走行や水中走行をしないでく
ださい。
4WD車を運転するときは
ターボ装置の潤滑や冷却を適切に行
なうために、次のことをお守りくだ
さい。守らないと、ターボ軸受部の
固着や異音の原因となります。
エンジン始動直後などのエンジン
が暖まっていないときは、空ぶか
しや急加速をしないでください。
82K006
高速走行、登坂走行直後は、すぐ
にエンジンを止めないでください。
高速走行直後は約1分、登坂走行直
後は約2分のアイドリング運転をし
てターボ装置を冷やしてから、エ
ンジンを止めてください。
エンジンオイル、オイルフィルター
は定期的に交換してください。
→ 2-28 ページ(エンジンオイル は定期的に交換する)
ターボ車を運転するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 24 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/チェンジレバー
3-73
‹Ç½‚¶šÐ
坂道発進するときは、左足でパーキン
グブレーキペダルをカチッと音がする
まで踏んでおき、右足でアクセルペダ
ルを慎重に踏み、車が動きだす感触を
確認しながらパーキングブレーキペダ
ルをゆっくりともどしてください。
パーキングブレーキ解除忘れ
警告ブザー
パーキングブレーキを解除し忘れたまま
走行すると、室内ブザーが“ピピピッ、
ピピピッ”と鳴り続けます。
チェンジレバーを操作するときは、ク
ラッチペダルをいっぱいに踏みます。
70K131
誤操作防止のため、5速からR(リバー
ス)に直接入れることはできません。
一度 N(ニュートラル)に入れてから
Rへ操作してください。
シフトダウンの上限速度
エンジンの過回転を防ぐため、次の表に
示す上限速度以下でシフトダウンしてく ださい。
※走行条件やお車のタイプにより、この 上限速度に達しない場合があります。
警告ブザーが鳴ったときは、ただちに
安全な場所に停車し、パーキングブ
レーキを解除してください。走行中の
解除は、操作に気を取られて思わぬ事
故を起こすおそれがあります。
チェンジレバー
チェンジレバーの操作
マニュアル車
シフト
ダウン 上限速度(km/h)
2WD車 4WD車
2速 → 1速 35 30
3速 → 2速 60 55
4速 → 3速 100 95
5速 → 4速 145 130
上限速度を超えた速度でシフトダウン
しないでください。エンジンの回転が
上がり過ぎて、エンジンが故障する原
因となります。
000-AZ 取扱説明書 .book 73 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-6
Y>_
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム非装備車
キーカバー(2)を外します。
ス ク リ ュ ー(1)は、サ イ ズ の
合ったプラスドライバー(市販
品)で外します。
64L60010
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。(冬 用 タ
イヤも同様です)
ABS やタイヤ空気圧警報システム
(タイプ別装備)の場合、正確なタイ ヤ回転速度が検出できなくなって、
正常に作動しない場合があります。
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
濡れた手で電池交換しない
電池以外の端子や電子部品に触れな
い
端子を曲げない
油や異物を付着させない
リモコンキーの電池交換
電池交換の際、リモコンキーを破損
するおそれがありますので、マツダ
販売店での交換(有料)をおすすめ
します。
電池は、マツダ販売店や家電量販
店・ホームセンターなどでご購入く
ださい。
使用電池 リチウム電池CR1216
スクリューのサイズ・形状に合わない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
1
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 6 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-14
Ío½
タイヤチェーン
この車に適合したマツダ純正品を装着し
てください。適合するタイヤチェーンに
ついては、マツダ販売店にご相談くださ
い。
タイヤチェーンを装着する前に
■ タイヤチェーンは前輪に装着
この車は前輪が駆動輪、または前輪が駆
動輪ベースの 4WD です。後輪には装着 しないでください。
■ 応急用スペアタイヤ(別売り) には装着できません
前輪がパンクしたときは、応急用スペア
タイヤを後輪につけ、外した後輪の標準
タイヤを前輪につけてから、タイヤ
チェーンを前輪に装着します。
■ ジャッキアップに適した安全 な場所で装着
7-9 ページ の「タイヤ交換の準備 」の
、 をお読みください。
■ フルホイールキャップ(タイ プ別装備)を外してから装着
フルホイールキャップの傷つき防止のた
め、キャップを外してからタイヤチェー
ンを装着します。キャップの外しかたは
7-10ページ をお読みください。
タイヤチェーンの装着
タイヤチェーンに付属の取扱説明書をよ
くお読みください。
適合品以外を装着しないでくださ
い。ブレーキ配管や車体を損傷する
おそれがあります。
タイヤチェーンを装着して走行すると
きは、安全およびタイヤチェーン保護
のためスピードを控えめ(30 km/h
以 下)に し、急 発 進、急 加 速、急 ブ
レーキ、急ハンドル、急激なエンジン
ブレーキなど「急」のつく運転をした
り、突起や穴を乗り越えたりしないで
ください。
ABSやタイヤ空気圧警報システム (タ
イプ別装備)の場合、タイヤチェーン
を装着すると正確なタイヤ回転速度
が検出できなくなって、正常に作動し
ない場合があります。
タイヤチェーンを装着したまま、雪の
ない舗装路を走行しないでください。
路面が損傷したり、 タイヤチェーンの
摩耗が早まったりします。 また、4WD
車の場合、 駆動装置に無理な力がかか
り、故障の原因となります。
走行中にいつもと違う音がするとき
は、ただちに停車して点検してくだ
さい。タイヤチェーンが切れたり、
一部が外れたりして車体にあたる
と、ブレーキ配管や車体を損傷する
おそれがあります。
タイヤチェーンを装着するとき
アルミホイール装備車の場合、タイヤ
チェーンでホイールに傷がつくおそれ
があります。
12
000-AZ 取扱説明書 .book 14 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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7. 万一のとき/パンク
7-8
›
½y
走行後、タイヤ空気圧が 130 kPa
未満に低下していた場合は、本修
理セットによる応急修理ができて
いないことを示しています。走行
を中止して、マツダ販売店や JAF
などのロードサービス事業者にご
連絡ください。
異常がなければ、付属の速度制限
シールを運転者のよく見えるところ
に貼ります。十分注意して80 km/h
以下の速度で走行してください。
82K359
タイヤを応急修理したあとは
応急修理剤を使用したタイヤは、一時的
に使用するものです。すみやかにマツダ
販売店で、タイヤ交換または修理してく
ださい。
タイヤ交換または修理を依頼するとき
は、修理剤を使用したことを知らせて
ください。また、修理剤の抜き取りに
必要なため、空になった修理剤ボトル
を渡してください。
ホイールは、付着した修理剤をふき取
り、バルブコアを新しいものに交換す
れば再使用できます。
タイヤを修理・再使用するときは、付
着した修理剤をふき取る必要がありま
す。ただし、タイヤの損傷の程度に
よっては、再使用できない場合があり
ます。
新しい修理剤はマツダ販売店でご購入
ください。
応急用スペアタイヤ(別売り)は、標準 タイヤがパンクしたときに一時的に使用
するものです。パンクしたタイヤはただ
ちに修理または交換し、できるだけ早く
標準タイヤにもどしてください。応急用 スペアタイヤは、標準タイヤに比べて空
気圧が高く、幅が細く、直径がやや小さ いため、次の事項を守ってください。
必ず空気圧のチェックを行ない、応急
修理の完了を確認してください。
次のような場所には、速度制限シール
を貼らないでください。
SRS エアバッグの収納部。万一のと
きに、エアバッグが正常にふくらま
なくなるおそれがあります。
警告灯やスピードメーターが見えな
くなる位置
16
空気圧や摩耗状態を定期的に点検して
ください。空気圧不足やタイヤの摩耗
は、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。応急用スペアタイヤの空気圧
は420 kPa(4.2 kgf/cm
2)です。
この車は前輪が駆動輪、または前輪が
駆動輪ベースの 4WD です。前輪がパ
ンクしたときは、応急用スペアタイヤ
を後輪に装着し、外した後輪の標準タ
イヤを前輪につけてください。
応急用スペアタイヤ( 別売り) の取扱い
定期的に点検する
前輪には使用しない
000-AZ 取扱説明書 .book 8 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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7. 万一のとき/パンク
7-9
›
½y
他車に注意をうながすため、非常点
滅灯を点滅させます。他車の通行の
じゃまにならず、安全に作業がで
き、地面が硬くて平らな場所に車を
移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
けます。
セレクトレバーを に入れエンジ
ンを止めます。
エンジンを止め、チェンジレバーを
R、または1速に入れます。
必要に応じて、停止表示板(別売
り)を置きます。
交換するタイヤ(2)と対角線の位
置にあるタイヤの前後に、輪止め
(1)(市販品)を置きます。
80J1245
ABS やタイヤ空気圧警報システム
(タイプ別装備)の場合、正確なタ
イヤ回転速度が検出できなくなっ
て、これらの機能が正常に作動しな
い場合があります。
4WD車では、その性能が十分に発揮
できないばかりでなく、駆動系部品
に悪影響をあたえるおそれがありま
す。
応急用スペアタイヤは、高速走行に
は適していません。やむをえず高速
道路を走行する場合は、最低速度
(法令では高速道路の最低速度は
50km/hです)に近い速度で走行し
てください。
応急用スペアタイヤは、標準タイヤ
に比べ直径がやや小さいため、車高
が少し低くなります。突起物などを
乗り越えるときは、車体を接触させ
ないように気をつけてください。
タイヤチェーンを装着した前輪がパン
クしたときは、応急用スペアタイヤを
後輪に使用し、外した後輪の標準タイ
ヤを前輪につけてからタイヤチェーン
を再装着してください。
応急用スペアタイヤは、この車専用で
す。他の車に使用したり、他の車の応
急用スペアタイヤをこの車に使用した
りしないでください。思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
装着したときの走行は
タイヤチェーンは装着できません
他の車のスペアタイヤを使わない
別売りの応急用スペアタイヤが準備で きない場合は、タイヤパンク応急修理
セット( 7-2 ページ参照)をご使用く
ださい。
タイヤ交換の準備
1
2
オートマチック車
P
マニュアル車
3
(1) (2)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分